彦根長浜にサイクリングで行こう!古城探検第42弾・第1回

皆様こんにちは。

ブログを見ている方から夫婦仲を心配されることもありますが、

全く心配ないということをまずもって皆様にご報告せねばならないと思っております。

というか、夫婦の会話が一週間ほとんどありません。

土曜の夜か日曜にたまにイオンなどに出かけるくらい。

こういった家庭も実は多いのではないでしょうか。

こちらは夜が遅いので、ご飯を食べてフロに入って出てくるともう寝てますのでね。

お休みの日曜は子供と一緒に出かけてますので、

会話が多分1週間で15分位。

というわけでたまには、一緒に出かけようということになりました。

行き先は近江彦根であります。

彦根は安政の大獄の井伊直弼が有名でありますが、

元をただせば、徳川四天王とよばれた井伊直政に行き着きます。

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安政の大獄は試験にもよく出ますが、

その契機となったのは”黒船の襲来”でございます。

この黒船の襲来により、現実的な路線、つまりは日米修好通商条約を結んだわけですが、

これに国内の議論が沸騰します。

この沸騰する議論を抑えるのか、なだめるのか、融和するのか、いろんな方法が考えられるわけでありますが、

そこで取られた方法が融和でもなだめるでもない、弾圧という路線であります。

この弾圧が安政の大獄です。

この大獄によって橋本左内、頼三樹三郎、そして長州の松陰先生こと、吉田松陰が命を落としています。

この中で吉田松陰が残した辞世の句、

 

 

身はたとい、武蔵の野辺に朽ちぬとも、とどめおかまし大和魂

この句が生まれました。

この日本を思う心の純粋な結晶とも言うべき辞世の句や
留魂録などが長州過激派の聖書、バイブルとなり日本を近代国家へとおし上げるのです。

さて、こうした大弾圧、安政の大獄によって

これをもって”井伊の赤鬼”と呼ばれたのでありますが、

これは藩祖、井伊直政が赤備えという朱塗りの鎧に全軍を統一し、敵から恐れられていたことに由来します。

で、この赤備えのルーツが、武田軍にあります。

武田軍崩壊後その優秀な遺臣団を吸収したのがこの井伊直政というわけです。

これは三方原の合戦において武田軍に惨敗した徳川家康がその軍政を積極的に取り入れようとした政策の一貫だと思います。

我々の日本という国を作った近代史は遥か戦国の武田軍までさかのぼっていくことになります。

つまり、日本史というのは、点ではなく、線、もっと言えば面で捉える必要があるということが言えると思います。

そうすればスポンジが水を吸うが如く頭に情報が入りやすく成ると思います。

 

話がそれましたが、彦根や長浜という地は現在の感覚と全くことなり、昔は非常に重要な地点として認識されていたようです。

京都に近く、大阪と名古屋をつなぐ大動脈の戦略上の要衝地であったようです。

織田信長はここから西へ少し行ったところに安土城を造成していましたし、

例えば関が原の前は、豊臣家はここの佐和山に”石田三成”
を配置していました。

そのため徳川家康は一番の出世頭であった井伊家をここに配置したということが言えると思います。

さて、彦根にはロードバイクが借りられるレンタサイクルがあるという情報を

FBI筋から入手しておりますので、

早速向かいます。

駅前の平和堂アルプラザの1Fにあるレンタサイクルでロードバイクを借りようと思いましたが、早速売り切れてまして、

しかたなくクロスバイクでのサイクリングです。

料金は500円ととってもリーズナブル!

 

 

ここから京橋までは4-500mくらいでしょうか。

 

自転車ならばすぐの距離です。

自分のTCR1は車輪を外し、車に収納してあります。
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彦根城下の京橋です。

現在夢京橋キャッスルロードとして整備されつつあります。

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お菓子屋さんに入ります。

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オシャレなクッキーを購入。

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外は江戸時代のような風情。

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オリンピアという謎のお菓子があります。

とても美味しそう。

こういう地の食べ物を食べるのが楽しみでありますが、

そうは言っても限りがありますのでね。

ここでスパートはできません。

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ここから彦根城がちら見できます。

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優雅にティータイムです。

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ティータイム後、ここを出まして、城下を散策します。

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夢京橋キャッスルロードを西へ向かいます。

人力車のりばってあったんですね。

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道の左右にはいろいろなお店が軒を連ねています。

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さて、ここから四番町スクエアに入っていきます。

スクエアということは長浜スクエアをオマージュしたのでしょうか。

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このようなハイカラの建物があります。

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夢京橋キャッスルロードが江戸時代なら、こちらは大正時代でしょうか。

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このようなおしゃれな店も。

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ひこにゃんが随所にいますね。

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このような道を軽快に進みます。

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グリコミュージアムがあり、入りました。

中にはGIANTカプリコが。

GIANTつながりで買おうと思いましたが、ここで飛ばしては行けない。

そう思ってやめときました。

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ひこにゃんグッズのお店。

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ボックスフリーマッケットのお店。

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やっぱり私まぶちも

”インテリアのまぶち”


または

”インテリメガネ”

はては

”メガネゴリラ”

などと呼ばれているわけで、黙って見過ごすわけには行かないですよね。

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このような飾りもあります。

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アロマでしょうか。

絵になりますねぇ・・・

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彦根城が見えます。

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子供向けもあります。

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嫁さんの自転車はレンタルのクロスバイク。

マークローザとロゴがあります。

持ってみると非常に重いです。

17-18kgでしょうか。

ママチャリと重さは変わりませんね。
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正面に鎮座しているのが井伊の赤鬼。

井伊直政公の鎧でしょう。

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さて、ここから湖の湖岸道路を通って長浜に向かいます。

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北へ向かいます。
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学校の通りを通ります。

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正面からは潮風に似た風が吹いています。

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彦根城を見ながら・・

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カインズホームに到着。

変わったエスカレーターがありますね。
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もちろんこのコーナー。
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さて、ここから本格的なサイクリングです。

ヘルメットを忘れてしまったので、今回はやむなくノーヘル。
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雑木林の中をさっそうと駆け抜けます。
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やがて琵琶湖が見えてきました。

スピードは13km/Hと非常に遅いですが、

嫁さんのバイクが重いのと、最初なので仕方ないか・・という感じ。

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湖岸とTCR1

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さっきのクッキーを頂きます。

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おしゃれな洋館

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ワーゲンバスがあります。

式場でしょうか。

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歩道が広く、自転車道と歩道がわかれてますので、非常に進みやすいです。

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右手には佐和山。

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長浜の前に米原がありますのでそこに向かいます。

>>第2回へ続く。


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