最高の練習はまず峠から。潮南、笠木山、飯地の峠3本を登るルート
今回非常に長ったらしい文を随筆風に書いてます。
あらかじめご理解ください。
(いつもだろ❢❢❢)
しかし頑張らなければならない❢❢❢
タピオカくらい流行ってる。
八百津・・・・
TTの途中で辞めるイメージしかない。
セクション4になるとホント早く終わってくんないかな。的な感じになってきますよ。
麓の飲食店かわいやさんはお休み。
台風一過の翌日、朝起きると絶好の曇天でございましたよ。
ドヨーーーーーン
セキサイ(せきサイクリングサークル)用語でよく言うところの
どよ~ん川悦司状態ですね。
(いうか❢❢❢)
(いうか❢❢❢)
今にも押しつぶされそうになっております。
ワタシ・・・
しかし頑張らなければならない❢❢❢
そんなときは峠でストレスをバーニング
する必要があるのでございます。
する必要があるのでございます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
午後岐阜に用事があるので、逆算すると3時には帰ってこなければなりません。
いつものコースはむりやなぁ・・・
と思いつつ自転車にまたがります。
止まると蒸し暑いですが、走れば快適。
不思議ですね。
居酒屋で”とりあえずビール。”
みたいな感覚で”とりあえず東濃”に向かいます。
富加から八百津に抜ける前に、
兼山城下を通るのが最近のはやりですね。
タピオカくらい流行ってる。
断崖絶壁に兼山城があり、その麓に城下町があります。
南面に断崖の兼山城がそびえているので、日当たりはいまいちのようです。
町割りが2つになってるんだな。とか昔ここには何があっったんだろうか・・・・
などと考えながら走っていきます。
さてここをすぎると八百津の町に入ります。
八百津・・・・
そう八百津。
普通の中濃の、岐阜の民からすると忘れられた町
でございます。
しかししかし、我々サイクリストからするとサイクリストの聖地なんですよ。
聖地。
八百津の市街を抜けて八百津のファミリーマート、略してヤオマートに行くと、
(八百屋みたいな名前だな❢❢❢)
(八百屋みたいな名前だな❢❢❢)
サイクリストが何名か。
なかなか晴れがなかったので当日サイクリストが本当に多かったですね。
○潮南TT
潮南TT(タイムトライアル)を開催することに。
結構勇気がいるんですよね。
なにせ頂上まで30分かかりますので
モチベーション、精神力、体力
この3つが揃っってないとTTはできませんね。
そもそも潮南ってなんぞや。
という話しなんですが、
約12km信号が一つもない極上のサイクリングロード
約12km信号が一つもない極上のサイクリングロード
の事を言います。
我々セキサイ用語では
”しおなみ街道”
なんて行ったりしますがね。
(紛らわしいわ❢❢❢)
国道なので道幅が広く、車も殆ど通りませんので車も、自転車もバイクも、
winwinなのでございます。
winwinなのでございます。
頂上には森の直売所や食堂、喫茶店、雑貨店もあるので、
岐阜山岳サイクリストの聖地ともいうべき場所なのであります。
○聖地八百津
八百津は3つのエリアに分かれています。
麓の町
八百津の本町です。家が密集し、コンビニ、スーパーだけでなく
和菓子屋(サイクリストにピッタリ)さんと食堂があるのです。
頂上の町
潮南地区、標高600mの高原で晴れた日は伊勢湾が見えます。
天空の町
久田見、福地などの天空の町です。
昭和の風情をのこした日本の原風景がそこにはあります。
この3つ。
○潮南ヒルクライムの特徴
自転車で坂や峠を登るヒルクライム
潮南ヒルクライムの特徴をいくつか説明いたします。
セクションは3つに分かれています。
第一セクション
ファミリーマートから降りていき、左手にガソリンスタンドがあります。
神社を過ぎてからすぐに登りが始まりますが、ここがスタートです。
セクション1は5-6%の上りが続きます。
道幅は広く、交通量が少ないので、
普通に左側を走れば車に遠慮することはほとんどありません。
最初は急ではないので、体感でいくとパワーを出しすぎてしまう傾向にあります。
注意が必要ですね。
橋を超えて登っていきます。
トンネルは尾灯をつけましょう。
やがて眼下に集落が見えてきます。
セクション2
セクション2は急な上り勾配からトンネルを潜ります。
トンネルではメーターが見えずペースが落ちやすいです。
ペース増減があると、だんだんパワーが下がってくるので、一定ペースを心がけましょう。
セクション3
セクション3はトンネルを抜けた旅足橋区間です。
ここは周りの景色をみてこころを癒しましょう。
ちょうど半分くらいですね。
30分を切るには、2個目のトンネルを18分くらいで通らねばなりません。
セクション4
セクション4からは高速区間です。
アップダウンがありますが、一気に勾配がゆるくなります。
リズムを一定にしながら最後まで
最後は無酸素領域というのが別立てであるはずなので、力の限り踏み込みましょう。
さて、潮南をフルもがきで走ると、頂上は直売所があります。
○ゴール
ここがゴール。
奥にでっかいサイクルスタンドとベンチがあります。
手前にもベンチがありますが、ここは日が当たらないので暑いときはおすすめ
八百津名物の和菓子や五平餅、ギンギンのアイスなどが販売されています。
潮南について福地、久田見、中野方、飯地方面に行かれる方は必ずここで補給をしてください。
でないと補給が全くできなくなる可能性があります。
山間のお店は、
臨時休業が多い
という関に昔から伝わる有名なことわざがあります。
また
八百津では1万円札なんて10円の価値もないんだよ!
