名古屋ものづくりワールド【後編】

さてみなさまこんにちは

まぶちでございますよ。

先日言ってまいりました名古屋ものづくりワールドについて

中古パレット買取

ハイウィン社を後にし、向かったのは、

キーフェル株式会社さん

ここは中古のパレットを買取しているようです。

うちも前面に中古のパレットが大量に積み上がり、動線を塞いでしまっておりました。

これを撤去するために活用していくことも検討していきたいとおもいました。


ゴミとして焼却するよりも、新たに使ってもらえるところがあればそこで活用してもらえばこんなエコなことはないですよね。

樹脂パレットなどは高価で売れるのは分かっていたのですが、木製パレットについても引き取りが可能ということです。

数量が同じサイズ30枚からという制約がありましたがとても良いサービスですよね。

基盤修理

さて、お次は基盤修理

工作機械というのは非常に息の長い機械です。

特に剛性を高めてあるので、極端にブレがなかったりします。

そうすると振動も一切ないので非常に長持ちするのです。

しかし、この工作機械ですが、唯一弱点がありましてですね、

サイヤ人のしっぽみたいな。

それが基盤なんです。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: kibansyuuri.jpg

機体は頑丈なんですが、脳にあたる基盤がイカれると修理不可!!

となったりするのです。

しかし基盤を修理することができれば、再度生き返るということでこのようなサービスがあるんですね。

聞くと36万くらい修理でかかるらしいんですが

それでも1000万を超える工作機械であれば十分にペイできると思います。

こちらもとてもよいサービスで毎年売上をのばされているようです。

水冷服

お次は水冷服

空冷服はすでにある程度の市場認知を得ているとても良い商品なんですが、水冷服。

こちらはよりハードな環境下で力を発揮するようです。

たとえば鋼材を熱する製鉄業界など。



どうも車のレースなどで有名な大沼プランニングさんが製作しているようです。


ここがレーシングドライバーが使っている水冷による服を販売されていました。
たしかにレーシングドライバーはとても過酷な環境ですよね。

長時間炎天下で走り続けなければならない仕事です。

構想としては、ポンプをバッテリーで循環させ、水で冷やすという仕組みらしいです。

パソコンの冷却システムも空冷よりは水冷が性能が良いように、同じような思想なのかもしれません。

あの佐藤琢磨がレースで使用した。

ということでとても効果の高さが実証されています。

従来は空冷服なんですが、これ外気温が40℃の場合あんまり意味がないんですよね。

バッテリーが7時間、500mlのペットボトルを凍らせて3本バッグに入れるということでした。

真夏に試してみたいなぁ・・・と思いました。

協働ロボット

最後は協同ロボット

センスシングスジャパン株式会社さんにお邪魔しました。

協働ロボットとは、通常安全柵でガチガチにかためなければならない産業ロボットを人と一緒に動作させることができるロボットです。


だから協働なんですね。

このロボットは、アームにセンサーを付与してあり、人にあたったりすると信号を出して瞬間的に止まってくれます。

これによって通常のラインに組み込んだりすることが容易にできるというメリットがあります。

またティーチング技術も進んでおります。

ロボットに座標点を教えるティーチング

通常はエスアイアーsleaとよばれるロボットの専門技術者に依頼をたのむんですが、

非常に高度で、かつ引き合いが強いのでなかなか予定が組めなかったり高価になってしまいます。

ロボットのティーチング自体はUFOキャッチャーのように実際に動かしてポイントを教えて上げるのですが、これが問題があります。

まずは、プログラムがわかりづらい。

私のように文系脳のPC98レベルではなかなか理解しづらいのです。

直感的でない仕様といいますか、数学の教科書的な。

もっと

【私こう思うんだよね。だからこうしたほうがもっと嬉しい。ハッピハッピー❢❢】

とか書いてくれるとわかるんですが、

【0001 MOVJ VJ=12.30である。】

とか言われても

えっ宇宙語?

とかなってしまうんです。

(なるかバカッツ❢❢)


展示機の協働ロボットについては、それが極めて簡単。

機械に座標を教える方法は、実際にアームを掴んで座標に持っていきます。
ここで【ポイント】ボタンを押すだけ。
これで機械が座標を覚えます。

それをつないでいくだけで座標点を次々に覚えていきます。

というわけで誰でもわかる簡単なティーチングが可能となります。

座標点を直感的でないプログラムで組んでいくよりもわかりやすい指標となっています。


名古屋ものづくりワールド

実際は大手企業を中心に出店取りやめが多かったと思います。

しかしながらコロナ下でなお出店しようという意欲ある企業さんばかりでとても貴重な知見を得られた良い機会でした。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)