有孔加工でできること。
おはようございます。
連休はいかがお過ごしだったでしょうか?
ワタクシまぶちは、初日に川に行きまして、ガッツリおよぎ、
次の日は御嶽山に行って参りました。6時間超動き回ってきました。
翌日からは大腿の筋肉痛に悩まされましたが、再度津保川に泳ぎ、最終日は家でダウンしておりました。
さて、有孔加工機への問い合わせが大変多いのですが、今日は改めてできることを紹介していきたいと思います。
連続して穴をあけていく機械なのですが、特徴としては
①段替えの速さ
特徴の1は段替えが早いことです。
これはビットを簡単に付け替えできる仕組みを取り入れているので、細かい段替えが簡単にできます。
従来の量産機では、数十本の決められた刃物を取り付ける仕様で、同じものを加工する分には良いのですが、
細かい段替えが入ると刃物交換で生産性が一気に落ちるというデメリットをはらんでいました。
最大のメリットは少量多品種への適合ができる。ということです。
世の中には物が溢れ、お客さんのニーズが多様化しています。例えば昔であればみんな同じテレビをみて同じスポーツをやっていました。
しかし今は情報が溢れ、それぞれ個々人が個性を活かしながら好きなことを楽しむ時代になってきています。
このように商品や建材についても種類が増えていく時代です。このような時代に適合した機械といえます。
②穴ピッチの自由度
量産機では、決められたピッチ(穴間隔)の加工しかできません。
穴ピッチを自由に変えられること。これはNC(数値)制御により機械がXYの座標を割り出し、高速に移動することで穴ピッチを自由に設定できます。
吸音効果をもたせたいような場合、決められた穴ピッチでしか加工できないのが通常ですが、自由に穴ピッチを指定できます。
●使用例として、より吸音効果をもたせたい壁面に対し、8φの大型ドリルで20mmピッチの材間で穴を開けました。
③ドリル侵入速度の自由度
侵入速度、ドゥエル(一時停止)、退避速度などを自由に決められること。
※これはあらゆる素材に適合できるということです。例えば一定速度でしか入らないものであれば、硬い岩盤をもつ素材に対して侵入速度が早すぎ
加工が出来ない等、柔軟に適合できません。
Aという素材、Bという素材に対しての最適解をそれぞれデータベース化することができれば、ドリル刃物の持ちが良くなり、最適なスピードで加工ができるようになるので、結果としてコストが下がり、納期が速くなりお客さんにメリットがでてきます。
このように広い汎用性を持たせる事ができるという利点があります。
樹脂の加工ができ、ルーター軸で加工しながらドリルを明けていく事が可能です。