前にすすんでいこう。グループウェアを導入したよ。
さて皆様こんにちは
まぶちでございますよ。
今日は長ったらしい、
そう”ざるそば”のように非常に長ったらしい長文であります。
●グループウエア導入
大分前なのですが、
会社内に統合グループウェアを入れました。
グループウェアというのは、
WEB上で情報を集約化していつでもどこでも見られるようにする。
という仕組みです。
去年、クラウド大賞に参加したときに、
強烈な危機感を持ちました。
その時おもったのが、
周りの会社って進んでね?
ということを強烈に感じました。
セールスフォースだの、
キントーンだの、
のワードが飛び交っています。
ここは名古屋のスタバかよ❢❢
こちとら
どぶ板営業のまぶさんとして、
冷凍車、3台クラッシュしてるわけじゃないですか。
冷凍マグロかつぐ形での飛び込み営業してたわけじゃないですか。
まぶちデストロイヤーなわけじゃないですか。
陸橋に挟まったわけじゃないですか。
クラッシュ・バンディクーなわけじゃないですか。
新卒なのに秒速で左遷されてる
わけじゃないですか。。
(アホかっ❢❢)
クラウド大賞地方大会は参加しただけで終わりましたが、
強烈な危機意識を得たという意味での
参加したことに意義があると思います。
なんか、
どう、うちのファミコン❢❢
とドヤ顔でもって参加したら周りは
PS5やってたみたいな。
●ベンチマーク企業
トマト工業にはかつてベンチマークした企業があります。
エーワン精密さんです。
ここのYOUTUBE動画を擦り切れるくらい見ましたよね。
多分当時の視聴者数の殆どが
私なんじゃないかな。というくらい。
2010年、カンブリア宮殿にでたこの会社は当時
経常利益率40%という値を叩き出してました。
ここがエアーシューターのようなもので納品書を飛ばす仕組みで、
工場事務所間の情報伝達を行っており、超短納期対応で他社と差別化している。
そういう会社でした。
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高収益の秘密(1) 価格を死守する「短納期」
エーワン精密は、ある強みによって適正価格を死守し、利益を上げている。それは、圧倒的な「短納期」だ。
他社が注文から発送まで1週間かかるのに対し、エーワンでは当日受けた仕事の7割はその日のうちに発送する。
製造業において、客のニーズは「良い品を、安く、早く」が基本。「良い品」なのは当たり前、「安く」では利益を取れない。
そこで梅原は「早く」で他社との差別化を図った。工場の中には、「短納期」を実現する様々な工夫が凝らされている。
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この経常利益率40%というのがどれくらい異常な数値かといいますと、
例えば岐阜県の企業は99.7%が中小企業ですが、
経常利益率その平均は1%前後と言われております。
※中央値は赤字です。
4%をこえてくると優良企業だというように認識しています。
それが40%
驚異的です。
ちなみに、経常利益は経営用語で
【ケイツネ】です。
こちらは
【ナベツネ】です。
(どうでもいいわ❢❢)
圧倒的スピードによってお客さんに喜んでいただき、
利益率が高ければ従業員に還元でき、
かつ会社も成長できる。
これは
笑顔をつくる工場にしよう。
従業員と会社の成長をつうじて地域と社会に貢献する。
に通じるものがあると思っています。
トマト工業の経営理念そのままなんです。
当時圧倒的に利益の量と還元できる量を比較したときに、
利益の量が足らなかったんです。
まぁ我々のような地方のベンチャー、スタートアップの企業はみんなそうだと思います。
ではどうしたらよい会社を作れるのか?
良い会社をつくるためにどうしたら利益がでるのか?
