工場IOTプロジェクト第四弾 照度感知センサー連動サーボモーター
さて、工場IOTもいよいよ実装段階に入ってきました。
今回はこちら、照度を感知してサーボモーターを動かします。
あわせて、パソコンの画面に照度を表示させています。
今まではLEDをピカラせたり、一体何の役に立つかわからないものを作っていましたが、
より実践的なものにアップグレードしていきます。
全くなんの知識もないところから、いろんな人の助けを借りてできることが増えてきました。
これを今後の働くみんなの効率化のため、役立てて行きたいと思います。
さて、今回は前回の改良型、進化版でございます。
前回は、照度センサーでLEDをピカラせました。
しかし今回のものは、ここにアウトプットをつけたしたものになります。
サーボモーター
我々の工作機械の中にはサーボモーターがよく使われています。
これは回転を制御できるモーターになります。
電子工作のサーボモータと、ファナックなどの産業用サーボモータでは考え方があまりにも違うので
もはや別物ではありますが。
ミニ四駆のモーターは電圧を与えているときだけまわります。
しかしサーボモータや、ステッピングモーターはこの駆動を制御できる点があります。
具体的にはサーボモーターは角度を指定出来るものになります。
具体的にいいますと、ラジコンの前輪、つまりこれは角度を指定してあげますがこの角度制御に使われております。
このサーボモーターを利用して、角度を決めたり、回転させたりできます。
照度センサー
今回、照度センサーを利用しております。
この照度センサーはGY-30というオンチップのセンサーになります。
これをI2Cという接続でつなぎ、Raspberrypiで照度を取得します。
小数点以下が表示されるので、整数表示とし、
こちらはLXと表示
分かりやすいように
☆☆☆☆☆明るい →赤色LED
★★☆☆☆すこし明るい →黄色LED
★★★☆☆普通 →緑色LED
★★★★★暗い →青色LED
というように識別させました。
print関数にて、リアルタイムで表示させています。
暗くなったときだけ、サーボモーターが動くようにしております。
自社でこのIOT機器を開発する最大のメリットは閾値を調整できることです。
これはいわば変数、パラメータのようなもので、ここに数値を入れることによって自由に現場向けカスタマイズが可能となります。
今回は800ルクス以下で、暗いと判別し、サーボモーターを駆動させています。
パソコンの画面には980ルクスのように照度を表示させております。