船底塗料でトップコートの前にプラサフは必要ですか?

Q:質問させてください。
船底塗料をぬるときに、トップコート前にプラサフが必要では?と板金屋さんに言われたのですが、
どのようにお考えですか?
また研磨番手を600番で磨いて塗装というように言われました。
自分としては細かすぎるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
A:お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
まずプラサフについてですが、プライマーサフェーサーの名前のとおり、下地との密着を強化させて、
かつサフェース表面の美観も高める効果があります。
今回問題となるのが、船の塗料であり下地をゴリゴリ削ったり、海底に接触する部分である。
ということです。
プラサフ自体は研削性を高める必要がありますので、それほど硬度があるものではありません。
そのため今回の用途として適しているかというと疑問符が付きます。
ただし、美観をきわめたいのであればその限りではないでしょう。
そのため最終的にはどこをめざされるのか。をよく話し合った方が良いと思います。
つぎに研磨というのは、密着において極めて重要な項目になります。
下図中断にありますとおり、ヨコ方向のズレに相当な力を発揮するものです。
研磨を入れる事で、塗膜自体の接地面積が増えることと、レゴブロックのような密着になります。
実はこの効力というのは馬鹿にされがちなのですが、極めて強力な密着性能を示します。
未研磨でのプライマーよりも研磨の方がヨコ方向の密着に対しては極めて強力な密着力を示すことが多く実証されています。
さて、先の微細研磨についてですが、美観を目指す場合、研磨痕をなくすためかなり細かい番手の研磨を入れるケースがあります。
しかしこのケースにおいて後々問題になることが少なくありません。
理由は上記図3つ目です。
特にトップコートのような粘性が高い塗料の場合、内部にまで塗料が入り込まないため帰って接地面積が少なくなってしまうケースがあります。
そうすると逆効果になることがあります。
番手があらすぎることによるデメリットとしては、研磨目が表の塗料にまででてきてしまうことです。
トップコートであれば100番程度が顕著に研磨目がでない番手であると言えます。
美観を求める場合はもう少し小さくしてもらっても良いと思います。
よろしくお願い致します。

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船底塗料でトップコートの前にプラサフは必要ですか?”へ1件のコメント

  1. 出口健治 より:

    船底塗料は下塗りは要らないですよ
    船底塗料は藻やフジツボなどが着いては困るので塗っても剥がれる様になっているので 塩気が濃い所は一年ごとに塗ることも有ります。
    船底塗料を理解していないと後悔します。

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