大自然と神域を味わう、自転車での大山白山神社参拝
さてみなさまこんにちは。
まぶちでございますよ。
今週は、9日、10日と関市ビジネスプラス展がありますので、ぜひ起こしください。
土曜には、ワークショップもやりますので、ぜひきてねー❢❢
今日はチャリ部。
花粉が治まってくる5月というのは本当に我々サイクリストのベストシーズンなわけです。
さらに日が長いので、長距離もできる。
というわけで、結局4月末から5月6日までの走行距離が
なんと600km。過去最高のペースで来てますね。
嫁さんからは、
元気おじさん。
という名の称号もらってますからね。
そんな称号何個あってもいいですからね。
(節子、それ悪口や。)
さてさて、そんななか、久しぶりに大山白山神社に行きたい。
と思うようになりました。
この時期の白川町というのはそれはもう、絶品なんですよ。
激坂のぞいて。
青々と輝く新緑に、濃い緑のお茶、田んぼに入った水鏡に、
そしてお茶用の風車。
ナウシカの風の谷みたいなもんです。
朝からカフェ
朝は富加のイブカフェで。
8時30分からやってるので、サイクリストにピッタリです。
ここから間見峠、袋坂峠を連発で超えていかなければならないので、補給にピッタリ。
中濃ガチハゲサイクリストが選ぶベスト5カフェの一つです。
(それ逆にお店に迷惑だ。バカッ❢❢)
お店はきれいで、店員さんは優しく、大正村っぽい建物は風情があります。
もちろんメニューも最強。
元気をたっぷりもらって
ここから、金山町方面へ。
大山白山神社とは?
さて、白川町。
白川郷でないほうの白川は、
岐阜県中濃に位置する大きな町ですが、
お茶と東濃ひのき建築で有名です。
三和木さんや新和建設さんが有名どころですが、
建築に関わる高い職人技術者と優秀な大工さんを多数排出している土地柄なのです。
大山白山神社はその白川町の北端に位置し、標高およそ860mの頂上にあります。
白川町最強のパワースポットです。
大山白山神社
今回、コースを下油井駅の手前から、登っていくことに。
結論とんでもないコースでしたね。
しかし新緑に輝く広葉樹は、キラキラと太陽光を反射し、
木漏れ日は天井から差す光の束となって、
自分自身を鮮やかに照らしてくれます。
時折谷間に集落が点在してますが、全部こんな感じ。
田んぼに張られた水鏡が、反射鏡のように空を写しています。
時折吹く心地よい風が水鏡を揺らします。
この時期にしかみえない絶景。
広野の道に合流すると、一気に道がひらけてきますが、ここから大山白山神社への本格的な上りが始まります。
標高差およそ270m。
下油井からすでに合計300mは登っているようなので、相当な大山です。
低血糖の症状が出始めてきたので、
お茶工場の自販機でジュースを飲むと、
大山白山神社の山頂が向こうのほうに視えてきます。
一歩づつ足を回していくと、呼吸とペダルが同調し、
あたりに呼吸音だけが響いていきます。
自然と一体化するというか、なんとも不思議な感覚。
下油井の駅からはずっと登りが続いています。
調べると下油井駅標高が214mなので、大山白山神社862mの麓まで、580mほど登りつづける形になります。
特にルートが直登ルートを選択してしまったので、合計650mくらいの標高差。
しかし新緑の中を気持ちよく抜けていきます。
なにより、車もバイクもほとんど通らない。
時折吹き付ける乾いた風が、体の水分を一瞬で飛ばしてくれます。
めちゃくちゃ幸せだなぁ・・・。
ついに大山白山神社鳥居入口広場に到着。
この鳥居が標高およそ790m
結構涼しいです。
ここから徒歩で、約80mをのぼって、標高862の最高到達点に向かいます。
約40m登ると、本殿があります。
ここでこれまでのお礼を申し上げ、ここから奥社に向かいます。
本殿脇の鳥居からさらに奥社に向けて登っていきます。
奥社手前にとんでもないエネルギーを発してる大木があります。
これが白山大山神社の大杉
公称1,200年と言われてますが、実際は、500年級に視えます。
樹皮は生き生きとしており、意気軒昂のように見えます。
裏から回り込んで触ってみると、しっとりと水分を感じられます。
大地の水分をたっぷりとその身に吸い上げていることがわかります。
奥社にて、またお礼をいい、裏手へ回りこむと、展望台があります。
ここから、北方面を望むことが可能です。
御嶽山
くっきりとその山容が。
頑張れば、いけそうに思えてくるくらい近いです。
御嶽山は、岐阜県側からがもっとも秀麗にみえますね。
長野県からは、ゴツゴツした山容が荒々しく視えます。
展望台からは、白山、別山、大日ヶ岳も。
標高は低いはずが、雪がたっぷりと残っています。
これら山岳群は、雲がかかっていることが本当に多いので、珍しい光景。
来てよかったな。
石切ベンチがあるので、ここでおにぎりとミルクコーヒーを。
日陰は寒いくらい。汗が一瞬で乾いていきますね。
名古屋ビル群
私は今回始めて見れましたが、名古屋ビル群も見ることができます。
何回も来てますが、今回名古屋ビルが視えたのは、始めてです。
大森神社経由、金山行き
降りていくと、道中に大森神社があります。
こちらもとんでもない巨木が鎮座しております。
自転車の大きさと比較するとその巨大さがわかりますね。
うねるように天に向かって伸びています。
突き上げた拳のような枝が勢いよく上に向かって伸びています。
樹皮は分厚く、
こちらもみずみずしい水を体いっぱいにたくわえています。
立て看板
ちなみに、このあたりにあの有名な看板、
怪しいなあんなところに
不審者が!!
があります。
いや、そんなやつおらんやろ、と思いながら、周りを見渡すと、
不審者、私やん❢
完全一致❢❢
さて、気を取り直して、山肌を進んでいきます。
基本的に帰りは下りばっかりです。
FUJIのエアロフレームはまぁまぁ重いのですが、中華のワイヤレス変速に変えたので、結構快適。
前は、ワイヤーの張替えのたびに発狂してましたのでね。
白川町
白川町は、お茶と建築の町ですが、他の町と同じく、高齢化や人口減少がもっともすすんでいる地区の一つとなっています。
少しでもこの美しい景観を保てるようにと願ってやみません。
頑張れ白川町!!
終わり。