熊野古道ヒルクライムレース当日

みなさまこんにちは。


まぶちでございますよ。

○熊野古道ヒルクライム

まだレースで入賞できる実力はありません。

しかし極限まで絞り込んだ選手たちを相手に戦わなければなりません。

○ヒルクライムとクリテリウム

クリテリウムでは、以前長良川クリテで後ろから関西弁の怒号がとびかってましたので、怖い怖いと思ってました。
クリテはどうもそういったスプリンター的な強いメンタルが必要な気がします。

しかしヒルクライムは自分との戦い。

相手を飲んでやるという気持ちや運よりも自分自身との戦いや純粋なフィジカルの戦いが大きいです。

レース前までにいかに自分や機材も含めたウエイトを絞り込めるか。

また当日は自分自身と対話し自己最大のパワーを淡々と刻めるかということで
クリテリウムとは対局に位置するような気がしますね。

準備期間も含めた精神力を試されるレース。

どうも自分的にはこちらの方が好きですね。


○当日朝

当日朝は前日に購入したヤマザキのロングスティックを。

普段”鳥の餌”ことオールブランしか食べてないので正直うまいのかどうかが謎です・・・

1本で400kcalもあるので
レース前しかこれは食べませんが、砂糖マーガリンが中に入ってますが、甘いですね…

○ホテルを出る・・・

5時前後にひっそりとホテルを出ます。

町は静まり返り夜のひんやりとした風があたりを包みます。

コンビニによっておにぎりと栄養ドリンクを補給

貧血に影響があるかもと思い鉄分ゼリーを購入してレースに備えます。

朝の栄養補給で600kcal程度は補給しています。

前日の影響からは多少張りはあるものの問題ないレベルです。

時間があまりなく、アップは10分程度

158拍まで上げて一旦終了

やがて日が上り、
遠くに今から登る妙法山がその稜線をくっきりと表し始めました。

ため息がでるほど美しい光景です。

○パレードラン

この熊野古道ヒルクライムの最大の特徴は公道封鎖によるパレードランでしょうか。

DSC_0395.jpg
※妙法山から望む那智勝浦あのビーチからやってきたことになります。

公道を封鎖し、那智の滝の麓まで400名の選手がパレードランをするのです。

○キナンサイクリングチーム
QVC
先頭はプロチームの
キナンサイクリングチーム
紀南なので地元のチームですね。

アジアチャンピオンの山本大貴選手などJプロツアーでも実力派のチームです。

嬉しいなぁ・・・・
また山の神こと森本選手とNHKチャリダーでおなじみ筧吾郎選手も

○パレードスタート

やがて町長さんの合図とともに一斉にパレードランがスタート

一斉に何百人ものロードレーサーが駆け抜ける様は圧巻ですね。

スピードはでているものの、空気の殻の中にスッポリとはいっているので
まるで空気の川に流されているよう。

手を降ってくれる方がいますので、手を降ったりします。

気温が低いので、低ギアで高回転で回していきます。

大門坂駐車場というかなりひろい駐車場につくとここからAコースは3組に別れて2分感覚でスタートします。

ゼッケン304のため3組目になりました。
3組目の後ろの方です。

○スタート

1組目が公道にでてスタートの合図
一斉にキナンと招待選手また先頭集団が飛び出していきました。

まわりからおおーっつの声が。

OPN参加ですがキナンチーム、ガチで走っているようなので、
自信がある人は是非参加して見てください。
2組目、3組目スタートになると追いつけないと思いますが…

さて、今回先頭集団が一気に上げることで300W超のパワーがでてしまうことが懸念されました。
心拍が跳ね上がり乳酸との戦いになることが予想されます。

前半の緩斜面でドラフティングが使えないことは大きいですが、レースが長いので自分のペースで行くことに決めました。

右から抜きやすいように、右列に配置

やがて我々3組目の号砲が鳴り響きました。


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