大桑城へ行こう!古城探検!第20弾・山県の大要塞、第1回

さてさて記念すべき第20弾は、やはりこのお城

 

大桑城です。

 

”おおが”と呼ぶこのお城は、美濃の国の守護である土岐氏の本山にあたります。

 

というわけで他にはない比高と規模の大きさを持ちます。

 

登山が約1時間、比高は約350mを数えるという恐ろしい山城のため行くのを躊躇していましたが、

今回、もうすぐ子供がスポーツ少年団に入るということで一緒に行く機会が無くなる前に一度行きたいということでチャレンジすることに。

 

比高差約350mがどのくらい強烈かということは岐阜城をみるとわかると思います。

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これが比高約300mの岐阜城です。

 

 

大桑城は350mです。

 

 

さて向かった先は、山県市大桑地区でございます。

 

大桑地区には古城山という403mという大きな山があります。

 

ここが大桑城跡地になります。

 

 

 

 

この城の構成はとても興味ふかいです。

 

一乗谷城に行くとわかるのですが、大都市をV字型の谷におき、その入口を土塁などで覆うという一乗谷城によく似た形跡を持ちます。

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城マニアならよくわかると思いますが、このV字こそ、あの小谷城が当てはまります。

 

この小谷と大桑に共通するのが越前の朝倉氏なのです。

 

このお城もその朝倉の影響を多分に受けていると言っても過言ではないでしょう。

 

話が長くなりました。

 

その谷部にずんずん入って行くと、Vの頂点の位置に大桑城があります。

 

Vの頂点に入るように進んでいくとなんと

今日は

 

”城山祭り”

 

ではありませんか!!

 

年に一度の城山祭りの時期にちょうどあたったようです。

 

やっぱり

 

”もってます”

※お金はもってないですが・・・

 

 

 

こういうのを”城運”というのでしょう。

 

麓で担当のおじさんにお話を伺うことができました。

 

曰く、左手に向かうと長い道のり。約1時間  大桑城大手道コース

右手に向かうと、山の中腹までいける。約30分 大桑城はじかみ林道コース 新道

とのこと。

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地元の方の有志でパンとジュースまで頂いてしまいました。

ありがとうございます。

 

早速右手に向かいます。

 

自動車で中腹のはじかみ林道古城山登山道入り口まできます。

 

頂上まで約700mとのこと。

 

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さて入り口に杖がおいてあります。

 

篠脇城でもそうですが、この親切が逆に

非常に嫌な予感がします。

 

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嬉しそうに物色する子供たち。

背丈の3倍の棒を選ぶ子供。

 

槍の又左かっ!

 

というツッコミもほどほどに、ちっこいのを選び直し山を歩いていきます。

 

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こうして樹木に名前が表示されてます。

 

大変勉強になりますね。

地元の方の力の入れようが見て取れます。

とても楽しいです。

 

しかし、漆というとカブレそうなので近寄れません。

 

 

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このような道をずんずん進んで行きます。

 

傾斜が結構あるので大変といえば大変。

 

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道は細いですが、このような看板があるので非常にわかりやすいです。

 

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この山城の特徴はアップダウンがあることです。

急峻でアップしたかと思えば、突然下りだす。

 

このアップダウンが結構激しく、体力を消耗させます。

 

 

 

>>つづく・第二回はこちら

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