【フィールサイクル】は本当に痩せるのか。サイクリストが自転車ダイエットを体験、口コミ!
さてみなさま
前回は、塩一粒役に立つ情報がなかった
という
ことを伺っております。
(ひとごとか❢❢)
→前回はこちら
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超絶オシャレな店内にはいり、
一人生まれたての子鹿状態になっているアラフォーのおっさんが一人。
犯罪者予備軍、いやもう犯罪者。
インストラクターのお姉さんと一緒に、
ベンチに座って話を聞きます。
”普段運動はされてるんですか?”
”あっはい。チャーリーズ・エ・・・・
いや自転車を少々。”
”そうなんですか~!?ロードバイクの方結構多いんですよ!!
エクササイズ的な感じで。そうエクササイズ的な。”
”(狂乱状態でローラータバタやってるなんて死んでもいえない・・・)
少々。そう少々。”
”がんばりましょうね!!”
”あっはい。ガンバリます。”
●更衣室
そこから更衣室に向かいます。
テンパリポイント1
ここから数々のテンパリポイントが出てきますが、それを華麗にかわしていくテクニックが必要です。
まず、ロッカーの鍵のやり方がわからない。
(あほか❢❢)
ちょっと特殊な鍵なんで。
そこからタオルを配布してもらって、腕にバンダナみたいなものを巻きます。
テンパリポイント2
謎のプラカードみたいなものをもらって、わけもわからぬまま
謎のプラカードどんな意味があるんやろ・・・
テンパリポイント3
なにを持っていって何をしたらよいのか、それすらわかりません。
とりあえずもらった真黒い服に着替えます。
私、私服といえば、白かミントグリーンしか持ってないわけじゃないですか。
(どんなセンスだ❢)
借り物感あふれる黒い服をきて
やがて出荷をまつ肉牛のように
会場にドナドナされます。
●会場
会場はロックバンドのコンサート会場のような場所で、
ブラックライトが怪しげに光っています。
かつて佐世保にいた時は、いつも聞いていた
ブラックライトが怪しげに光っています。
うわぁ・・・・クラブやん・・
クラブ。間違いなくクラブやん。
うん、クラブ100%
いったことないけど
(ないんかいバカッ❢❢)
博多のクラブ。
九州の田舎民にとっては
”博多=天神=オシャレ=クラブ”
なんです。
まさにその感覚。
心拍数130bpm
そこに数十台の自転車、
チャーリーマシーンがおいてあります。
●サドル合わせ●
私はスマホで20番のチャーリーマシーンを選びました。
ペダルと靴を一体化させるビンディングペダルがついております。
ペダルにバッチっと合わせると、ビンディングとチャーリーマシーンが一体化します。
お姉さんが、サドル高さを合わせてくれます。
”このくらいが普通なんですが。どうですか?”
”うーん、ちょっと低いですかね?”
”じゃあこれくらいで。”
”ちょっと低いですかね。”
”このくらいでどうですかね。”
”ちょっと低いですかね。”
”・・・・
(どんだけあげるんだこのバカッ❢❢)”
という不毛なやりとりをして、
高さをまぁまぁの場所まで上げてもらいました。
あと2センチはいけたかな。
ロードバイク載ってるとどんどんサドルがあがりますんで。
周りを見渡すと一人だけサドルが高いおっさんが一人。
周りを見渡すと一人だけサドルが高いおっさんが一人。
犯罪者予備軍、むしろ犯罪者。
●チャーリーマシーンの特徴●
このチャーリーマシーン、パワーメーターとか、スピードとか
そんなデジタルなものは一切ついておりません。
そんなデジタルなものは一切ついておりません。
もっとアナログです。
ついているのは、高さ合わせと、そして中央にあるダイヤルハンドルのみ。
このハンドルを右に回すと負荷がかかるようです。
あとは非常にシンプルな構造です。
実走感を重視しているスマートローラーとはちょっと違った感覚です。
●チュートリアルゾーン●
”最初は練習、その次本番ですから。頑張ってくださいね。”
と言われます。
チャーリーマシーンには、2つソケットがついており、ここに
ピンク色のダンベル2つと、右側に水ボトル500mlがおいてあります。
●チュートリアル
しばらくすると、続々と参加者が集まってきました。
どうやら女性の方が多いようです。
コロナの影響で本来よりも数をしぼっているようで、車間をあけてアクティビティをするようです。
●BW1という謎のプログラム
BW1という謎のプログラムでしたが、お姉さんが正面にあるチャリにまたがり
参加者は全員そのインストラクターのお姉さんに注目する形でやがてプログラムが始まりました・・・
あたりが暗くなり、ブラックライトで自分の服が光っています。
”START❢❢”
あたりが暗くなり、ブラックライトで自分の服が光っています。
”START❢❢”
言うと、超絶ノリのよい音楽がかかり、
インストラクターさんの動きに合わせて自分も自転車を漕いでいきます。
歌詞は分かりませんが、ビートがとても心地よい。
ぐるぐるまわるミラーボールがたまに自分を照らします。
”結構くるね・・・”
負荷が心地よい。
お姉さんが言います。
”手を伸ばしてーーーー❢”
”大きなボールを抱え込むように❢”
”背中を丸めてきれいなポーズをとりましょう!”
