ド田舎ロケット5

5.開発の始動

商品開発において中小企業がたりないもの。
それは
資金、設備、人材ですが、この
3つの資源を集めてようやく商品開発が始動しました。

◎始動の最初

まずは社長の頭にあるもの。
それをインターン生に移行していく段階です。
・移行期に注意したこと

ただ、ここに時間を取られればしょうもない作業で時間を浪費してしまう。
そのため説明というのは極力省きました。


◎気をつけたこと

気をつけたことは以下の4点
インターン事業の注意点をあらかじめゴールドマン・サックス社の中小企業経営革新プログラムの指導において学んでてきていました。
そのためほぼ大ブレしてはいないと思います。

1.インターン生には定形業務を極力やらせないこと
定形業務や、マナー、その他社会人として必要な細かな要素から教育していけば時間がかかりすぎてしまう。
極力プロジェクトの方に注力できるようにし、6ヶ月の時間を大切にすること。

2.直轄業務にすること
代表直轄業務にすることで、社内の同意を受けること

3.相談者を選定すること
社内で浮きやすインターン生が受け入れられるように気軽に相談できる先輩を作ること。

4.フィードバック
インターン生は不安になりやすいので、日々意思疎通をはかること。
が挙げられました。
日中は時間が取れないことが多いので、
具体的には日報の提出とともに、そこに必ずフィードバックを入れて返信するようにしました。
これを踏まえていよいよ事業開始です。

◎会社説明

はじめに30分ほど会社の説明をしました。
完全に理解などできないので、こまかい説明はあと。

次にどのくらいのスケジュール感で製品化していくのか。
というカレンダーを見せて、頭に具体的にイメージ化していきます。

この作業がないと、ダラダラと時間だけが過ぎていくような気がしたからです。

カレンダーにはほぼ日時単位でやることが決められております。
もちろん細かい修正は聞きますが、大枠については短期的な確定目標になります。

※該当のカレンダーは第二期の収納事業のものです。
年間カレンダー 
期間は半年、6ヶ月。
来れる日は授業がない3日程度です。
6ヶ月といっても半分しかこれないのであれば実質フルタイムで3ヶ月間。
こう考えると非常に短い時間と言う事がわかります。

商品開発チームには時間がありません。


◎会社のサポート

会社としてもインターン生にサポートをしていく必要があります。

会社は関市内にワンルームの社宅を借りて、ここにポケットWi-FiとノートPCを用意しました。

社宅や移動手段が必要なのは我々は名古屋ではないからです。

いや、名古屋に憧れはありますけど。

いや、長崎で出身地どこ聞かれて名古屋いったことも、それはあります。
(一体なんの話だ❢❢❢)

一方で大学生はほとんどが愛知県内。

そのため大学からの通勤をどうするか。ここが当初の最大のテーマとなります。

飛騨の方の会社は休学して住み込みをするなどという手段をとっているところもありました。
◎社宅と原付き
社宅出入りは自由とし、会社まで通勤できるよう原付きも貸与しました。

費用的な面で言えば、こうした社宅や生活費、コーディネート代、活動支援金も含めると一般的な社員とそれほど変わりません。むしろ多くなるかもしれません。
しかし期間限定プロジェクトであること。
学生の能力、やる気を考えるとメリットはあると判断しました。

学生にとっても必死でしょうが、
会社にとっても必死です。

費用もそうですが、ここまで労力をかけて実るものがなければ次期インターン活動は今後二度とできなくなるでしょう。

会社にとってそして我々にとって命運をかけたと言っても過言ではないプロジェクトがスタートしました。


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