下呂金山町へサイクリングで行こう!第4回
さて、第4回でありますが、
菅田、長洞峠方面です。
若干の勾配がついてきております。
ここが金山の町へ向かう最期の砦であります。
景気付けにBGMを。
北条峠、袋坂峠ときて、この峠、果たしてどんな峠なのか?
写真ではわかりにくいですが、
”えげつなー!!”
という程の激坂っぷり。
斜度にしてMAX15%程度でしょうか。
距離は不明ですが、
一番斜度がキツイです。
ついに子供がダウンし、
休憩をはさみながら、だましだまし行きます。
”帰りは迎えに来てもらわないといけない。”
ついに弱音が出ました。
それもそのはず、
延々と上り坂がつづき、最期にこの坂。
”わからんでもない。”
こんなとこに連れてきたパパが悪いんや。
ということで、引き返そうと思いましたが、
どんな坂でも頂上はあるはず。
その頂上を信じて、一歩一歩歩いていきます。
真夏の気温は34度を超え、
”回そう回そう!!”
”もうちょっともうちょっと”
”止まったらもったいない!もったいないよ!”
ペダルは回らないのに、口はよく回ります。
そうこうするうちに、とうとう頂上へ。
ここからは登ってきた分だけ、長い下りが待っています。
全身に夏の風を浴びます。
汗は一瞬で蒸発し、向かい風は業務用扇風機のようです。
一気に集落まで降りてきました。
集落はどんどんと大きくなり・・・
やがて、旧街道のような風情を見せてきました。
道は下り坂で、やがて大きな街にでる予感がします。
ついに見覚えのある国道にでました。
すぐそこが金山町の中心部です。
ついに
ついに
3つの峠を超えて金山の町に到着しました。
暑すぎて人っ子ひとりいませんね。
ドライブイン飛山を超えます。
大型ドラッグストア・ゲンキーに着きました。
ギンギンに冷えた店内。
ここで着替えを購入。
ここで温泉までの道を聞くと、
もうすぐそこ。
看板にも1kmという文字が。
温泉に向けてペダルを回します。
嫌々していたのが嘘のようにペダルが回ります。
ついに金山道の駅に到着。
今日は”祭り”の日ということで、
すぐ近くのデイセンターが祭りをしているよう。
温泉から出てきた人が、
”とてもいいよ!ぜひ行ってみなよ!”
ということで進めてくれたので、そちらに向かいます。
こんな”かき氷”が無料。
続々と人がやってきます。
僕達、どこからきたの?
ということで、
”関から来た。”
というと、スタッフの人も
”私も関なんやてー”
何小なの???
など
ということで会話が弾みます。
”車できたの?”
と聞かれたので、
”自転車で来た。”
というと、
”えっええーー”
ということで、今日一番の反応。
ケラケラ笑いながら、デイセンターの中に入ります。
みたらし団子
美味しいカレー
他にもフランクや、焼きそばがありましたが、
もう十分お腹いっぱい。
綺麗な室内で人々の優しさにあふれているグループホームです。
グループホームうらら金山さん。
中国、二胡の演奏会があるから聞いてきやー
と言われましたが、
なにぶん時間が押しているので、
ありがとう!楽しかったです!
といって
ここで別れます。
みんな手を降って
”がんばれーっ!!”
と声をかけてくれます。
とても暖かい気持ちになって、
金山の温泉に向かいます。
子供は、長洞峠で、
さっきまで迎えに来てもらうだの申しておりましたが、
いつのまにやら、
自走で帰りも帰る気マンマンです。
温泉でクジをひくと、
ちょっとした割引券が当たりました。
広い内湯で、しばしまったり。
サウナでは10秒と持たず、
体を水で浴びたりして”キャッキャ”しています。
温泉の体脂肪率計で図ると、
体脂肪率12.9%
結構食べてるんですけどね・・・
ついに痩せ型に。
食事処も充実。
お土産やさんや
情報センターも。
走行時間3時間、合計4時間にわたる
長旅の汗を綺麗さっぱり流して、新しい下着に着替えると、
ここを後にします。
この川、大変きれいです。
ただ、泳いでいる人がいません。
水深が深すぎるのと、
水温が冷たいからでしょうか。
今回のお目当ての一つ、下原の集落に向かいます。
木陰は若干涼しいです。
郡上八幡も水の町などと言われていますが、
この金山も水の町と言えると思います。
そこら中に用水が張り巡らされ、
ダムの水源を上手く生活に取り込んでいるようです。
川を上流へ。
岩肌に沿って進むと、
右手にはマツオカの跡地などが。
あちらが金山の市街です。
第5回に続く