ケイカル板の加工について
昨日は名駅でお世話になった方の送別会があり、参加してきました。
帰りのバスの時刻を間違えて、結局各務原の鵜沼駅まで迎えに来てもらったマブチです。
こんにちは。
朝から一日ドイツ製機械の講習でしたが、人手不足のため現場に入り詰めになり、結局講習を満足に受けられませんでした。
というわけで坂井がしっかりやってくれると信じてます。
さて、
よくお客様に建築、建設系の仕事がおおいのですか?
と聞かれるのですが、実際はそうではなく、実はバラエティに富んだ様々な方面の仕事が多いです。
建設系
建設というのは
建築と土木に分かれています。
土木方面ではコンクリートなどに使われるフレキシブルボードの案件があります。
コンクリートの型枠材料であったり、コンクリート土留板として使用されています。
建築系についてはもちろん内装用、化粧板下地、構造材、耐火物構造材、木建軒天などの案件
また代表的なところで行くとベランダの間仕切り板です。
変わったところですと、秋口の防災訓練のためのケイカル板の需要も一般的です。
避難訓練などをマンション単位で行い、ベランダの間仕切りを蹴破る練習や、ハンマーで叩き割るといった訓練に使用されます。
また塗料関係では、主にフレキシブルボードが塗料見本としてカット品がよく出ています。
フレキシブルボードをセメント下地と見立て、ここに塗料メーカーさんが色を塗って、現場などに持っていきます。
他には
プラント関係の耐火間仕切り板
があります。
耐火間仕切板というのは火災から建物を守る用途がありますが、
高熱や高圧がかかるプラントなど発電設備、ガスプラントなどではこうした素材が使われるようです。
セキュリティ関係の耐火間仕切板
として使用されています。
また発電所、原発などの天井材、壁材なども多くどちらかといったら隠れてしまう部分に良く使用されているようです。
機械関係では、配電盤などの内部板としても使用されています。
これは熱がかかる装置などで指定の寸法にカット加工、穴あけ、切削したボードを使います。
あまり大規模な用途が少なく、オーダー製作に近いのが現状です。
一般個人宅ですと、推奨はしておりませんが、
暖炉部材、敷板などに
調湿系の不燃建材は、カップボードの調質板に。
それぞれ使用されています。
といったところで非常に用途が広いのが特徴です。