下呂金山町へサイクリングで行こう!第2回
こんにちは。黄門様です。
今回はコレに会いに行きます。
さて、前回は、道の駅にいくため、橋をわたったところからスタート。
ロードバイクの人が前を駆け抜けていきます。
かなりのスピードが出てます。
こちらは17‐8kmでしょうか。
さて、道の駅に着きました。
骨董品市です。
骨董品やらなにやらをフリーマーケットで販売しているようです。
昆布フェアも開催中。
ここで一宮から来たというチームの人と会いました。
下呂温泉まで、自転車で自走するよう。距離にして約110kmといったところでしょうか。
一体何時から走っているのでしょう。
”がんばれよーっ!!”
と声をかけてもらえるので
お別れをして、次のエリアに進みます。
中之保小宮の集落に。
ここから武儀中学校方面に。
武儀中学校を直進し、中之保川を今度は遡上していきます。
このあたりはゆるやかな上り勾配。
民家がすくなくなり、前方に山々が見えてきました。
それもそのはず、七宗町を超えると、そこは
”飛騨の国”
なのですから。
勾配がきつくなってくるものの、依然として快調に飛ばしています。
勾配があるので、シッティングとダンシングをおりまぜながら、登っていきます。
同じ姿勢ですと、ケツが痛くなってきますのでね。
今回、シマノのSPDクリッカーを装備しているので、
引き足が使えます。
坂を登る際に、両方でチカラが入れれるので、グッと楽になります。
SPDクリッカーはとてもはずれ易いので、
装着したままコケル心配もなさそうです。
ペダルは片面SPD用、片面フラット(普通のペダル)となっており、
SPD用を上に向けて、足の親指の付け根のところをペダルに合わせてチカラを入れると、
”ぱちっ”
と音がして、軽く装着できます。
靴の方は、見た目は派手なランニングシューズですが、
ソールの中に金具が埋め込めるようになっており、
位置も微調整出来ます。
自分の方はSPDですので、引き足を使いながら筋肉の疲労をかなり分散出来そうです。
子供の方は当然フラットペダルのため、
やや大変かと思います。
おみやの清水に着きました。
道の駅以来の休憩。
ここで一服。
ここは関サイクルツーリング2015津保川のエイドステーションでもありました。
ここから湧き出る清水があるよう。
ものすごくひんやりしています。
前日までの雨つづきで、やや湿気り気味で、蚊に食われそうです。
なかなかに樹齢のある大木があります。
全身にお宮の清水の水をかけて進みます。
それでも、ものの20分で乾ききってしまうほどの夏の日差しです。
相当な比高を稼いでいます。
かなりキツイですが、それでもお互いロードバイクのため、ギアを落として
回転で登っていきます。
さて、ここからの峠がキツイです。
最初の大峠、神渕中之保の
”北条峠”
でございます。
前方に登坂車線が見えるほどの比高 。
勾配のきつい坂が続いていきます。
一気に・・・
とは行かず、地道に峠と格闘します。
やっと頂上と思ったら、更に坂というなんとも形容のしがたい、坂の連続です。
”ガンバレ!”
”足を止めたらイカン!”
”回そう、回そう!”
”回転回転!!”
松岡修造ばりの応援が続きます。
ペダルよりも口の方が回っております。
それでもなんとかかんとか、七宗との境に到達。
このカンバンがあれば、そこは確実に峠の頂上ということがわかります。
峠の頂上からは
一気に坂を駆け下りていきます。
快調に坂を降りると、そこには七宗町上麻生方面への分岐があります。
金山のカンバンの通り、左方向へ。
地図でいくと、神渕の下八日市という町でしょうか。
集落に入っていきます。
この辺りは、自転車ならではです。
昔街道だった可能性が高いですね。
あの北条峠を超えるための宿場町といったところでしょうか。
枡形跡です。
ますがた
”枡形”
は敵の進路を直線にしないために意図的にクランク状にする形状で、
こうした川も意図的に土木工事で造成されているのかもしれませんね。
ここでお店を発見。
台風で看板が飛ばされてしまっていらい、そのままにしてあるということです。
アイスクリームを買って、二人で縁側で食べています。
ついでに少なくなったドリンクの補充も。
こうしたお店が
とてもありがたいです。
おばちゃんといろいろ会話をします。
”関から来た。”
というと、びっくりしています。
さらに
”金山まで行く”
というと、大変心配してもらい、
心が暖かくなります。
この宿場町の最後のお店を後にし、
さらにゆるやかな坂を登っていきます。
道は川に沿って上流に集落を作っています。
さて、ここを超えて、小峠を超えると、七宗食品、こぶしの里につきます。
お店が綺麗で、飲食もあり、とても良いお店です。
惣菜が充実。
地の野菜も。
とりあえず滋養強壮のため、卵を購入。
シナモンミルクドーナツを。
ここもまた小峠を超えると、次の町へ向かいます。
川の向かいに、町が見えてきました。
上中切、万場の集落です。
こちらはかなり大型の集落です。
後方には神渕の集落があります。
こちらも川沿いに集落が広がります。
いままでと違い、やや開けた場所です。
神渕もまた武儀の各集落(上之保、富之保、中之保、下之保)と同じく、
小さな川沿いの平地を利用して集落が形成されています。
つまり川=町ということが言えると思います。
荘厳な神社があります。
昔は旅人たちでにぎわったのでしょうか。
川を利用した枡形形状。
ここからが万場という町でしょうか。
集落を抜けると、小高い丘に出てきました。
今度は杉洞口の集落に向かいます。
いつも通る県道から一歩はいると、このような町が点在しているのです。
先ほどの規模ではないものの、小型の町が杉洞口です。
1時間に1本どころか
”3時間に一本”のバス停。
ダイヤを
暗記できそう・・・
時間も11時に近づいており、
照りつける日差しが容赦なく二人の体力を奪います。
上八日市のおばあちゃんの家で買った、大事な大事なドリンクも、
はやそこを尽きかけています。
それでも
日陰に入り、
空を見上げると、
真っ青な空に、
鮮やかな白がキラキラと輝いています。
梅雨空に比べれば、自転車に乗れる喜びが再び湧き上がってくるようです。
第3回に続く