決算
ウチは小規模な中小企業にしては珍しく会社の経常利益をホームページに掲載しています。
トマト工業株式会社決算情報
これは
1.従業員がいつでも見えるようにしてモチベーションのアップにつなげる。
2.経営者が正しい経営ができるように縛りをつける。
3.取引先さんが安心して取引ができるようにする指針
4.与信管理の手助け
など様々な用途があります。
こないだ税理士さんも見えた時に、決算情報を見える化するケースは非常にレアだということをおっしゃられていました。
正しい、正しくないは置いておいて、成長させていこうという時には開示する方向性が良いと言われたので大変ほっとしました。
さてさて、今期の決算は、前記並みの決算でソコソコ良い成績が残せたのではないかと思っています。
ただ大口の継続案件に関して決めきれなかった部分もあるので、ここは自分自身の反省項目です。
スタッフは大変よく頑張ってくれたと思っています。
今後の目標は以下の通りです。
今後の財務体質の強化という面では、
1.多大な役員借入金の返済
(役員借り入れは実質自己資本ですので、安全性は高いですが、決算書上は長期借入金に該当するため銀行借り入れなどと混同されやすい傾向をもちます。)
2.自己資本比率のアップ
(長期的には、利益の積み増しによる自己資本比率のアップ、短期的にはデッドエクイティスワップ、DESによる自己資本比率アップ)
3.当座比率、流動比率の改善。
(不要資産の早期売却、固定資産の売却など)
などの対策で安全性が高くなっています。
今後の収益性の改善という面では、
1.ムダの削減
動作のムダ、距離のムダ、反復のムダ、を省き、各工程でのスピードアップを行います。
これによっってお客様へは安価に商品を提供しつつも、合わせて収益性をアップさせます。
2.固定費の削減
不要資産、不要在庫、を持たない。
特に不要在庫や管理型商品(お客様の預かり在庫、通常品とことなり長期的性質を持つもの)については徹底的に削減をする。
補助金、低利融資などを利用する。
3.外注費、労務費の削減
ムダの削減と同義