エタノール・IPA・NPA引火点が強いのは?
Q:先程の質問に追加です。エタノール・IPA・NPA
この3つのアルコールの中で引火と発火が強いのはどのアルコールになりますでしょうか。
また、アルコールは揮発しますが、気体になっても引火と発火の可能性はありますでしようか。
換気が必要でしようか。
よろしくお願いいたします。
A:基本的に問い合わせの溶剤が発火することは、自然界においてないと考えます。引火点については、IPAが最も低く、11.7℃となり、その他の2油種は
15~16℃となります。
最も注意するべき内容としては、仰る通り溶剤は揮発したのち、
べーパー(気体のガス)が密閉空間では残りますので、
そのガスに静電気などが触れると引火致します。
よって、作業環境下において携帯電話を触ったり、
金属の棒を落とすなど、静電気の発生や火花の発生には
十分注意が必要となります。
あくまでも密閉空間ですので、風通しの良い場所であれば問題ございません。