【絶景】板取ー郡上大和間を走ってみた その2

さて前回のつづき

モネの池をでてからさらに北上していくと
500m先に小瀬見橋があります。
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モネの池よりきれいなんじゃね?

という声もきくこの絶景スポット
風で水面にさざなみが経っています。

ふうぁわあああ・・・・・

橋の上で一人声にならない声を発しながら
(不審者っ❢❢❢)
ここから徐々に勾配がきつくなってきます。
しかし車はここからぐっと減っていきます。
大昔、駅伝で出た売店やドライブイン跡地がまだ残っています。
20年以上前からあります。
あのときは頑張って走ったつもりが後ろからどんどん抜かされたっけ。
ものすごい寒さだったことを思い出します。
車が少ない上に、道が広い。

川は綺麗で最高のコースです。
モネの池から
喫茶MIWAさんに寄ろうとおもったら
電気がついてませんでした。
10:00
モネの池から約10km走って板取温泉に到着❢❢❢
49_1.jpg
※関市観光協会さんより
スイス風の大きな赤屋根が特徴なこの建屋は、売店、食堂、温泉というようになぜか3棟に分かれています。
売店の奥に大きなレストランが併設されているのですが、ここは閉店担ってました(T_T)
売店はやってましたのでここでソフトクリームを食べてると、
ここをホームコースとする、
セキサイのやまさんがみえました。
このさき、大和まで行こうと思ってた(正直この時点で帰ろうかと迷い中)
という話をすると
1.2つ山になってるので注意
2.勾配はそれほどでもない
3.補給が全くないので必ず補給すること
という情報をいただきました。
補給はソフトクリーム食べたし良いか。
ということでドリンク、お茶を購入
ペットボトルは山水をくめるように背中にしまいました。
◎一期一会
ここで、なんどか道中スライドした夫婦の方に話しかけられました。
可児からみえたよう。
洞戸に車とめてこちらにこられたとのこと。
”こっから大和ってどんな感じですかね?”
聞かれたので

”正直行ったことはないのですが・・・

それほどでもないらしいですよ・・”
と答えてしまいました。
肝心な
”2つ山であること”
であること
”補給をしっかり”
というせっかくもらった一番貴重な情報をワタシていませんでした・・・・
温泉地、サイクルコンピュータの数値は標高400mを指しています。
頂上は600くらいかな・・・・
その時はそう思っていました。

◎初めての道を進む

ここから島口、門原と集落を進んでいきます。
生まれてはじめていくルート。
そう、
これこそが冒険なんですね・・・・
集落は勾配5%前後
ここから直線をすすむとつづら折れが出てきました。
ここからがきつい、常時10%オーバーの激坂が続きます。

40分、20分と200WプチTTを続けてきており結構ガタがきております・・・

つづら折れをなんどか進むとあっという間に水分が切れてしまいました。
汗がでる。
わたしなぜ汗かきなのかということを常々考えておりました。
この現象について頭を巡らせると、運動強度が高い場合、血中の糖分を消費します。
その糖分と結着している水分が大量にあります。(なんとペットボトル一本分くらい)
糖を分解するとその決着水が行き場をなくすはずなので、もしかしたらそれが汗となるのではないか?そう類推できます。
なので、例えば初心者ライド等で多量に汗をかいている人がいた場合は、ちゃんと水、塩分等ミネラル、そして糖分の再補給を促す必要があるかもしれませんね。
さて、峠の途中で
やばいふらついてきたぞ・・・
喉の乾きをおさえつつ、登っていきます。
標高計はどんどん数値を上げていきます。
それもそのはず、ここの場所は福井県と岐阜県の県境です。
直線距離わずか5kmで福井県にいくほどの県境、

この県境、、、、、

もしかして・・・・標高600というのは間違いだったんじゃ・・・・

一体どこが頂上なんだろう・・・・・・・・

不安が頭をもたげてきます・・・
ほとんど車ともすれ違いません。
ふと、後ろポケットを触ると柔らかい感触が・・・・❢❢❢
”まんじゅうがあった❢❢❢”

”まんじゅうあったぞーーーーーっつ❢❢❢”


まんじゅう一つでここまで喜べる。それが峠なんです。
(普通にちがうだろ❢❢❢)
Mayuko Toyota cropped 1 Mayuko Toyota 201510.jpg

地獄にほとけ、峠にまんじゅう、頭にリアップとは古来からよく言われてきましたが
その意味が本当に身にしみました。
(そんなことわざあるか❢❢❢)
まんじゅうをほうばると、
”おいしいなぁ・・・・”
うますぎて泣けてくる。
そんな感じ。
五感がとぎすまされてきてるんですかね・・・・・
太陽はキラキラと輝き、初秋の葉々は鮮やかに光を反射しています。
自転車を始めた頃の驚きに満ちたあの感覚が見事によみがえってきます・・・・
なんか嬉しいな・・・
つづら折れを上がっていくと、眼下にいま来た道が見えます。
そして周りの高い山々が自分の目線にあってきます。
”やっぱり自転車は楽しいなぁ・・・
山登りは楽しいなぁ・・・”

脚が痛くたって、満足に体をうごかせなくったって
いろんな自転車の楽しみ方があるはず。

背中をおしてくれたやまさんに感謝。

そしてついに郡上、板取の境に❢❢❢

サイクルコンピュータの標高は900mを指し示しています。
標高差500mもあがってきた計算になります❢❢❢
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外反母趾(種子骨)に若干の痛みがあるものの、思ってたよりは感触はいい感じ。

