本城山・小野城へ行こう!最期の挑戦編・古城探検第33弾・2/4

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これが名物椿回廊トラバースです。

    

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急勾配となって右下に落ち込んでいます。
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50Mは下に落下しそうです。

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写真に取ると立体感がありませんが、迫力のある勾配です。

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今きた道を後ろ向きに撮影しています。

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落ち葉が堆積し、あたかも道のようになっている箇所がありますが、

上部から水が滴り落ちているため、道がぬかるみ、前回はそれにハマってしまいました。

今回は、杖を使って落とし穴をさぐりつつ進みます。

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第一椿回廊をこえると

第二椿回廊があります。

前回の神滝入り口に関しては、ここを直進し、印に反って山を横断します。

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山の至る箇所に

このようなマーキング

があります。

これを頼りに進んでいきます。

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この奥は谷になっており、前回ここまで来て道をロストしてしまった苦い経験があります。

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写真ではわかりにくいですが、谷川が流れています。

向の木に赤いマーキングがしてあります。

つまり谷をわたってもう一つの尾根を目指せ!

そういうことだと理解しました。

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このこれより椿回廊←というカンバンはおそらく高沢古道方面から来る人を誘導するためのもので、

これはムシしなければならないとそう理解しました。

理解しただけで、正解とは限らないので、一抹の不安を残しつつ尾根に向かって登っていきます。

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はっきりとマーキングがあります。

しかし矢印はこちらがわを向いております。

反対方向を向いておりますが、道はしっかりとついており、

この前に進む道があることを明確に規定しています。

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八神コースという印を見つけました。

間違いありません。

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今度はもうひとつのやま、つまり本城山の本山を登っていく格好になります。

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巨大な岩盤が現れ始めました。

中世の山城はチャートと呼ばれる岩盤を削りだして石垣をつくったり天然の要害としたケースが多いです。

そのためしっかりと頂上に近づいている。

我々はそう確信しました。

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このあたりになるとしっかりと道があります。

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ついに見つける事が出来ました。

頂上近道です。

直進すると大手道コース。

つまりこの辺りが美濃市と関市の間ということになります。

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直進のコースは若干下るような勾配

逆に近道コースは左手に折れるコースで、若干登るような勾配。

もちろん近道を選びます。
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この道を、いや未知を通っていきます。
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通ってきた道をパチリ。

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尾根に到達すると頂上には大きな山肌が見えました。

これは明らかに人為的に尾根筋を切断しています。

これがいわゆる堀切です。

城郭用語解説はこちら

これは相当大型な堀切です。

縄張り図をみるとまだかなり城の東端に近い位置であり、その突端でこれだけ大きな堀切が有るのは

相当な規模を有している。

ということになります。

この辺りは大型の杉林になり、風向きがぐっと変わりました。

山城頂上特有の吹き抜けるような風が流れています。

鳥肌がたつ。

という表現は遠いかもしれませんが、

恐ろしく巨大な規模の山城であることは明白です。

第3回に続く


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