6.超えてゆく、はるかなる峠道を。北アルプス山麓グランフォンド

どうもこんにちは。
 
まぶちでございますよ。
 

◎ぽかぽかランド

 
ぽかぽかランドからは一気に勾配が上がってきます。
 
斜度にして12-15くらいでしょうか。
 
この最初の難関を超えなければ先にはすすめません。
 
この峠で、水越ユカさんと一緒に走ることに。
 
応援していただきました。
 
スイスイ~っと登っていかれ
息一つ切れてませんでしたね。

◎眼下に集落

 
峠で高度を上げていくと、眼下に集落が見えてきました。
 
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この飛行機いや、気球化なにかで高度を上げていくかのような
フワフワとした体験が山の魅力でしょうか・・・
 
そしていつしか屏風のようにそびえていた山々が目線の先にならぶようになってきました。
 
ダンシングを入れながらなんとか上っていきます。
 
勾配が強くなると、パワー負けし、どうしても脚を付いてしまいます。
 
しかしそれでも押して歩くことはなく、再びまたがってこぎ始めます。
なにかをやろうとするとき、その一歩一歩がゴールに近づいているのか、全くわからず不安になることがあります。
しかし自転車のヒルクライムはその一歩一歩が確実に山頂へと近づいていっていることを実感することができます。
 
そして周りの皆が同じようにゼェゼェいいながら登っています。
 
一つのゴールを目指して。
 
 

◎美麻給水所

 
標高差にして400m上がったその先に、ようやく美麻給水ポイントがみえてきました。
 
標高は1,000mを超えています。
 
上は寒いです。
miasa.jpg
標高100mにつき6度気温が下がると言われています。
 
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頂上ではドリンクと豆腐をいただきました。
 
あまりに寒いので、先を急ぎます。
 
 
下りで力いっぱいブレーキを握りながら駆け下りていきます。
 
 
ここで80kmコースと90kmコースとの分岐が出てきました。
 
ここで最後の分岐確認をすると
 
”90kmを走る。”
 
と言い切りました。
 
ここから最後にして最強の難関、鷹狩山へ向かうことになったのです。
 

◎峠へ

 
途中公園があり、ここに大変”樹齢のある木”があったので、写真を撮ったりしました。
 
子供からは”早くして❢❢❢”
 
散々せっつかれましたが、
この神木を眺めながら、鷹狩山に向かうことに
 
私は鷹狩山行ったことはありませんでした、大町の市街を見下ろす山の頂上にあり、
岐阜でいう金華山みたいな立ち位置の場所だと思われます。
 
標高差はおよそ400mはあります。
 
途中分岐があり、ここから2kmとありました。
 
峠の2kmは非常に長い。
 
先の美麻で
すでに子供も脚が終わっっています。
 
分岐からは木々の間をすすむ九折のコース
 
木漏れ日の中を進んで行きます。
 
 

◎低血糖の罠

 
初心者がロングライドにおいて間違えをおかしてしまう最大の要因はおそらく補給不足です。
 
峠などではパワーがでるので相当のカロリーを消費してしまいます。
 
それに食事のエネルギーが追いつかなくなること。
 
これにより先に低血糖状態に陥ります。
 
こうなるとパワーが出なくなります。
 
脂肪がどれだけ乗っていても、着火剤である糖が不足すれば炭が燃えなくなります。
 
子供もついに頻繁に脚を着き出しました。
 
ぽかぽかランドでおにぎりをもっと食べれば良かったのですが、先を急いでしまいました。
これが最初のミス。
 
そして補給食を持たずにきたこと。
 
これが次のミス。
 
そして補給ドリンクを持たずにきたこと。
 
これが3つ目のミスです。
 
3つのミスがかさなり、子供のエネルギーが切れかかっています。
 
 
いつもは飴玉をいくつか持ってきているのですが、こんな日に限って持ってきておりません。
エネルギータンクのすくない子供はこのエイド間でエネルギーが枯渇してしまうのでしょうか。
 
今回最大のピンチが訪れようとしていました。
 
 
 
 
 
 
 

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