2019年3月7日 / 最終更新日 : 2023年3月29日 rpxfn670 FRP樹脂 キャンピングカー屋根塗装、ウレタン塗装かトップコートかどちらが適してる? Q:キャンピングカーの屋根の塗装で、 トップコートと車用のウレタン塗料では どちらが耐久性、ヒビ割れ防止には向いているでしょうか? ウレタン塗装の場合は、下地にサフェーサーを吹いてからの方が良いでしょ A:FRP素材屋さん馬渕です。 個別の商品ですと範囲が広いのであくまで一般論として回答いたします。 ●膜厚の違い ウレタン塗装は膜厚0.1mm程度と非常に薄いです。 トップコートは膜厚0.3-0.4mm程度と非常に厚いです。 ●硬度の違い ウレタンゴムというようにゴム状のウレタン塗膜は非常に柔らかい塗膜になります。 トップコートは、ポリエステル樹脂の中に顔料で色付けしてあるものです。 そのためプラスチックであり非常に硬いです。 ●各種強度の違い 強度の考え方というのはいろいろあり求められるものによって違います。 例えば”曲げ強度”どのくらい曲げに耐えられるか。という問題でいきますと 一つの例として、グミとビスケットをイメージしてください。 曲げたときに割れやすいのは、ビスケットになります。 一方でグミについてはある程度曲げても追従性があります。 この場合曲げに強いのはグミになります。 ”表面強度”の違いを例にとると、グミは爪でひっかくとボロボロと剥がれてしまいます。 一方でビスケットの場合爪でのひっかきには強いです。 今回に置き換えると、トップコートがビスケット型であり、ウレタン塗装がグミ型であると言えます。 そのように求める強度によって最適な商品を変えていく必要がありますね。 ●キャンピングカーの用途に関して 下地がしっかりしているという前提において 防水層を保護するのが一番大切なので、 トップコートでもウレタンでもどちらでも構いません。 トップコートはイソ系、ウレタンは耐候性の高いものをチョイスしてください。 表面に登ったり作業したり引っ掻いたりする可能性がある場合はトップコートで、 動きが激しい場合はウレタン塗装でという考え方も出来ると思います。 ではどうぞよろしくお願い致します。 FRP素材屋さん馬渕 トップコート 商品ページはこちら↑↑↑ 関連記事 “キャンピングカー屋根塗装、ウレタン塗装かトップコートかどちらが適してる?”へ2件のコメント ユウヤ より: 2022年6月27日 11:32 AM ベニア板でカヤックの製作を考えているのですが、エポキシ積層にて製作後、最終的にトップコートがポリエステルFRPにしたいと思っているのですが、相性的に問題ないでしょうか? 返信 rpxfn670 より: 2022年6月27日 11:48 AM お問い合わせ頂き、ありがとうございました。 メーカーの相性があるのでなんとも言えませんが、エポキシの上によく研磨してトップコートであれば特段大きな問題にはならない気がします。 詳細はエポキシ樹脂メーカーにて相性を聞くようにしてください。 よろしくお願い致します。 ※過去アドバイスのみで型が破損し賠償になった件がありあまり突っ込んだアドバイスができなくなりました。 ご理解をいただきますようよろしくお願い致します。 返信 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 email confirm* post date* 日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)
ベニア板でカヤックの製作を考えているのですが、エポキシ積層にて製作後、最終的にトップコートがポリエステルFRPにしたいと思っているのですが、相性的に問題ないでしょうか?
お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
メーカーの相性があるのでなんとも言えませんが、エポキシの上によく研磨してトップコートであれば特段大きな問題にはならない気がします。
詳細はエポキシ樹脂メーカーにて相性を聞くようにしてください。
よろしくお願い致します。
※過去アドバイスのみで型が破損し賠償になった件がありあまり突っ込んだアドバイスができなくなりました。
ご理解をいただきますようよろしくお願い致します。