越前大野城へ行こう!古城探検番外編・その3
前回、城下の御清水をめぐって、城下町に入っていくところです。
9月の太陽はさんさんと降り注ぎ、少し暑いくらいです。
駅前広場です。
今回、城は後で先に町を散策します。
お腹がすいてますのでね。
ここが大手門から続く旧メインストリート
石畳が風情を感じさせます。
この直線の通りに対し、垂直に幾つかの通りが通っています。
イメージとしては京都がちかいでしょうか。
しばし歩くと
焼きたてパンのお店が。
これは入るでしょう。
こういったラスク的ななにかに強烈に引かれます。
くるみシリーズもあります。
パラデリアさん。
ここでパンを買い込み、歩きます。
そもそも来る前に
”すごい観光地やからね。”
と豪語していた割に、そこそこ空いております。
駅前に至っては人っ子一人居なかったですからね。
とは言え通常の山城探検に比べたら賑やかなもんですよ。
向こうはイノシシくらいしか居ないですからね。
今回久々の家族4人の旅行ということで、子どもたちのテンションがやばいことになっています。
五番夜市という行灯祭りがやる予定ですので準備が進んでいるようです。
さて、この5番通りの向かいには、越前大野観光協会があります。
ここでなんとオリエンテーションがあり、それに参加することに。
町を巡って幾つかの答えを導き出す。
というものです。
タイムトラベルアドベンチャー!
3人から選べますが、
これは金森長近できまりでしょう。
七間通りの向には、
寺町というのがあります。
これがこの越前大野の一番の特徴かと思います。
金森長近公はかの小倉山城を築いた人であり、飛騨と北美濃には大変ゆかりのある人物です。
小倉山城を歩くの記事はこちら
その金森公が大野城を築く際に、寺を城の東側、つまりは美濃方面や北の北陸加賀方面からに面するように配置しました。
これの意図は、寺社のような大型の建築物を東側に当てることで、戦時の臨時要塞とし、
東側の防御性を高める意図があったようです。
そのため十数社におよぶ寺社が固まっている町というのは、全国的にも大変めずらしいと思います。
一歩寺町通にはいると、そこは時代が変わったような空気感になります。
これが寺町通。
石畳が直線となって北に伸びています。
左手方向が大野城方面
チェックポイントがこのあたりにあるはずですので散策していきます。
寺町を背にして西側をみると大野城があります。
比高差はそんなになりません。
平山城になるのでしょうか。
こちらからは独立峰に見えますね。
このような”謎”があり、現場を探します。
勝手にどんぐりを収集するの図。
かばんを開けるとどんぐりが大量に入ってたりします。
お前はトトロかっ!
というツッコミがでます。
着々と準備が進んでいます。
スペシャルミッションヒント。
これだけです。
大人でもさっぱりわかりません。
結構このタイムトラベルアドベンチャーが難しいですよ。
最初に暗号解読があったのですが、しばらく考えこみましたからね。
嫁さんたっての希望で、この本場福そばさんに入ることに。
自分が選ぶと、三振しますのでね。
ソフトクリームのお店に入ろうかと思いましたが、楽しみは後にとっときます。
顔を出したり。
子供用と思うじゃないですか。
大人でもできるんですよ。コレ
他にやっている人は居なかったですが・・・
この金森公がこの城を立てており、美濃の小倉山城についても築城したということです。
小倉山もそうですが、小高い丘状の地形を利用し、碁盤目状に区切って整備するという手法は美濃市とよく似ているかもしれません。
金森長近の長というのは、信長の偏諱(へんき=名前から字をもらうもの)だったんですね。フムフム。
石垣の築城方法は野面積み。
荒削りな手法ですが、
戦国期の風情をよく残しています。
さて、ここから大手道に面する神社を過ぎていよいよ大野城に入っていきます。
次回に続く。
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