以来、エーワンさんとの比較に始まり、
そんなことばかり考えていたと思います。
本気で、会社内にダクトを引き回したらどうなるか
の試算をしたことがあります。
結果的に全く金額が合うものではなかったのですが、
また見た目にも謎のダクトだらけの会社って・・・・
最悪だと思います。
しかしエーワンさんの事例によって
つまりは情報を全体に共有すること。
がとんでもない威力を発揮する。
ということをすでに2010年の時代に教えてもらっていたのです。
●すべった工場改革
その間も工場間にWIFI電波をやたらと引き回して、工場全体をカバーするようにしました。
その上で、ノートパソコンを設置、全体で共有しよう!とやりましたが、
立ち上がりが遅いんです。
生まれたての子鹿くらいおそい。
Windowsの立ち上がり画面
(ホウヮワワワーン♪)
みるくらいだったら
走った方が速い。
ということで滑りました。
滑り倒しました。
時はたち、現代においてはタブレットと呼ばれる
最強のハードウェアが存在しています。
これ、工場と実は親和性がめちゃくちゃ高いんです。
どのくらい高いかというと、
名古屋高速の料金くらい高いんです。
(どんなたとえだバカッツ❢❢)
ノートパソコンがなぜダメになったのか。
もう一つの理由が、ハードディスクドライブの故障です。
我々の工場は切削をしているんですが、粉が飛んでるんですよね。
パソコンといのは、CPUを冷やすために絶えず呼吸をしています。
その粉が呼吸をしているノートPCにたまり、HDDをクラッシュさせるんです。
すでに何台壊したかわからない・・・
昔は工場内でたまに集塵袋がはぜてましたんで。
したらモワモワモワ・・・・
と粉がオリてくるんです。
”噴火だーーーーーっっつ”
なんつって。
でみんなゆきんこみたいに成るんですよ。
でこのタブレット。
これはですね、空気口がないんです。
最強なんです。
どのくらい最強かといいますと
もうね、
太陽を克服した鬼舞辻無惨先生くらい最強
なんですよ。
中古で買ったショボイノートパソコンのがれきの山を
乗り越えてついに到達しました❢
投資金額は想像したくないので忘れさせていただきます。
そう、覚えるのは苦手なんですが、
忘れるのは大得意なので。
もうね、タブレット、これ口があるといえば、
充電口くらい。
ここは常時つないでおけばいいので、(もしくはフタをする。)
こうなるとね、我々切削現場でも粉が入らない。
粉が一切入らない。
結果的に大幅に寿命が伸びるんですよね。
我々は高らかに宣言いたします。
ついに克服した。
我々は
粉を克服したぞ。と。
このタブレットというのは、これから製造業に多く入り込んでくるのではないかと思っています。
(もうすでに入ってるという的確なツッコミはJAROの方にお願いします。)
●タブレットの登場、インターネットの普及は工場を変えていく。
タブレットの登場は我々粉体工場、もう小麦粉工場にしときましょうか。
においてはまさに大きな武器と言えると思います。
またインターネットの普及により
だれでもどこでも情報を共有できるようになりました。
個人の情報共有がEメールからLINEになったように
我々はもうすぐそこまで工場改革いや、
工場革命の入り口に来ている。
そう思うのです。
●グループウェアの考え方
中小企業こそグループウェアを導入していかなければならない。
これは先のエーワンさんの事例でわかるんですが、なぜ必要か。
ということを【なんとなく】ではなく、
ちゃんと【意識づけて理解】する必要があります。
エーワンさんは、大手企業に対抗するために品質、スピード、価格、
いわゆる
QCD(クオリティ、コスト、デリバリー)の面から大手との差別化をはかる。
としています。
その上で、スピード≒デリバリー強化戦略をとることに成功した。
とあります。
我々のような中小企業が、大手との差別化をはかるには
コストではなく、スピードによって行えば勝機はある。
ということを教えてくれていたのです。
たしかに、イタリアレストランを例にとれば、
サイゼリヤにコスト勝負したら負けるのは目にみえてます。
ミラノ風ドリアなんか、299円ではできないです。絶対。
