金融円滑化法の期限切れについて
日中はだいぶ暖かくなってきました。
とはいっても日差しだけですが・・・
まだまだ
トイレも内部で凍ってしまうケースが多々あります。
機械は寒いとオイルが堅くなり(バターのイメージ)、故障が頻発するものですが、
今年はそれほど影響がないようです。
日経平均株価も11,000円を超えてきました。
グローバルな視点はよく分かりませんが、少しづつ良い方向に向かってきているのではないでしょうか?
ただ懸念されるのは金融円滑化法の期限切れによって多くの企業にとって資金繰りの影響がでてくるということです。
金融円滑化法はカンタンに言うと企業の借金を合法的に先延ばしする物。
リーマンショックで資金ぐり
エライと思うでちょっと回収まっといたるわ!
ということです。これの期限が延長、延長されてきていましたが、この3月で切れるとのこと。
中小企業診断協会の先生方にきいてもやはりこの話題が多くなっています。
中小企業の経営は良く”アリとキリギリスにたとえられます。”
アリタイプ:好景気に税金を払ってでもコツコツと利益を積み上げしっかりした土台をつくっていた企業
キリギリスタイプ:好景気に税金を払うのをいやがり固定資産やその他資産を買ってしまった企業
とに分かれると思います。
ただ、キリギリスタイプでも良い点があり、波に乗ると大きくジャンプ(成長)できるということです。
たとえば、自社の利益を原資にして会社を成長させるのか、他人資本を原資にして会社を成長させるのか?ということです。
喫茶店などのチェーン店をイメージしてみると
本店の利益のみで規模を大きくするというアリタイプの戦略よりも
時には銀行その他の他人資本を利用してたくさんチェーン展開した方が時に有効な場合もあります。
ただ、キリギリスタイプでも収益性の上がる流動資産や有形固定資産たとえば商品や機械、設備など流動性(換金性、すぐにお金にかえやすい)の高いものなら良いのですが、
本業以外の不動産投資などリスキーで流動性の低い物を購入すると会社の業績に悪い影響を与えてしまいます。
さてさて本題の円滑化法の期限切れですが、この3月からいろんな影響がでてくるものと思われます。
注意が必要デスね