標高900mはとても寒い・・・・ブルブル・・・・

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やまさんに教えてもらった

鉄塔の高圧電線がバリバリいうというスポット。
バリバリバリバリ音をタテています。

すこし進むと

板取大和がほこる
モネールの池があります。
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ゼロ戦のような緑色のコケの中に沢山のおたまじゃくしがいますね。

もし頂上でハンガーノックになったときはここで補給をしましょう。
(何たべさすんだバカッ❢❢❢)
それにしてもあの可児から来た夫婦大丈夫かなぁ・・・・
心配になってきます。
標高差500mといえば超級山岳です。
さらにここから2つ山を登り返すと獲得標高700m❢❢❢
それでも高原道路は
乾いた涼しい風がビュウビュウ吹いています。

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はるか向こうに見慣れた山、

あの斜めになった美しい山容はみたことがあるぞ❢❢❢
笠置山が見えます。
その右隣にとんがった山が・・・・
高さは同じくらいに見えるがなんのやまだろう・・・・

その向こうにはぼんやり大きな大きなと山の形が。
恵那山かな❢❢❢
標高400には400の見え方が、
1000mになるとそれはまた違った景色があるのです。
だからみんな山に登るのだろうか・・・・
標高1000m近い高原に道がついています。
まさに天空回廊❢❢❢

天空回廊をすすむと、道路のど真ん中に

茶色の斑点のある鳥が・・・・・
あれはキジ?
いやでも赤い顔してないからキジではないかも・・・・・
写真は取り忘れましたが、標高1000mにいるんでしょうか!?
道路のど真ん中と、近くの道路脇に2匹発見しました❢❢❢
一匹はバサバサバサッ❢❢❢
と逃げていったので、
びっくり❢❢❢

なんの鳥だったんだろう。茶色の斑点がありました。

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谷にかかる橋

大昔はここをとおっていたんだろうか・・・・
一旦下ってまた登り返し・・・・
ますます夫婦が心配に・・・
それにしてもとんでもない峠でした。
下っていく最中には、西の方角がよく見えます。
途中、名古屋のツインタワーぽいものが見えました❢❢❢
(ホントかな・・・)
DSC_0364.jpgDSC_0368.jpg

180度見渡せる絶景スポット

うぁわあああああ・・・・・❢❢❢

すすきが揺れています。
スキー場を掘削した大きな山が見えます。
大日ヶ岳はもっと左だから、鷲ヶ岳かな・・・・

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苦労した天空回廊でしたが、その分とても楽しかったです。
時乗り始めた頃のような冒険のドキドキを味わうことができました。

郡上大和にはさくっと降りてこれました。
途中サイクルコンピュータの標高が16%等をさしていました。
大和からの方がかなり急なようです。
こちらからは登る勇気がないなぁ・・・・
郡上に入ると猛烈な追い風が吹いていました。
ここからはゆるい下り勾配のため風にのって進んでいきます。
◎自然園前工事

自然園前の気球スポットが工事のため通行止めでした。
12月10日までとあります。(八幡←→白鳥間は注意が必要です。)
156号にでて郡上八幡インターまで進みます。
ここから橋をわたって側道に合流
郡上から大和に行くとき注意が必要ですね。
さて、長良川と一緒に街道を下っていきます。
美並の群南中前にパン屋さんができたことを確認してましたが、
いずれもお休みでした。
今日はライトがピカピカしてたので急いで立ち寄ります。
石窯パン・・・・・❢❢❢
DSC_0374.jpgDSC_0371.jpg
※撮影の許可をとっております。
くるみパン、メロンパンなど種類は豊富です。
チーズパンとくるみアンパンを購入しました。
これが最後の補給かな・・・
今年の5月からやっているよう。
水曜と第3日曜がおやすみとのこと。
閉めるお店もあればこうして新しくできるお店があるということです。
とてもハッピーな気分になりました。
郡上に入ればもういつものコースなので惰性で走っていきます。

◎たのしそうな長良川

サイクリストもたくさん走っています。
それに楽しそうな釣り人、ラフティングの人々、
長良川によってたくさんの人たちが嬉しそうにはしゃいでいます。
美並温泉手前のカフェみなみあんさんに寄ろうと思いましたが、
背中のパンが残ってたので今回はスルー!
美濃では曽代用水を横目に美濃道の駅から美濃橋、
緑風荘前をとおり、美濃の町中に。
うだつの町並みを見ながらハッピーな気持ちで帰ってきました。DSC_0384.jpg
今回のライドそれを実感できましたね・・・
やっぱり自転車ってほんとに楽しいな・・・・
距離:130km
獲得標高:1300m


【絶景】板取ー郡上大和間を走ってみた その2”へ2件のコメント

  1. とし より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    先々週にそこの道通った時に正しく同じ鳥に遭遇しましたよ!
    多分キジじゃないですかね?

    それにしても板取温泉で会った夫婦にその峠薦めるとは!?
    途中リタイアじゃないですか!?(汗)

  2. マボ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    キジですかね❢❢❢

    もしかして【雷鳥】かもと思ってた自分が超絶恥ずかしいです・・・

    そうなんですよね・・・・
    標高差700mのとんでもない大峠でした・・・・

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