①標高3026mへの挑戦!自転車と徒歩で挑んだ夏の乗鞍岳大冒険
さてみなさまこんにちは。
まぶちでございますよ。
夏といえば登山シーズン。
ということで、乗鞍岳にやってきました。
多分10回くらいは登ってると思います。
今回は、標高1,230mの朴の木平スキー場から、自転車で乗鞍畳平標高2,702mを目指し、
そこから山頂剣ヶ峰3,026mまで登山するというハイブリッド登山体験です。
結論最高でした。
というわけでスタート。
朴の木平スキー場:標高1230m
朴の木平スキー場は、宿儺の湯という温泉があり、毎回ここを出発点にして、帰ってから温泉に入るんですが、
今回は父母とともにここに来ました。
運転が得意な父が運転。
父母は奥飛騨温泉郷まで、私は畳平までチャリでいきます。
体重が6月の中旬で、73.6kgと近年最高クラスに達し、
“最近ヤバイね。”
とか
“まぶちさん、だいぶ肉付きがよくなりましたね。”
みたいなことを言われるようになったので、ダイエットをしております。
とはいえ、体重は朝でも70kgあるので、サイクリストとしては関取級です。
ゆっくりと進んでいきます。
絶景とともに:標高1500m
朴の木平スキー場からはシャトルバスがでております。
畳平での話では、あまりにお客さんが多かったので、増便して早く出したと話していました。
一応、ダイヤはあるものの、かなり柔軟な運行をしているようで、混みそうだからと心配はいらない可能性があります。
ここからバスにのって1時間くらいで畳平に到着します。
驚くべきことに、サイクリストのレースでもトップは1時間を切るので同じくらいという計算になります。
さて、私は旧美濃町線くらいの鈍行スピードでえっちらおっちら登っていきます。
気温は20度くらい、あたりを絶景が囲みます。
山間に、穂高岳や槍ヶ岳が視えてきます。
前穂高、奥穂高、槍ヶ岳がくっきりと視えます。
樹林帯を抜けていきますが、夏の太陽をたっぷりと浴びてキラキラと輝いています。
気温は適温ですが、汗だくになりますね。
なにしろ、この乗鞍スカイラインは平均勾配が9%!!
平均なので、10%を超える勾配がしょっちゅう出てきます。
長野県側には乗鞍エコーラインがありますが、こちらは6%なので、はじめのうちはエコーラインをおすすめします。
相当きつい勾配が20km近く続くコース。
望岳台:標高2000m
望岳展望台に到着するとだいたい標高は2,000m。
ここで、オーレーシングのY際さんとお会いしました。
富士ヒルにもでられていたそうで、キレッキレのクライマー体型、絞り上げた体格から
どれだけ練習してきたかがわかります。
レベルが違いすぎるので、お別れして一人でゆっくり山頂を目指します。
まだ、樹林はありますが、視界がひらけて来ます。
反対側には白山がはっきりと見えます。
6月末だというのに、はっきりと雪に覆われており、なにゆえ白山と呼ばれるのかがよくわかりますね。
森林限界:標高2500m
標高2,500mを超えるとあたりは一変します。
森林限界に達し、ハイマツ以外の樹林が一切なくなります。
別世界に到達したことがわかり、ここからは斜度が若干緩やかになります。
山の端には、虹がかかり、まるで天国にきたかのような風景。
乾いた風が体を冷やしてくれます。
2600mに達すると雪が残っており、碧い湖が姿を表します。
硫黄の匂いがあたりをつつむようになります。
果てしなく続く道は、この世のものとは思えないような風景が広がり、雲が右から左に流れていきます。
かつてレースに出たときのことが、くっきりと思い出されます。
とんでもなく苦しかった覚えがありますが、反面不思議な体験をしました。
やがて巨大な池が姿を現し、ふらふらになりながら、畳平に到着。
結局スキー場から約20km、1,500m登って2時間半もかかってしまいました。
乗鞍畳平:2702m
標高2,702mの畳平に到着
気温は15度
食堂で、恒例の山菜そばをたべ、売店で、コラーゲンタオルを購入し、ギンギンの水につけて首にまきつけ、
山頂を目指しました。
無事帰ってこれるのでしょうか・・・
続く。