ヘルメットの色替えをしてみよう❢ダイノックシート

さてみなさまこんにちは


先日百円均一に子供と

行ったらゴリラのお面があったので顔に当ててポーズをとったら


”全く違和感がない。”



言われましたよ。

”全く違和感がない。”

”全く違和感がない。”

”全く違和感がない。”

”全く違和感がない。”

ったく誰にクレーム入れたらいいんですかね。JAROですかね。


どうもこんにちは。まぶちでございますよ。
(どんな挨拶だ!)



最近コロナの影響で、特定の品番のみ激増しており毎日出荷作業に追われております。
そのためブログを書けませんでした・・・・


○ダイノックシート

よくあるビルのトイレや、エレベーターホールなどの壁面というのは、ダイノックシートという塩ビシートをケイカル板にまく加工で行われております。


これは実は手作業で行われております。

何故かと申しますと、建物というのは、正方形や、長方形に見えても、実は歪んでおり
ひし形や、台形、もっといえば曲面があったりします。

それを現場の職人さんたちが、外に向かっって微妙に調整しながら修正して見栄えを良くしていくのです。

現場では”逃げ”などと言ったりしますね。


工場製作品でもそうした異型加工が必要でライン化ができないのです。


さて、そのダイノックシートですが、
3M・ダイノックシートを筆頭に
サンゲツ・リアテック、タキロンシーアイ・ベルビアン、アイカ・オルティノなど結構たくさんのメーカーがいます。


加工をわかりやすい形で紹介していきたいと思います。


○ヘルメットの色替え

BontragerStarvos_12482_G_Primary.jpg

ヘルメットは、次男が先日オギウエサイクルさんで買ったボントレガーのヘルメットです。

お兄ちゃんと同じ型ですね。

これを次男憧れのセキサイカラーに変更していきます。

DSC_1076.jpgDSC_1079.jpgDSC_1080.jpg


1.清掃
素地が汚いとそれを拾って上に出てくるので表面を綺麗にします。
アルコールなどで脱脂するとより密着がよくなりますね。

壁材もプライマーという処理で密着を上げていきます。

2.シートカット

まずは、シートを大きめにカットします。
余裕を見て大きめにカットする事が必要です。

3.当て
平めんに当てていきます。

ここからドライヤーを使ってあたためていきます。

本来はヒートガンを使うのですが、嫁さんのドライヤーを勝手に使っています。


しかしいいヤツですねコレ。


我々の旧ザクレベルの装備と違って、ガンダム的な装備ですよ。

正岡子規記念俳句大賞の

”嫁さんヴィダルサスーン、ワシメリット。”

”嫁さん資生堂わしダイソー。”

そら感動の俳句もでますわ。
(なんの話だバカッ❢❢)


DSC_1083.jpg

奥に向かって引っ張るようにテンションを張っていきます。

細かいシワが多数入ると思いますが、小さいものはピンでエアーを抜きつつ、
引っ張っていきます。
最近のシートはシート裏面に凹凸ができて、エアー抜きが容易になっています。

DSC_1090.jpg

下に引っ張って、ラインの筋を付けます。


下地に赤色がついているので、綺麗に切らないと赤が目立ってしまいます。

つなぎの位置はエッヂを効かせてしっかりとはりこみます。

DSC_1093.jpg

小型のカッターでカットしていきます。

DSC_1094.jpg

ヘルメットの内部が難しいですが、こちらは爪で筋を強めに付けてカットしていきました。

DSC_1097.jpg

問題はこのBONTRAGERの文字です。


これが赤色になっているので、本当は青色の文字を貼りたいところですが、
おそらくデカールを貼ってからクリア塗装をかけてあるので、剥がす事ができません。

上張りしていきます。

DSC_1098.jpg

DSC_1095.jpg

青の矢印をカットして当て込みました。

曲面になるので、ドライヤーで炙りながら曲面になじませていきます。

○完成



というわけでヘルメットが完成❢❢

DSC_1102.jpg

近くでみても全くわからない状態になりました。

DSC_1108.jpg

DSC_1099.jpg

BontragerStarvos_12482_G_Hero.jpg


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