言うんですが、
私、完全に背筋ピーン派じゃあないですか。
ゴリラ系じゃないですか
ゴリラじゃないですか。
周りの女子の方々は綺麗に背中が丸まっております。
アレ柔軟性なんですかね。
私はロードバイクでも背筋ピーンのゴリラダンシング系じゃないですか。
”帰れゴリラ❢”
言われるか思いましたが、プログラムはどんどん進んでいきます。
・通常パート
・ダンシング(立ち漕ぎパート)
・上半身動かしパート
・ダンベルパート
の大きく4つに分かれております。
ほとんどダンスに近い動きなんですね。
ほとんどダンスに近い動きなんですね。
上半身動かしパートなんかは、上半身を動かします。
これはロードにはあまりない動きで、
本来上半身がぶれないようにするんですが、
本来上半身がぶれないようにするんですが、
このパートではハンドルを掴んでダンスをしながら漕ぐような感じです。
ブレまくり。
●ダンスへの想い。
ダンスというと不安が残ります。
私も10年通ってる郡上おどりでは、
毎年”ロボットダンス”言われてますんで。
郡上おどりは踊りの輪の中に飛び込んで自分も輪の一部とかすのです。
”あんなダンスでよく堂々と
輪に入っていけるね!”
言われますんで。
”いやぁ・・・それほどでも。
あるけどね。”
(アホか❢❢)
大丈夫かな。思いますが、まぁノリなんで。ノリ。
通常パートから負荷を上げる時は、股にあるダイヤルゲージを右に一回転します。
すると負荷がかかってきます。
”レッツレッツ!”
お姉さんが叫びます。
”ひゃっほーい!アイムニューヨーカー、
インスタグラムオーイエー❢”
こころの中で叫びます。
うっかりすると本当に叫んでしまいそうです。
(不審者っ❢❢)
”レッツレッツfdkajiutapijdalk❢❢”
もう何言ってるか分かりませんが、とにかくハイテンションになってきます。
顔は常に笑顔なんですね。
自転車というのは、定期的な反復運動です。
ただ回すだけ。
なのになんであんなに楽しいんでしょうか。
子供の頃はただ走ったりするだけ、自転車を回すだけ。
なのに子どもたちは心から嬉しいはずなんです。
本当に笑顔なんです。
あの感覚なんです。
自転車を始めた頃のあの感覚が
くっきりとした輪郭でもって鮮やかに蘇ってきます。
”おーいえおーいえ、アイムニューヨーカー❢❢インスタグラマー、
スターバックス❢
ドトールコーヒー❢❢
コーフィーイエッツ❢❢”
1曲が終わると、水飲みタイムです。
手元にあるハンドタオルで顔を拭きます。
すぐに2曲目
●本番パート
練習チュートリアルパートでは、基本的な動きを教えてもらうんですが、
はっきり言ってただ笑顔でペダルを回してただけで
何も得られておりません。
ただニューヨーカー頭の中でさけんでただけで、いきなり本番パートに突入です。
お姉さんが言います。
”えー、ここからは日本語はなくなりますので。”
”ええーーーーーーーーっっつ❢❢”
”ええーーーーーーーーっっつ❢❢”
みたいな。
もう、目がさめたらLos Angelesみたいな。
生まれた翌日に保育器からはずされましたみたいな。
お姉さんが言います。
”レッツ・・・レッツ・・・・”
”kdjgalkjrieauioaiekk❢❢”
みたいな感じになり、
”kdjgalkjrieauioaiekk❢❢”
みたいな感じになり、
さらに
”kgakogadjgalkjrieauioaiekk❢❢”
つづいて
つづいて
”dkajfokkdjgalkjrieauioaiekk❢❢”
最後はやっぱり
”kgakogadjgalkjrieauioaiekk❢❢”
みたいな。
わかりますかね。
(わかるかっ❢❢❢)
そこからダンベルパートに。
●ダンベルパート●
自転車まわしつつ、
ダンベルをもって、ペダルを回しながらダンベルを上下するんですが、
もうね、私しばらく腕なんか動かしてないわけじゃないですか。
退化してるんです。
ここからは私にとって地獄でした。
うまく上がりきらないのと、腕に乳酸がたまってエライことに。
仕方ないんで下に下げるときに頭にダンベル乗せる形で
仕方ないんで下に下げるときに頭にダンベル乗せる形で
なんとかしのぎ切りました。
一人だけ邪馬台国の人みたいな。
一つのBGMが終わると少しだけ休憩になります。
”おわったぁ・・・・”
お姉さんが
お姉さんが
水のんでください。
のジェスチャー
”み・・・・・・
水がなか・・・・
水のなかごたる・・・・”
流暢な佐世保弁がでますが、とにかく水がない。
周りの女子はみんな水を美味しそうに飲んでいます。
私のようなナイアガラ滝系男子は水を余分に持っていったほうがいいですね。
そう。確実に。
最後の方は乳酸がたまり系になって体が重かった系ですが、それでも最後まで行けた系なので本当に嬉しかったです。
終わったーーーーーっつ❢❢
謎の充実感。
もう夏休みの宿題を全部、当日朝に終わらせたようなそんな感覚。
汗だくになるので、最後自転車を拭き上げて戻ります。
●サブスクリプション●
会場を出た所で、お姉さんが来て
”どうでしたか?”
