下呂金山町へサイクリングで行こう!第3回
さて、第3回ですが、
杉洞口の町を通りぬけ、
次の町へと向かう所です。
さて、ここが第二の難所
大峠、
”袋坂峠”
です。
トンネルに向かうまで、延々直線の峠が続きます。
斜度はおそらく10%近い斜度であり、
袋坂トンネルに至ってもゆるやかな傾斜が続居ています。
それでもトンネルに入ると、涼しげな風が体を冷やし、
この峠を超えたら、なんと
”下呂市”
の看板が。
遂に関市街から下呂、飛騨に到達したのです。
二人ではしゃいでいます。
このようなアスレチックな場所もあります。
よく見ると柱にいくつか
セミの抜け殻があります。
ボトルホルダーのドリンクもカラカラになっています。
いかに袋坂と、北条峠がきつかったかを物語っているようです。
ここを後にし、
分水嶺を超えたので、
ここからはくだりが続くはず。
心地よい風が体を通り抜けます。
相当汗をかいているはずですが、
体はさらさらです。
なぜなら
MONT-BELLの
サイクリングウェアを着ているからです。
さらにHANESの吸水速乾下着を着ているので、ほとんど汗が残らず、快適なサイクリングができています。
前山の集落を通り抜けます。
若干の下り勾配のため快適そのものです。
菅田の町に向けて軽快に飛ばしています。
青々とした田畑が広がり、
稲穂は、一斉に風に揺らいでいます。
相変わらず照りつける日差しこそ強いものの、
前から業務用扇風機を当てられているような感じで、思ったよりもずっと快適です。
前山の集落は町というには、少しさみしげですが、
それでも金山にはいったという事実がペダルをいくぶんか、軽くしています。
前山の集落を超えると、小さい子峠があり、この峠を超えるよう、張り切ってペダルを回しています。
再び小峠、
どんだけ坂があるのや。
という話ですが、
大峠を経験しているので、小峠が楽に見えます。
この金山化成さんの工場が菅田の町の入り口でしょう。
視界が開け、町が見えてきました。
菅田(すがた)の小学校があります。
菅田の町は、おそらく金山南部で最大の集落です。
きっとドリンクやアイスの補給もできるはず。
新しい町に期待をしつつ、軽快にペダルを回しています。
集落は直線となって、続いています。
いくつか店の跡らしきものはあるものの、やっている店は大変少ないです。
過疎化が進んでいるのでしょう。
往時を思わせる店舗
宿場的な感じがある建物群
まるで奈良井宿や妻籠のような町です。
町のちょうど中心に位置する、須波神社で一服することに。
ここは傍から見ても大変な大木があります。
胴回り2mはあろうかという大木。
神の社にふさわしい大木群です。
さて、一服が終わると菅田の町をさらに金山の方面に向けて走ります。
最後の大峠、長洞峠方面に向けて走ります。
金山に向かうには、飛騨街道をそのまま進む通常県道方面があり、
さらに、この菅田の町から長洞峠を超える短縮ルートがあります。
今回は、距離ではなく、
ルートの短縮を狙って長洞峠を超えるルートにしました。
後にこれが大失敗だったと気づくのは後になってからになります・・・
第4回に続く。