今日も暑いです!

今日も岐阜県はとても暑いです!

夜でも温度が下がりきらないので、エアコンが必須ですね。

さてさて、もうすぐシンクス社製のマシニングセンタが入ってきます。

マシニングセンタやNC工作機は基本的に4部構成になっていると言えます。
脳みそ:CADCAM(キャドソフトと機械言語変換ソフト)
神経:制御(サーボモーターとよばれるXYZ軸のモータを物理的に動かすプログラムを作る装置)
手足:サーボ装置(制御に沿って正確に動くモーター サーボ=奴隷です。)
体:NCを構成する機械、機械メーカーが創る物。良く剛性などというワードが使われます。

1.脳にあたるCADCAM キャドは皆さんご存じのコンピュータ製図です。CAMはなじみがありませんが、機械語に変換する物です。
とはいってももっと原始的な物で座標値を拾っていくと言うものです。例えばx50,y50、z20というようにそれぞれの座標に移動させるような命令(NCデータ)をつくるのがCAMになります。

2.3.心臓部神経部にあたる制御
制御はモーターと制御装置に分かれます。
制御装置は上記のncデータをモータの回転に変換し、それぞれ座標値に移動させるように命令します。

4.体にあたる構造
実は機械メーカーが占めるNC工作機の割合は思ったよりも低いのではないかと思えます。
それは上記1.2が非常に重要だからです。
もっとも体は頑丈な方が正確で重切削が可能になることはいうまでもありません。

新しい機械は
アルファキャム+FANUC-0M+シンクスガントリーという構成です。

いままでは
トマトCADCAM+FANUC-0M廉価版+平安門型という構成でした。

それぞれ違いは、
トマトキャドキャムについては一般のJWCADで製図出来るため、どこのパソコンからでも製図ができます。
実際に家と工場と事務所にあるPCでそれぞれ製図できるため非常に便利です。
面倒なセキュリティロックがかかっていないのも特徴です。

ただノコ軸対応はしていませんのであくまで2軸の面を考えたキャドキャムといえます。

このキャドキャムはウチのPCに最適化されており、普通の簡単な図面であれば、5分で製図、2分で移動、3分で転送というように10分以内に一品生産の加工図が書けるようになっています。
とにかく高速化と段取りスピードのアップに重点を置いたシステムといえます。

ただ、トマト工業向けに特化されているので、CAMに関しては汎用性が低いです。
※CADに関してはJWCADですので、恐ろしく汎用性が高いです。

FANUCについて
おそらく、日本一の高収益企業ではないかな?といわれるファナックです。
平安のNCルーターは木工業がもともとあまり複雑な物をつくらないとあって、非常に簡易的なシステムが入っております。
海外向けに廉価版をだしたことがあったらしく、そのグレードです。

よって旧NCルーターはこの制御がやや弱いです。
その代わり平安鉄工のNC切削機は重量があり側枠がしっかりしております。
そのため、体が頑丈で記憶力と頭が弱いです。(どっかの社長とおんなじですね・・・汗)
※頭が弱いと行ってもこの当時の木工用機では一般的でした。

続く・・・

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