大日ヶ岳登山・ひるがの高原ルート
さてみなさまこんにちは。
まぶちですよ。
○大日ヶ岳へ
日曜は大日ヶ岳に登山に行ってまいりました。
実は先日、次男と伊吹山登山しましてですね、コースがとっても良かったんです。
伊吹山は最初は木漏れ日の九折を登ります。
するとスキー場に出てきます。
スキー場をすぎると、今度は木漏れ日のロードに入ります。
そこをすぎると高原地帯のような場所に出て正面に伊吹山が屏風のようにたちはだかります。
そこから休憩ポイントをすぎるとその屏風に向かって登っていく。
という非常に登りごたえがあるのですが、そのなかでも景色が変わって面白かったんですよね。
で、頂上にはたくさんの売店がありました。
そんな伊吹山登山を経験し、次にむかったのは・・・・
○大日ヶ岳
今回は、次男とそれから父母と一緒に行ってまいりました。
大日ヶ岳でございます。
子供は北アルプス山麓グランフォンドもあり、そこに向けて体力をつけていかなければなりません。
大日ヶ岳というのは、白山山系にある1700mの山
どうもかつては飛騨、美濃、越前の3国の分岐点となっていたようです。
さて、コースは3つあり、
ひるがの高原コース
ダイナランドコース
ウィングヒルズコース
と3つあります。
ウィングヒルズコースは途中までゴンドラがでているので楽かなとおもったんですが、
まさかの営業外
ということで勾配は緩やかですが、このなかでもっとも長いひるがの高原コースへ。
あとからHPみたらなんと6時間55分・・・・
7時間コースやん・・・・
そんなことはつゆ知らず、のんきにハイキング気分の1行・・・
○朝は早い
今回朝6時45分に家をでて父母の家に
ここから下道中心にひるがの高原まで
標高980mの地点に登山口がありました。
父は登らず、温泉へ直行、我々は3人で頂上を目指します。
ひるがの高原コースは一番人気ということで、ウィングヒルズ短縮コースとそうかわらんやろ。そう思っってました。
すこし心配ですが、自分のペースで無理なく行けばなんとか着くのではないかと推察します。
○誤算
今回の誤算、それは【気温】
記録的な高温の日でした。
そんなことはつゆ知らず、1行は
意気揚々とスタートします。
伊吹山よりも気温が高く汗ばんできます。
スタート地点には頂上まで7km❢❢❢
とあります。
あれ、おかしいな・・・・
そんなことを思いました。
本には6km程度とあり、どちらが正しいのかよくわかりません。
最初は胸突き八丁という急坂に向かって進んでいきます。
序盤は大学生3人組と進んでいきます。
子供が大学生組についていってしまい、そこを追う形で進んでいきます。
これが序盤のオーバーペースとなり負債となりあとから襲いかかってくることになろうとは・・・
○序盤
序盤は杉林、高度をあげていくと、ブナの雑木林に入ります。
新緑の葉葉はキラキラと輝いています。
ところどころに雑木林があり、大変樹齢の高い木々があります。
周りに登山グループが何組もおり、安心感がありますね。
道はなだらかでしたが、急坂となだらかな場所とでアップダウンが繰り返されます。
そしてこのアップダウン。これが脚を削っていくことになります。
伊吹山は、エリアごとに勾配が一定でしたが、大日ヶ岳はアップダウンが激しい。
○胸突き八丁
胸突き八丁という急坂ポイントで徐々に母が遅れだしました。
というか最初のペースが早すぎたこと。
それに
急坂に差し掛かるとペースというかパワーが上がること。
が問題に思えました。
どうしてもついてこうという気持ちが先走っってしまうんですね。
で、登りきったら休憩・登りきったら休憩というパターンが増えてきました。
ペースを落とそう落とそういいますが、なかなか安定しません。
私も先にいった子供を迎えに行ったり、戻ったりとかなりきつくなってきました。
○いっぷく平
急坂を超えるとなだらかになり、雑木林群がでてきます。
このあたりがいっぷく平
人生誤算もあれば同じ数だけラッキーもある。
そう思います。
ここの周辺で、男の方1名と女性の方5名くらいのパーティーとスライドしました。
どうも、男性の方が先頭でペースをコントロールしているよう。
”この人達についていこう。ペースを守って”
と言って距離を離してついていきました。
すると、なだらかなところでは離され、急坂では一気に追いついてしまいます。
つまり
”パワーの増減が一定でないことが体力を消耗させる原因である。”
ということがわかりました。
この絶妙なペーシングについていくことで
”全然楽になった❢❢❢”
と母がびっくりしていました。
3人でスタート。
せっかくペーシングしてもらったのですが、再度はなれてしまいました。
それでも
ペースを一定にしながら進んでいきます。
後ろから超速で最初にあったおじさんとスライド!
