改善活動事例その2
前回に引き続いて改善活動の事例その2でございます。
実はパソコン関連が1番自動化しやすく進んでいると思っているのですが、
なかなかどうして工場の方も探せば結構ありそうです。
動作経済
①動作をまとめておこなう。
②動作距離を短くする。
③重力を意識する。
④動作を道具をつかう。
⑤動作を両手で行う。
が基本ベースですがコレを意識しています。
いままで廃一斗缶は逆さにしたり、中を抜いてからパレットに置いていました。
しかし、水が入るので、撤去のさいに、水抜きをしたり、中を掃除したりしていました。
この耐水合板、空き缶BOXを利用しているので、余計な手間が削減されました。
またパレット化されているので、50缶をカンタンに移動出来ます。
トラックへの積み込みも、リフトで上に上げれば重力を利用して楽に荷卸しが出来ます。
動作経済
③重力を意識しよう。
④道具を利用しよう。
ですね!
これは機械のメンテナンスのために、裏側に回りこむケースが多々ありました。
その場合、裏側に大きく回りこむので、作業が大変なこと、時間がかかることが多々ありました。
それを改善したのがこのパス・ブリッジ(アルミ製はしご)です。
このはしごのおかげでメンテナンスが容易に速くできるようになりました。
動作経済
②動作距離を短くする。
④動作を道具を使う。
これはランニングソーチャッキングの改善事例です。
奥のランニングソーチャッキング(板をはさむツメ)は始業時に上げておく必要がありました。
しかし、遠くにある場合、見えづらいので、ツメに板を当ててしまったり、ツメの位置でカット加工してしまうことがありました。
これはごくごく単純にイエロー色をつけていることでわかりやすくした物です。
④道具を利用しよう。
ですね!
色という道具を利用するケースが結構あります。
NCルーターの軸ですが、それぞれ1番と2番を間違えないように
ブルーシール1番
イエローシ-ル2番
というようにわかりやすく分けてあります。