建材パネルカット技術のご紹介

さてみなさまこんにちは。

 

馬渕でございますよ。

 

今日は建材パネルのカット切断機のご紹介

 

あまりイメージしづらいのと、情報を外部に出さない企業が多い中、我々は自社の技術をほぼすべて外にだしています。

 

なぜか。それは競争相手が国内ではないからです。

我々は海外から仕事を取り戻すことにより、国内の雇用と仕事を増やそうとしています。

 

そのため、情報を開示することで、むしろ国内の企業が高度化すればそれでよいと考えています。

 

今回は、核心的な技術をご紹介しようと想います。

 

ただ単にカットするだけで全ての素材のカットが完了するわけではありません。

 

素材は石膏ボード、ケイカル板、合板、MDF、パーチクルボード、ハードボード、FRP、ABSパネル、PPパネル、アクリル板、PEパネル

鉄箔(0.5mmまで)、アルミ板、セメント板、大平板、ポリカーボネート、CFRP、メラミン化粧板、ポリ合板、などの加工を行っております。

 

他社がやらないものがどんどん集まっているような感じなんですね。

1品ものの試作や開発案件が多いのもこのためです。

 

日本でもっとも進んだ建材切断機

 

全加工の40%を占めるのがこの切断になります。

 

カット機能をもつ機械は7台あるなか、旗艦設備は3台あります。

こちらはビームソーという機械です。

 

ビームソー(電子制御によるNCカット切断機)

ロボパネルソー(ロボットによる半自動装置)

鉄箔加工機(汎用機をインバーター制御化し回転数を制御することで鉄箔の切断が可能)

 

ただ単にカットするだけではありません。

電子制御で位置と高さを制御しています。

位置制御によって窓枠加工ができるのと、

溝加工、さらには曲げボードの製造が可能となっています。

 

これは機械の特性になりますが、ここからさらにソフトウエア的な強みをご紹介します。

 

 

重量物搬送システム

 

重量物の搬送は2つの仕組みで省力化しています。

 

一つは、エアーフローティング。

重量ボードでもエアーの力で軽々移動できます。

 

フローティングガイドはリニアガイドウェイで移動も可能です。

 

また自社でハンド製造したアームがあるので、そちらで搬送ができます。

※右側のアームがそうです。

 

 

ソフトウエア的な強み

トマト工業の切断機では、各社からくる加工データをCSVデータとします。

 

そのCSVデータを工場内WIFIを通じて転送することで、加工データとして変換できます。

 

これは、QRコードを使った加工とはまたちょっと違った考え方ですが、ソフトウエア的に高速化しています。

 

 

ネスティング

 

これはAIが行うもので、自動計算して最適解を出してくれます。

 

CSV自動補正

 

素材の中には補正が必要なものもありますが、そちらはより上流側のCSVの時点でスクリプト化して

自動計算させます。

 

Iotモニタリング

 

オフィスからは、Iotモニタリングシステムによって現状を把握することができます。

こちらはPythonのスクリプトによって動いております。

ラズパイソースコードも公開してますので、ぜひご利用ください。

 

工場IOT・ラズパイを使った遠隔監視カメラの設定方法について

 

Iot検知スクリプト

 

モーター温度などある一定の閾値を超えると、Iotセンサーが感知し、オフィスに異常を報告する仕組みです。

 

 

 

ロボット切断機もありますが、そちらはまた別の日に説明いたします。

 

 

 

工場見学も大歓迎ですのでぜひぜひ遊びにきてねーーー!!ではまた!!

 

 

 

 

 

 

 

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