2017年2月28日 / 最終更新日 : 2023年3月24日 rpxfn670 シーラー・プライマー コンパネにシーラー・プライマーは必要? Q:FRP素材屋さんこんにちは。 いつもお世話になります。 先日頂いたFRP樹脂で上手くできました。 ありがとうございました。 さて、コンパネにシーラーが要らないという解答を聞いたのですが、ホントのところはどうなんでしょうか? A:いつもお世話になりありがとうございます。 FRP素材屋さん馬渕です。 ※ここで言うコンパネは大工さんが言う構造用合板のことをさしていると思い解答しています。 通常のコンパネであれば要らないケースもありますし、要るケースもあるというのが解答かと思います。 通常ビジネスの場合、そうしたケースによるブレをなくすためにシーラーをかけますが、そのあたりは微妙な部分もあります。 今回要るだろうという要因については 1.ヤニ分が多い場合 このヤニ分が多い場合、FRPの付着性能を低下させます。 この場合は、シーラーなどで浸透硬化させることで付着性をアップさせることができます。 2.下地合板の含水率が高い場合 下地合板の含水率が高い場合、FRPの硬化不良、フクレ、縮みにつながるケースがあります。 これは水分の揮発、水蒸気化、水と油の反発などいろいろ原因がありますが、樹脂と水分の相性が良くはないということです。 FRPの下地調整に使われるウレタンシーラーは空気中や基材中の湿気と反応硬化するタイプで、微小の水分とは相性が良い素材です。 そのためこの層が出来上がると、下地からの水分の揮発をブロックするため密着力が増します。 というわけでケースバイケースですが、あったほうが良いという解答になります。 しかし、あまりに上記不良原因が顕著な場合においては、根本からの解決が必要となることは言うまでもありません。 どうぞよろしくお願い致します。 FRP素材屋さん 馬渕 関連記事 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 email confirm* post date* 日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)