(なんの話だ❢❢)
従業員が疲弊して終わりですよね。
経営者ならわかるんですが、
コストを切り詰めてしまうと、
必ず従業員にしわ寄せが出てしまうのです。
具体的には低賃金、それにサービス残業です。
ブラック中のブラック、
シゲルマツザキ系企業にいたので本当によくわかります。
また大手企業が利益度外視で低コスト競争をしかけてこれば、
我々に勝ち目などあろうはずがありません。
つまりスピードこそが強みである。と言えると思います。
中小企業がその強みを活かすために、グループウェアが
もっとも必要であるという理解なのです。
●ITは中小企業の強みとなりえるか。
最後に、我々田舎の中小企業
いわゆる、ローカルベンチャー企業、
いわゆるひとつの、
ロカベン、
いや、
ドカベンが
(なんだそれバカッ❢❢)
ITにおいてなだたる大企業群とたたかうことができるのか。
という解答ですが、
非常に強みとなりうる。
というのが正解です。
ここ最近の私のミッションはこうです。
お客さんとの会話は
会社内の情報伝達の仕組みをひたすら聞き続けるという、
お客さんにとってみたら意味のわからない謎な会話が続いていましたが、
そういうことです。
1.システムの陳腐化をおこしている部分が大きい。
IT技術は日進月歩であり、スピードこそ最強の武器であると言えます。
2年前の仕組みは陳腐化している。ということです。
しかし大手企業になるほど、資金力にまかせて自前のシステムを導入しているケースが多いです。
インターフェースなどをみると結構昔のWindowsっぽいな。と思ったりするんですが、これがまさにそうです。
時代の変革にはいかに大手といえども単騎では追いつきづらいのです。
我々はダメなものはサクッと捨てて、次に向かえばいいというフットワークの軽さがあるんですよね。
そのくらいのフットワークの軽さがある。
これが、これこそがクラウドの良さと言いかえることができます。
2.内部制度疲労をおこしている部分が大きい。
内部の人材が優秀であること≒組織が優秀であることは全く異なってます。
例えば、中国の優秀人材を集めた中国●産党も、
組織としてはもはや壊滅的な組織、末期症状です。
金●恩や毛●東の髪型くらい末期症状なのです。
つまり制度が上にあり、そこに人材が従うんですよね。
先回クラウドの時に終了後、
東京の一流企業の社員さんが審査員になっているので、
先生方にどうでしたか。ということを聞いて回ったんですが、
ファミコンレベルでもってどうですか?
いうのも相当アレだったですが、
とにかくなにかを吸収しなければならない。
なにか一つでも我々の会社に持ち帰らなければならない。
そう思ったんです。
そこで、なにかを得ようと思ったんですが、全く逆の解答が返ってきました。
そこで先生方はおっしゃられました。
我々(大企業)の仕組みはとにかく内部的制約が多すぎて
使い物にならない。
(おそらくワークフローの仕組みや、ロック、パスワード、承認、認証の類かと推察)
中小企業はその辺すっとばしているので、そこに力をいれたらいい。
と言われて目からウロコでした。
いや、もう目から心臓がでちゃうんじゃないかってほど。
本来素早く行動するためのITツールで
なぜかロックがガチガチみたいな。そういう状態になってしまっているんですね。
鍵をあけつづけて、ようやくシステムに辿り着く的な感じなんでしょうかね。
もう家なら鍵開けてなか入ろうとしたら、なぜかまた鍵があるみたいな。
前の鍵の意味は何だったんだと。
鍵×鍵、で間違えると
再度鍵をあけるためにゴチャゴチャガチャガチャが必要という。
セキュリティーの
セキュリティーの
セキュリティーのミルフィーユや
みたいな。
まさにこれこそが我々田舎の中小企業が見つけるべき勝機ではないかと。
完全無欠に見えた大手企業にもデメリットがあるんではないか?
そう思ったんですよね。
我々は無駄なものは全部すっとばせる、いい意味でのおおらかさがある。
これはITとは非常に親和性が高いんだ。
ということを意識することができました。
ほんと、だらだらと意味のないことを書き上げる才能には自分でもびっくりしております。