下呂金山町へサイクリングで行こう!第5回
さて、第5回に。
前回、金山の町に入り、祭りを楽しみ、温泉で一服しています。
そこから下原の集落に入るところです。
(ダムという)川沿いに商店街らしき物が見えてきました。
昔4年間すんでいた佐世保もそうですが、大変狭い場所にこうして家が立ち並んでいる場所ですと、
大型店が参入しずらく、商店街がいま尚元気な場所が多いです。
これが飛騨の特徴と言えると思います。
はるかに商圏の広い岐阜であったり、大垣では商店街に元気がありませんが
この金山においては、昔ながらの良い感じの店が多く残っていて楽しいです。
これが金山ダムです。
ダム湖と一緒に町が発展しているのでしょうか。
苗木藩と高山藩の藩境に位置するこの金山は、街道の結節点として賑わったのでしょうか。
飛騨川は青々として大変景色が良いです。
湖畔に佇むロードバイク2台。
両方合わせて20kgにも満たないこの機械が
片道すでに45kmもの道のりを運んできてくれました。
35度を超えるような炎天下ですが、
湖畔の風はやや涼しげです。
この写真だけみると”海の町”みたいですね。
川沿いの道を進んでいきます。
このような飛騨の街道です。
山々は美濃よりも大きく、両側に迫ってきています。
下原小学校付近です。
町は500mにわたって続いています。
さて、下原の集落を超えると、
この橋が見え、ここを超えると、遂に終点、中津原につきます。
青い橋が目印。
どうも立地上の要件がよくわからないのですが、
この下手に金山の駅と、市街地があります。
この下原はそこそこの集落ですが、町が独立しているようです。
さて、今回は、このサカエヤさんに。
関のビジネスプラス展に毎回出店されているので、懇親会で
”今度金山に行った時には
かならず(自転車で)
行きます!”
と言ったので、
今回、その約束を果たすという壮大なテーマがあるのです。
ここ、金山のサカエヤさんは、スーパー部門の他にコンニャク製品を自社製造しているという珍しいお店です。
展示会の時に、コンニャクゼリーを食べましたが、めちゃくちゃウマイです。
さらにカロリーオフとくれば、
年中ダイエット、
ダイエットの年中無休
ダイエットの24時間営業
と呼ばれる女子の方々には大変好評かと思われます。
コンニャクといえば
製法上きれいな水があるという条件が必須だと思われるのですが、
特にこの金山は飛騨川のきれいな水を原料にしているのでしょうか。
今回スタッフさんに
”専務さんいますか?”
と聞くと、
”昼休憩中なんですよー。”
とのこと。
”関から友達が遊びにきた。
と伝えて下さい!”
と伝えました。
次回はちゃんと会えるように、時間に余裕をもとうと決意して。
この場を離れることに。
はっきり言って
”完全に怪しい人物”ですが、
それでも
笑顔で店を後にします。
補充したドリンクなどで
店の外で水分補給。
軽トラのおじさんが話しかけてきたので、
”関から来た。”
というと、目を丸くして驚いています。
旧武儀も関なのですが、
ここ金山でも関からというとちゃんと市街地から来たということが伝わるんですね。
菅田から来た。
とか、
神渕から来た。
という集落名で呼ぶ習慣みたいなものがありますので。
多分、ここの人達も下呂市民というよりは、金山民みたいな誇りがあるのかもしれません。
帰りに下呂の下原小学校跡に立ち寄ります。
この下原地区は、下原城下であり、
裏手の山の頂上に下原城という山城があるのです。
その跡地、城下の城館跡におそらく、陣屋を築き、それが転じて大型の旅館跡になったと思われます。
いずれにせよ、金山駅が出来る前はこの陣屋跡がこの場所の中心地であった可能性が高いとおもわれます。
勝手な推測なのですが。
金山駅に向かって、ペダルを回します。
ダムを超えると自然の川が見えてきます。
これが金山ダム。
並木の通りをこえると、
マツオカの跡地です。
さっきの道の対岸をわたっているということになります。
旧役場前。
直進すると突き当り、商店街に出ます。
商店街を左折すると駅方面への道になります。
大型の用水が流れています。
突き当りを右に。
ちょっと前に突き当たりの靴屋さんで、子供靴を買いました。
品揃えがよく、リーズナブルなお店です。
ここが金山駅前通り。
着きました。
ザ・飛騨
というような風情の駅舎です。
あまりかっこよくない、戦隊ヒーロに笑いがおきます。
金山の町は、市街地にこうした小径がたくさんあり、それが大変風情があります。
駅の料金表はこんな感じ。
有人駅ですので、このあたりでも大型の駅舎となります。
駅の玄関口はこんなかんじです。
観光客でここに止まる方はあまりいないのが残念ですね。
駅をぶらり。
駅からはなれて市街地へ。
さきほどのふとん屋さん前にもどってきました。
市街地編第6回に続く。