これも有名なことわざであります。
峠の自販機で休憩しようとしたら1万円札しかなくてビビった経験はみなさんあろうかと思います。
”なんで普段は一万円札なんかないのに、こんなときに1,000円札と小銭がたりないんだ❢❢❢”
この経験でございます。
○中野方村
頂上からは今度は中野方峠を超えて中野方村へ向かいます。
峠に囲まれた場所に広大な盆地が広がっておりそれが中野方という町になります。
夏の陽光にかがやく棚田と笠置山を見ながら集落に降りていきます。
最近は雑貨屋さんが少なくなってしまったので
ほぼ唯一の河合屋商店さんに向かいます。
なにしろここから笠置山に登らなければならないからです。
ここで、0カロリースポドリと和菓子3つ、パンを購入。
○笠置山
標高1128m
傘をさかさにしたような綺麗な山容が特徴です。
山頂が斜めになっているんですが、この勾配が絶妙なんですよ。
(知らんわ❢❢❢)
そして頂上付近までしっかりとした道路がついています。
中野方から笠置町に向かう途中、五平餅屋さんがありますが、そこのT字がスタート地点
頂上までは距離8km獲得標高600m超のA級山岳です。
前回は36分だったので、これを目標に登っていきます。
すでに潮南で出し切ったのでどこまでかかるかわかりませんが
自分なりの目標をたててすすみます。
最初はいいのですが、だんだんパワーが下がってくる・・・
セクションは4つ
セクション1
T字から山に向かうゆるい勾配の平坦区間です。
高速区間なので出しすぎると後でタレます。
セクション2
最初は森林区間、間伐が行き届いたヒノキの森からは陽光が差し込んできます。
随所に水場があり、マイナスイオンが多い場所です。
涼しいのと勾配が割合一定の区間です。
セクション3
林道を超えると、人工林から雑木林に変わっていきます。
ここからは陽が照ってくるので、水分補給をしっかりしましょう。
セクション4
管理事務所がありますが、ここの側道からさらに上にいけます。
最終区間ですが、勾配がキツイ・・・・
このあたりになると
”自転車を降りる理由”
を探し出しますが
”途中で雷とか目のまえに落ちてきてくんないかな。直撃すると面倒なんで直前のいい感じのトコに”
”途中で雷とか目のまえに落ちてきてくんないかな。直撃すると面倒なんで直前のいい感じのトコに”
とか
”途中で鹿とか出てきてぶつかってくんないかな???”
とか
”熊とかだいぶ前の方に出てきてくれんかな。あんまり近すぎると怖いからちょうど写真が取れてかつ、きちんとにげれるくらいの位置に”
とかあとから考えると完全にヤバイレベルです。
しまいには
”宇宙人とか降ってきてくんないかな。写真取れるし”
とかね。
TTの途中で辞めるイメージしかない。
セクション4になるとホント早く終わってくんないかな。的な感じになってきますよ。
また途中ゴムのビードが地中からでてきてますので、荷重をかけるとすっ転びそうになります。
あれ何なんですかね。
熊野古道で、グレーチングの抜けを石で蓋してあるくらいビビるんですがね。
ゴムビードは濡れてるとホント困る。
しかし
つづらになればラストです。
最後は無酸素領域で頑張りましょう。
頂上につくと絶景が広がっています。
35分ちょいでした。
最大心拍175くらいかな。
モヤが多く、日陰でゼェゼェしてると、ハチがよってきてよってきて。
制汗デオドラントの柑橘系の臭いがあれなんでしょうかね。
もうね、ハチがすごい。
ハチに追い立てられましたので、逃げ帰ってきました。
”家でも追い立てられて、
ハチにも追い立てられるて❢❢❢”
さて、ここから中野方を折り返しても良かったのですが、飯地高原に行きたいな。と思い立ち、3本目
もう完全に間違ってましたね。
飯地高原へは、飯地から降りたところの橋の麓からがスタートとなります。
麓の飲食店かわいやさんはお休み。
もうパワーが全くでない。
血中の糖がすくなくなってるのもあるんでしょうが。
この飯地ヒルクライムの特徴は他2本とことなり、勾配が急であるということです。
私勾配が急なヒルクライム結構好きなんですが、なんでかと考えると景色が急に変わることが多い。
勾配の変化が少ないので、パワー増減が抑えられる。
峠感が多い。
景色が良いところが多い。
などの理由です。
飯地高原は断崖絶壁のような九折を登っていくルートです。
なんといっても見どころは飯地の一つ岩
ですね。
断崖を切り開いた感がいいですね。
もうメキシコ奥地とかにある感じ。
行ったことないけど。
とんぼのモニュメントを超えるとゴールは目の前にあります。
結構高い位置で心が折れますが・・・
○絶好のエイドポイント
気温は麓で35度くらいでしょうか。
頂上に登ると二葉屋商店さんがあります。
お店でおじさんが新聞よみながら、ラジオを聞いています。
その音を聞きながら
ビールケースひっくり返した椅子で
ギンギンのアイスをたべます。
なんかしらないけど昔を思い出します・・・
そしてここから潮南に向かいます。
アップダウンがものすごいというか、基本アップダウンしかないんです。
潮南で五平餅を2本食べました。
丸いので食べやすいですねぇ・・・
潮南のダウンヒルはものすごいスピードがでるので注意が必要ですね。
あとはテケトーに帰って終わり。
ということで久しぶりのライドだったんですが、
潮南TT、笠置山TT、飯地TTと3本、最後はパワーでませんでしたが、
FTP領域において70分くらいはいることができたと思います。
最高の練習はまず峠から。
ということですね❢❢❢