天空の草原に登ろう。白草山その2

さて、メンバーにおすすめされたこの白草山


途中までは、がれ場が多い急勾配の普通の山、そんな印象でした。


笹畑の中を二人で歩いていきます。

やがて頂上尾根の分岐広場にでました。

よくあるヒノキ林の中の平場です。


鬱蒼としており、沼のようなものがあります。

ここで休憩する気にはなれませんでした。


”先を急ごう。”

そう言ってこの林を抜けると・・・・

そこには
今までみたこともない景色が広がっていました。


うわぁあああああ。

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セクション4・大草原地帯

あたり一面に広がる笹畑の中、


雄大な御嶽山が分厚い雲をまといながら眼前にそびえ立っていました。

くっきりとわかるゴツゴツとした稜線の一部から噴煙を吐き出していました。

古来より霊山として崇められてきたその峰々がくっきりと僕たちの目の前に姿を表しました。

真夏だというのに、頂上は22度くらいしかなく、四方から乾いた風が汗を飛ばしてくれます。

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そして眼前に広がる草原には笹の小道が続いていました。


うぁわああああ・・・・

思わず口走っていたと思います。

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笹の道があり、行く手を塞いでいましたが、かき分けかき分け先に進みます。


きっと天国ってこういうところなんやろなぁ・・・・

乗鞍アルプスの光景とはまた違った感動があります。

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標高1600mのいただきに
まるでアルプスの草原のような景色がありました。

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ひゃっほーーーーい。


大きな歌を歌いながら歩いていきます。

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麓には町が見えます。
上がってきた場所が見えるというのも特徴ですね。

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振り返ると御嶽山があります。

富士山が和服をまとった女性であるなら、

この御嶽山は無骨なサムライといったいでたちでしょうか。


ゴツゴツとした岩壁からは消えることのない噴煙がでています。


標高は1600m およそ9度くらいは気温が違う高原地帯です。

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草原にははるか先まで道がつづています。



やがて頂上につくと、大きな平地になっており頂上の柱がありました。

ここが頂上

その周りには蝶々がとんでおり、高山植物が花開いていました。
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頂上へ登ると、見るからに登山熟練といったペアの方と


我々と同じ初心者であろう年配のお姉さん方のグループが楽しそうに話していました。

どうも我々とは違うルートで登られたようです。

年配のお姉さん方の組が
ペアの登山組の方に

”おすすめ(の山)はどこですか?”

聞いていました。

ペアの登山になれた格好をされた方が

”来週御嶽登るよ❢❢❢”

言っていました・・・・

お盆期間に登った木曽駒ヶ岳のこともはなされていました。

”木曽駒はロープウェイで7時間待ちになることもあるでね❢❢❢”
教えてもらいました。


御嶽は雲がかかることもあるけど、運がよければ絶景とのこと。

もう一個あそこに見えてる山にのぼってくるわー❢❢❢
箱岩山とよばれる山が眼前に見えています。

そこに登って帰るのでしょう。

言い残して先に行かれました。


お別れをして笹畑を跡にします。

さきほど別れたペアの方々のピンクの服がはるか眼前の笹道を抜けていくのが見えました。

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夏の太陽をいっぱい浴びて進んでいきます。

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室内のみと外にでて遊ぶ。


最近の小学生は猛暑もあり、学校も厳しくなっていることから、
長良川水系の関でも川でも自由に遊べなくなっていると聞きます。

外で遊ぶ。

これのメリットは科学的にも根拠があり、
太陽光を浴びると脳内にセロトニンというホルモンがでて精神を安定させるようです。
幼少期のセロトニンがその後に影響するというエビデンスもあるようです。

いずれにしてもこのヤッター的ななにかが、きっとプラスに働くのではないか。
そう思います。

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御嶽山にもお別れ。


最後はすこし雲が取れてきました。

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二人で普段話せないこと。聞きたいことを喋りながら降りてきました。

自転車というツールが、乗鞍へとつながり、そして
山登りや、旅という新しい発見をもたらしてくれました。


おわり・・・



天空の草原に登ろう。白草山その2”へ2件のコメント

  1. flat plat より:

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    天気に恵まれていい山歩きになりましたね。緑と青の組み合わせがきれいです。爽やかな風が吹いてくるみたい。

    高い山の景色なら、次は川上岳なんていかが?
    カオレダケと読みます。

  2. やましん より:

    SECRET: 0
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    川折岳いいですね。
    手軽と言うことだと、養老の滝の脇から登る養老山も悪くないけど、最後の展望台に車で来る人がいて、興ざめした覚えがあります。
    御坂峠から恵那山もちょっと長いけど悪くない。
    南木曽(なぎそ)岳も割と本格的な登山ができます。

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