改善活動事例その1

トマト工業の改善活動はごくごく基本的な物です。

動作経済、パレート2-8の原則に基づいて
それぞれの業務範囲でスピードアップのための工夫をするものです。

動作経済

①動作をまとめておこなう。
②動作距離を短くする。
③重力を意識する。
④動作を道具をつかう。
⑤動作を両手で行う。

が基本ベースですがコレを意識しています。

例を少しづつ挙げていきたいと思います
◎オイル交換時の色別対応
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各オイル給油口にあるシールと対応しているので、間違えて添加することがありません。

また半透明の容器を使用しているので、残量がすぐに分かります。

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P1020393.jpg

まずは基本的な例です。

機械のオイルというのは
タービン油
マシン油
潤滑油
など様々な種類があります。
そのため注油作業時に対応するオイルを探し回っていました。

現在は上記写真のように
1.マシン油=ブルー
2.タービン油=イエロー
というように色別で対応させてあります。

対応する給油口にも色シールが貼付けてあります。
これは探し回るムダの削減だけでなく、間違えてしまうというリスクを避ける効果もあります。

◎手差し印刷時のガイド

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これも基本的な改善です。
良く送り状等を印刷するときに手差し印刷の場合、裏表や、方向を間違えるケースが多かったです。

分かりにくいですが、手差しの場所に方向や裏表がしるされてあります。

それをこのガイドシールによって送り間違いのムダを削減しています。

◎工具その他のガイドワケ
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これは工場内に散らばっていた工具その他備品を1箇所にまとめるためのガイドケースです。
色別になっているのでカテゴリでわけててあります。

◎Z式レバーハンドルの改善

P1020357.jpg

従来は2穴差しファイルを使用していました。

穴刺しファイルの場合、A4の用紙をそろえて穴を空けるなどする工程が必要でした。

全てこれをZ式レバーハンドルに変更することでこれらの工程が必要無くなりました。

従来
用紙をそろえて穴パンチで穴を空ける。
ファイル差しのガイドを取り外す。
用紙を入れる。
ファイル差しのガイドをセットする。

Zレバーを空ける。
用紙を入れる。
Zレバーをセットする。

4工程が3工程になりました。



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