神秘の里石徹白へ その2

いやー、日本代表惜しかったですねぇ・・・

最初の一点が悔やまれます。

終わってから朝、子供がヒモ式の手提げバック持ってたので、

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”おまはん、それ(ヒモ)頭に巻いたら柴崎岳ちゃんみたいになるんじゃね!?”

子供も目をキラキラさせて言いいます。

”うん!うん!”

”なるな。うん。
これは柴崎岳になるやつや❢❢❢”

”うん!うん!”

いいましてですね、

子供のあたまに巻いたんですよ。

そのヒモを。

したら



完全にカッパでしたよね。カッパ

こどもには真実は言えませんでしたよ。

どうもこんにちは。まぶちでございますよ。


○石徹白へ

前回標高約1,000mの桧峠を通り

さて、ついに石徹白の入り口につくことができました。


ここまで片道約90kmです。
獲得標高1400m

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石徹白は人口300人ほど
数件の民宿とスキー場からなるよう


眼前に地図があります。

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村の入口にはこの大木があります。


いきなりとんでもない巨木です。

クスノキかな?よくわかりませんが存在感があります。

樹齢は数百年はありそう・・・

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標高700m石徹白村の周りには、標高1000mを軽く超える山々がぐるっと辺りを囲んでいます。

高原とはいえ平地と言うよりは緩い勾配がついている丘であるといえます。

○石徹白の大杉


さて今回石徹白の大杉に行きたかったのですが、
前日からの大雨による土砂崩れのため通行止めになっていたため断念。

○村の様子

ひとつ驚いたのは、本当に田畑の手入れが行き届いていることです。

おじいちゃんやおばあちゃんがみんな外に出て作業をしています。
昔は岐阜の田舎もこんなかんじだったのだろうか・・・


と思いをはせます。

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石徹白の中心部は小学校がありJAがあるあたりだろうと思われます。

そこを超え、北に道を進むと、徐々に家が少なくなってきます。


しばらく民家がない場所を通っていくと、突如集落が見え始め
この上在所とよばれる小さな集落の北端に白山中居神社があります。

遠目に見てもそれとわかるほどの大杉が神社の社叢に立ち並んでおり

神々しい雰囲気を醸し出しています。
電柱の奥の森にはひときわ大きい木が経っていることがわかります。

これが樹齢1000年近い浄安杉だろうと思います。

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駐車場の看板に自転車を立てかけて神社に入っていきます。

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この大木、樹齢400年は軽くこえていそうな巨木です。

我々の地域では、それぞれ1本づつが
神木として崇められそうな巨木が社叢全体に広がっています。

太古の森に紛れ込んだようなそんな感覚に陥ります。

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白山中居神社の由緒とあります。

この中に

大神、
「これ いと しろし」と申された。

とあります。
これが石徹白の由来とあります。

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白山登山道絵図

下の方の群落が石徹白、中段が白山中居神社のようです。

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クリートのダメージはすごいですが、人生にはクリートよりも大事なものがありますからね。
(大げさすぎるわ!)
砂利道を進みます。

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下流つまり福井県側

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上流岐阜県側です。

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樹齢は何年なんでしょうか?600年以上ありそうですなぁ・・・

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お参りをしました。

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くぐり方があるようで、そのとおりにくぐってみました。

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分かりづらいですが、
この奥に、とんでもない杉ではない巨木があります。


ブナ?クスノキ?木には詳しくないのでわかりません。

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ここを進むと浄安杉がありますが、今回はここまで。

これ以上進むとクリートが完全にアウトになりますからね。

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大杉に囲まれた森を出ると上在所の集落が広がっています。

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入り口でものを売ってました。

石徹白唯一の補給ポイントでしょうか。

お茶と卵を買ってもぐもぐ。

卵2つでタンパク質12gありがたいですね。
(なんの話だ!)

結局ここ石徹白では、補給エリアを見つけることができませんでした。

麓の白鳥で十分補給を行う必要があることを痛感させられましたね。

”白山はみえますか?”

きくと

”見えんね見えんね。麓すぎて(笑)”

ということです。


気温は下は30℃を超えているようですが海抜0mから計算し、4℃は低いはず。

残り時間が気になり始めましたが、
石徹白の集落をグルっと一周りすることにしました。


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石徹白の中心部
公民館などがあります。

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中心部と思われる地区。

おそらく往年は旅館がたくさんたちならんでいたのではないかと思われます。

常時1000人の信仰者があったとの伝承ですが、
話半分としても500人。

それはそれは多くの信仰者でにぎわったことでしょう。

両脇に旅館が立ち並び、食堂や土産物屋が並んでいたと思います。

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下在所集落
九頭竜方面を向く下流です。

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下在所集落
どこもひっそりとしています。

田畑の手入れは行き届き、村中にはりめぐらされた水路だけが
昔の名残として今も残っています。

○石徹白という地区
普段であれば村を歩く人達に挨拶をしても元気に帰ってくるのですが、
今回どうもそんな感じではない雰囲気をえました。

それは住む人の性格がどうのというよりは、
外界から隔絶された場所にあるというある種特殊な地域であるという証拠のようなもので、少し興味深かったです。

○折返し

名残惜しい感じでしたが、石徹白村を跡にして峠を登り返します。
さて、ここからの折返しがまたキツイ。

標高700から標高1000まで上り返す必要があります。

白鳥は標高400ですので、

白鳥中心街400→桧峠1000→石徹白700→白山中居神社800→石徹白700→桧峠1000→白鳥中心街400

登って降りて、登って降りての繰り返し。

その一つ一つが結構な斜度と高度があります。

標高が目まぐるしく変わりますね。


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登ってきた峠をさらに降りて、さらに上り返す。

という坂バカ以外には罰ゲーム以外なにものでもない場所のようです。

この白鳥、石徹白往復で獲得標高1200mくらいになるんではないでしょうか。

ヒノキ峠の入り口でローディーとスライドしました。

途中絶景ポイントがあるので写真をパチリ。

これでも中腹にあたります。

はるか郡上、美濃を見ています。
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つづら折れが続く山道。

麓には白鳥町前谷の集落が見えます。

前回やましんさんと来た時に思ったのですが、
この峠は本当にいいですねぇ。


眼下に登ってきたつづら折れ
下に広がる農村風景という景色

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しかしこのころになると脚は棒のようになり、パワーが全くでなくなりました。

筋グリコーゲンが枯渇しかかっているのかな。

完全に重力のみで白鳥の道の駅まで。

ソフトクリームとフランクを購入、
ここからは郡上相生へ。

一部工事区間止区間をパスすると回らない脚を100Wちょっと程度でまわしつづけて帰ってきましたよ。

しかし自転車始めた頃の出力は推定で100W程度だったことを考えると
だいぶ成長したなぁ・・・と思います。

本当は14時に帰る予定が、脚がなくなり15時30分に帰宅
完全に読み間違えてましたね。

というわけで今回石徹白に行きました。
175km,獲得標高1960mと245SSK(平坦換算強度)でTSS330(披露指数)

と強度の高いライドになりました。




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