聞いてくれます。
”いや、ロードと全然違いますね・・・・”
”楽しかったです。”
”最初はすっごい元気に回してましたが、
”楽しかったです。”
”最初はすっごい元気に回してましたが、
最後はフューってしぼんでいきましたよね(笑)”
”えっわかりました?(笑)”
みたいな会話。
ということでいろいろ聞いていただき、月額コースを案内してもらいました。
月間3回までこれて9,800円/月間
しかし家が関市なので、本巣市まで2-3ヶ月に一回しかこれないことを考えると非常に難しい。
ということで今回は体験のみ。
お礼を言って
シャワーを浴びて着替えて帰りました。
●まとめ●
・インプットとアウトプット
現在自転車含めいろんな発表する機会がどんどんなくなっています。
我々セキサイメンバーはいろいろイベントにでたりみんなでライドすることが多いです。
そういった意味で発表会というのは結構あるんですが、
普段の生活オンリーだと実は頑張れなかったり、続けられない事が多いです。
発表会(アウトプット)の場があれば練習(インプット)を頑張れるように、なんらかのハレの場があると自分のちからを出しやすいと思います。
インプットとアウトプットの両建てが必要なように、
こうしたちょっと変わった体験というのは貴重だと思います。
特にこうした場は発表と練習を同時で兼ねているので、とても良いとおもいました。
だって始めたらやめられないですよね。あとは定期的にくるだけで絶対に完了できる。これは一つの価値だとおもいました。
・消費カロリー
消費キロカロリーについて
伊吹山をレースで全力で登った時、レースだけでおよそ1000kcal消費しました。
それを45分でわると750kcal、前後を入れるともうちょっとあります。
その体感でいくと大体の消費カロリーが推察できます。
トータルで行くと800kcalには及ばないものの、600kcal程度は消費できているのではないか。と推察できます。
また前後の時間を入れるとそれに近似する可能性があります。
おそらく45分800というのは重量系の方の指標だと思うのですが、それでも600-700を45分で消費できるというのは他にはない超強力なメリットだと思います。
・続けること
ダイエットにおいて一番大事なのは、続けること。
に間違いはないです。
ではどうやったら続けられるのか。
この本質は常にひとつです。
【楽しいこと。】
朝通勤していると
ウォーキングを始めてる人がいます。
ウォーキングを始めてる人がいます。
しかしほとんどが続きません。
100%に限りなく近いくらい続きません。
ただ歩くだけというのは
”楽”かもしれませんが、
”楽しくない”からです。
”楽しくない”からです。
であるなら、きついけど、楽しい。
これが一番なのではないでしょうか。
フィールサイクルにはそれがあります。
そしてなにもかも忘れてただ一心にペダルを踏み続ける。
そんな感覚があります。
そしてもっと広い意味で言えば、
”自転車にはそれがある”と思っています。
そうみんなが知ってる、子どもたちがそうであるように。
そして僕たちみんながそうであったように。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
以上でフィールサイクル体験記がおわりましたが、みなさんいかがだったでしょうか。
今後もフィットネスというのはどんどん日常に入ってくると思います。
それは我々が物質的な豊かさ。
よりもむしろ体験を通して得られる満足や、
充足感の価値に気づき始めたからではないでしょうか。
早くコロナが終わってみんなが楽しくフィットネスを続けられる。
そんな時代がくるといいな。
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