すごいスピードで子供が少し後についていきましたが、ゼェゼェいいながら戻ってきました。
山の神やね。
ブナの木々が鬱蒼と茂り、倒木がそのままになっているあたり古代の森がこんなかんじであったことを想像させます。
大きな2つのトトロのような山これが白山。
二ツ森山の親分のようですね。
6月に入ろうとしているのに、頂上はしっかりと白く輝いていました。
これが白山の由来なのかな。
写真をとったり、他のパーティーの写真を取ったりしながら
さきを急ぎます。
次は展望台を目指します。
標高はおよそ1600m
眼の前のコブを一気に登ると、森林限界を超えたことがわかります。
これが展望台
ひるがの高原自体が標高1000mです。
霞の向こうには、御嶽山がみえます。
御嶽山は見る角度によって大きく表情を替えますね。
左に視線を移すとなだらかな角度の乗鞍岳が。
さらに左には穂高、槍ヶ岳などの3000m級の高峰がずらり。
まさにオールスターですねぇ・・・・
しかしここで母のエネルギーが切れてきたよう。
かなりきつそうです。
○最後の一歩
登山中に補給が必要としきりにいいましたが、どうも減量目的もあり補給が少なすぎました。
自転車でもそうですが、脂肪を燃やすには糖が必要。
どれだけ脂肪タンクをもっていても糖が切れると動けなくなります。
初期は低血糖、それが進むとハンガーノックとなってしまいます。
初期の段階で補給が必要になるのです。
エナジージェルを飲むとなんとか動けるように。
ドリンクも切れかかっております。
3人で2.5リットルではすこし少なかったかも・・・反省ですね。
それでもなんとかかんとかようやく頂上に。
およそ3時間にわたって上りつづけました。
おじさんが話しかけてくれてそしてお菓子をたくさんもらいました。
しばらくするとペースをつくってもらったパーティーの方々がやってきて
ギンギンのリンゴとお菓子をもらいました。
登ってきたみんながパーティーであり仲間のような一体感がありますね。
○帰路
頂上でまったりしたかったのですが、子供が帰りたがったので3人で出発❢❢❢
ドリンクが切れたのでみんな早く帰りたいオーラがすごいです。
”こんな急やったんや❢❢❢”
”ここ通ったっけ?”
などとワイワイしながら降りていきます。
自転車と違って降りるときも大分パワーを使いますね。
途中で何組もスライドし挨拶しながら降りていきます。
駐車場まで結局2時間30分、ほぼ休憩なしで降りてきました。
合計タイムは5時間30分
推定消費カロリーは2,500kcal程度かな。
登山も自転車ばりの消費カロリーですね。
○ひるがのたかすファーマーズ
温泉にいっていた父と合流し、たかすファーマーズでソフトクリームと、ドリンクをごくごく。
最高に美味しかったですよね。
結局5時間30分くらいの登山になり、全員初心者だったのですこしコースきつかったかな・・・と反省。
それでもあの登りきった達成感というのは本当に宝物になりますね。
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いい写真ばかりですね。木のうろに入った写真やお母様の前で先を急ぐお子さん。楽しさが伝わってきます。
最近、登山してないのでウズウズします。大日はまだ登ってませんが、子供つれて行ってみたくなりました。
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新緑の季節で、本当に楽しかったです。
個人的には獲得標高のある伊吹山よりもきつかったです。
その分頂上からの景色は最高でした❢❢❢
子供さんとぜひぜひ❢❢❢
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帰りの方が脚への負担が大きいです、ここが自転車との大きな違いです、でもマブさんのお母さんは中々タフなようですね、今度は石徹白から別山目指してください!