工場のIOT改善プロジェクト!第一弾IOTセンサー【サムイでセンサー】を作成したよ❢❢
さてみなさまこんにちは。
最近は、本をよむかクルマでもYou Tubeでプログラミング、電子回路の本を読みこんできました。
秋口から学習を初めて、
突っ込んだ時間数、数百時間。
もうそろそろ成果物をださないと、
一体何やってるのかわからなくなります。
サムイでセンサー
というわけで、すさまじいプレッシャーのなか、
ついにIOTセンサー第一号が完成しました。
なづけて
サムイでセンサーです。
(なんだそれバカッ❢❢)
IOT、IOTと叫ばれてますが、
インターネットオブシングス。
IOTというのは、モノのインターネットということです。
ものをインターネットにつなげる。
固定電話がインターネットにつながってスマホになった。
みたいなものですよね。
工場の機械も、インターネットにつなげよう。
と言う事なのです。
国が我々中小企業に対し、生産性を上げろ❢❢❢生産性を上げろ❢❢❢
と大合唱をしていますが、なにぶん役場関係への手続きが一番
生産性を下げてるんですが
そんなことはおいておいて、
敵はそこではありません。
競争はすでにグローバルに展開されております。
中国の企業は通貨安を背景に、どんどん進化し設備を強化、IOTや最新設備で大量生産型に特化しつつあります。
我々日本の中小企業がどうやって彼らと戦っていくべきなのか。
その答えは今はわかりませんが、我々は我々のフェーズで
できることをやっていこうと思います。
さて、ベース基板はラズベリーパイ3+
という教育用の小型PCを利用しています。
実売で6,000円くらいの超小型コンピュータです。
わずか6,000円で工場からデータをひろってインターネットにつなげる。
これがいIOTをつかった改善です。
いやいや、どんなことができるの?
ということなのですが、センサーをとりつけます。
このセンサーが信号をひろったとき、なんらかの行動を起こす。
という仕組みです。
センサーがスイッチを押す。
ということですね。
温度センサーを機械に取り付けるとどうなるか。
温度が発熱したら、高温注意報を事務所のパソコンに伝える。
加工が終了したタイミングをお知らせする。
といった形です。
さっぱりわからない状態でしたが、毎日のなかで徐々に改善がみられるようになってきました。
回路設計
まずは回路設計です。
回路設計というとなにやら難しそうなイメージがありますが、そうではなく、
センサーからの信号をひろって、出力に出す。みたいなイメージですね。
LEDを光らす、通知をする。などの出力を出す。
という一連の流れになります。
センサーが自動でスイッチをいれてくれるようにする。
ということです。
パソコンとはつまるところ、スイッチを入れていくようなもののようです。
子供もスイッチ、お父さんもスイッチ。
(なんの話だ❢❢)
さて、今回のサムイでセンサー、
まず、上記写真の青色のセンサー
サムイでセンサーの仕組み
温度センサーが温度をひろいます。
センサーが温度25度以上の場合、赤色のランプがつき、
【暑いよ暑いよ❢❢】
と出川サンのようなイメージで言葉を発します。
センサーが温度15度以上の場合、黄色のランプがつき、
【快適ですよ。】
と出川サンのようなイメージで言葉を発します。
センサーが5度以下の場合、青色のランプがつき、
【サムイですよ。】
と教えてくれます。
【いや、そんなんわかるやん❢❢】
という声はこの際おいておきましょうよ。
プログラミング
プログラミングではPythonのコードを開き、THONNYという開発環境を使います。
温度センサーの温度データ
これを
①25度以上
②15度以上
③15度以下とします。
LINEで通知
最後がとても苦労したのですが、そのままではこのつないだモニタ上に、温度が表示され、教えてくれるだけになります。
そのためLINENOTIFYという機能をつかい、温度をLINEに教える仕組みをつくりました。
ホントはSlackに転送をしたかったのですが、多分現場ではスマホLINEの方が圧倒的に使いやすいだろうということで
この路線でいくことにしました。
個人のLINEグループに情報がながれてくる仕組みを作りました。
まず、温湿度センサーが温度と湿度を拾います。
そのうえで、ラズパイが何度以上はこの信号を出す。
ということを振り分けして、温度が高い場合、赤色のピンから電圧3.3Vをだします。
この電圧を受けてLEDが光る。
ということになります。
そしてLINENOTIFIを通じてみんなに共有される。
という仕組みになります。
実際に、寒いで!と教えてくれています。
今後の流れ
IOT、モノのインターネットと言われていますが、我々は機械設備においてどんどんとインターネット化していこうと思います。
入力側を工夫すれば、温度、湿度、音、色、光、風、力などさまざまな変更要因をスイッチとし
いろんな動きができます。
例として、
集塵機に温度センサーを取り付け、温度が異常発熱をし、ある一定の閾値をこえたらLINEで教えてくれる。
NC設備に取り付け、機械の稼働率をみつつ、異音が発生したらアラームで警報する。
あるいは、
シグナルタワーの光をセンサーで入力し事務所に通知する。
などです。
IOTの夜明けがまさにいまはじまったと思うととても嬉しくもあります。
今後どのような機器をつくっていくのかをまたブログにてアップしていきたいと思います。
と、その前に・・・・・
半導体不足で、ラズパイ基盤が売ってない------❢❢