「お金がなくても工場改善はできる!? 革命的アイデアが生むゼロ円改善術とは!」
「お金がなくても工場改善はできる!? 革命的アイデアが生むゼロ円改善術とは!」
「お金がなくても工場改善はできる!? 革命的アイデアが生むゼロ円改善術とは!」
「お金がなくても工場改善はできる!? 革命的アイデアが生むゼロ円改善術とは!」
さてみなさまこんにちは
まぶちでございますよ。
最近、原材料費、電気代、ガス代、消費税に社会保険料、あらゆるものが上がり続けております。
さて、そんななかで中小企業の経営はもう無理ゲーかよ。
と想うほどの難易度なんですが、
そこで我々が行っている0円(に近い)改善によってみなさまに共有していこうと思います。
もし参考になる改善があれば、今日から実行して無駄削減のお役に立てればと思います。
0円改善
よくセミナーなんかで、大企業がすごいシステムを改善する。とかやってるんですが我々からすると
あんな大金かけられないし・・・
みたいになるんですよ。
本当に価値のある情報というのは、たとえお金がなくても実現できる、やはり現場の地道な改善なのではないか。
とおもうのでそこを共有していこうと思います。
見ていただいた方が今日から使える改善を提案していこうとおもいます。
電気代改善
あがりつづける電気代をどうやっておさえるか。
ここにある盲点がありました。
そこで出た改善
我々のカフェ商談室にある冷蔵庫なんですが、実はこれ冬場は電気を切ってるんです。
寒いのにさらに冷やしてどうすんだって話で、さらに上からエアコンで部屋を温めてたんです。
つまり、一方で電気を使って冷やし、一方で電気を使って温める。
冷蔵庫を切ることで、暖房効率があがり、さらに冷蔵庫の電気代が減りました。
なので夏前まで電気を使うことがなくなりました。
これで年間の電気代約10,000円が節約できました。
さらに、エアコンで温めるときにより電熱効率が上がっていくと思います。
すぐに使える事例
・工場にある冷蔵庫は冬場は切ってしまう。
・冬は冷却装置を切り、夏は暖房装置を切る。
ペーパータオル改善
工場では、タオルウェスという布地の拭き取り剤を使っていました。
しかしながら結構コストがかかるのと、単純な拭き取り掃除作業だと高品質でもったいない。
という問題がありました。
そこで、工場では定番の工場用ペーパータオルに変更しました。
ペーパータオル、これをつかってたんですが、ヌメっとした感覚で掃除には適さずさらにコストが結構かかります。
そこで・・・
主婦の方おなじみのこの
キッチンペーパー
に行き着きました。
こちらは家庭用定番でめちゃくちゃ安い。
スーパーでもよく売れる卵、豆腐、もやしは安いですよね。
ドラッグなどで超安売りしており、表層のザラザラ感が各社かなり違うので
掃除にピッタリです。
年間で4,000円ほどのコスト削減が可能となります。
すぐに使える事例
・家庭用の安い消耗品を会社でつかえないか検討して見る。
例:ティッシュペーパー、トイレットペーパー、サランラップ、アルミホイル、キッチンペーパー、爪楊枝・・・
迷惑電話・FAX改善
これ、出そうか迷ったんですがかなり大きな改善です。
会社やってるとこんなことはないでしょうか?
めちゃくちゃ重要な仕事をやってる最中に
”もしもしお忙しいところ大変もうしわけありません。”
”お電話ありがとうございます。トマト工業馬渕です。”
”実は◎◎電力の契約しているお客様にむけてオトクなプランがあるのですが・・・”
”結構でございます。では失礼いたします。”
このやり取りって
世界で一番無駄
だと想うんですよね。
全集中して100kmでスポーツカーを走らせてるとしたら
いきなり、信号でストップさせられるようなものです。
お客さんからの大事な電話がつながらなかったりするんです。
これで1日1分、毎日7件あれば、7分×240日=1,680分
これどのくらいの時間かと言いますと
実に28時間つまり、3.5日分の時間がかかっているということになります。
こんな無駄な時間を使うなら、その分社員の給料をあげてあげたほうがいいわけなんですよ。
というわけで、トマト工業ではまさかのパナソニックの固定電話を使ってるんですが、
これなんでこの機種かと申しますと、着信拒否設定ができるからです。
300件、着信拒否ができるので迷惑電話がかかってきたときに放り込むようにしているので、どんどん件数が減ってきています。
さらに、0800と、0120のフリーダイヤルに関しては問答無用でブロックしています。
それでも1日2件程度はかかってきます。
電話機の機能にもし迷惑設定がついてたらフルに使ったほうが良いですよね。
今すぐ使える改善事例
・ろくな連絡にならない0800と0120はTEL側で切ってしまう。
・迷惑電話登録機能をフル活用する。
FAXの改善
さらにFAXの改善
FAXの改善というと、私個人はほとんどFAXを使わず、Wordで書いた文書をPCFAXで流すだけです。
差し込んでピッポっパはなるべくなくしていっています。
さて、今回は別件。
FAXについては、着信拒否を繰り返してたんですが、それでも毎日10枚くらいは迷惑FAXが来てたんです。
こちらは大切なお客様のFAXが紛れてしまったりするので、問題視していました。
そこで、機器側でブロックしようと迷惑フォルダに突っ込んでたんですがキリがない。
トマト工業では源流改善という言葉を使っています。
これは、たとえば工場が異物を川に流出してしまったとします。
我々がよくやるのは、その異物が時間が経って下流の木曽川河口堰に来た時に、必死になって回収しようとしてしまいます。
この段階になると異物を探すのが困難になります。
もうすこし上流であれば探すのがたやすくなり、
小川であれば異物撤去が簡単になります。
しかし最も重要なのは、真の原因である、工場のバルブの漏れをストップすることですよね。
コストも時間も労力もかかりません。
これが源流改善または、下流のゴミひろい。
と言う言葉で共有しています。
これを考えました。
なにが流出源なのか。
そこで行き着いたのが、FAXをたのむ業者さんは、別にかれら個別でやっているわけではない。
であれば、業者がいるはずだ。
ということで、その代表的業者を10社ピックアップし、そこに対してダイレクトに
”特商法のからみで、FAXの勧誘を拒否したい。”
という旨の連絡を行いました。
一応罰則があるみたいなのでね。
そこにおいて、源流のバルブをストップしたことから一切迷惑FAXがかかってこなくなりました。
大切な社員の時間や、インクを節約することができました。
以上いくつか、今日からすぐにできる現場改善施策でした。
すこしづつの改善で今日から生産性を改善していきましょう!!