機械について
今日は静岡に機械を見に行ってきました。
今日は木工機のトップメーカーシンクスさんと建具、家具業界に特化した弥栄鉄工さんのNC機械を見れる良い機会です。
富士山が見えます。
まずは大井のシンクスさんの工場から
展示会にもあったシンクスさんのCNCガントリーです。
オプション鋸軸が付属しているので、タテヨコカット加工とルータ-加工が出来ます。
また吸着部にゴムパッキンの様な物がついており、取り外しが簡単です。
かなり売れているようです。
機械自体は小型ですが、920×2,600と大判が加工でき、取り回しがよく、スペースをあまり取らない。
さらにATCがついており、工具の手間が省けるというのはとてもメリットがあると思います。
今までのNCのがっちりしたタイプと異なり、これだけの加工がこれほどのスペースで出来るのが本当にすばらしいと思います。
ほかにも木型用のルーターや門型のカーボン専用ルータなど特注機がたくさん。
隣の工場ではパネルソーガントリーの調整などとても活気があります。
次に同じ静岡の弥栄鉄工さん。
新作ZXというタイプ、今までのYXからさらに進化させてコストも抑えてあるようです。
建具や家具業界に特化した加工機を作っているメーカーです。
ヘッドのスピードが恐ろしく速いのが印象的。
ルーター軸、ドリル軸、ヨコ水平ルーター、鋸軸とたくさんのヘッドがついており、家具屋さんなどは喉から手が出るほど欲しく成るのではないでしょうか。
あまりパソコンをさわっていない人でも直感的にわかるソフトがついているのがスゴイです。
こちらもすばらしい機械です。
外国産、主にドイツ製の機械は精度や剛性、ヘッドの取り替えなど汎用性に優れているというスゴイ良さがあります。
対して国産はCADCAMの使いやすさや日本に合ったスペースの取り方や加工性などというトテモ優れた点があるようです。
すばらしいメーカー2つを見れてとても幸せ