ワークショップ

さて、今度5月に関市で展示会が開かれます。

多治見のき業展以来ですのでちょっと久しぶりでありますが、

今年の6回の展示会のうちの2回めとなります。

ぜひ遊びに来て下さい。

今年は営業の東が入社したので少し負担が分散でき、

本店ブースの方はそちらに任せることとして

なんと

”ワークショップなるものに出店することになりました!”

というか応募したんですけどね。

で、何をやるのか?ということに関しては、

項目に

工作

と書いたため、

即行電話があり、

”何をやるかを教えてほしい”

と言う事でした。

すみません・・・

それからいろいろ考えまして

”マウスパッド、コースター”

を自分で作れたら面白いんじゃないの?

という回答になったわけであります。

東京の展示会で木目のマウスパッドが作れないか?という案に端を発したものです。

当初は切削品で

”からくり人形”

をつくろうと思いましたが、

技術的に高度すぎるのと

”この忙しい時に!!”

という至極まっとうな意見が出ることが明白なため、

今回はこの自作マウスパッドをつくろうというコーナーにしました。

現在住宅の建材というものにしめる印刷、つまりシート系の割合は激増しています。

これが建材におけるマクロ的な考え方であります。

例えばフローリングなどはシート系の建材に変わりつつありますし、

ドアの面材もオレフィン化粧板が主流になってきております。

壁は元からビニールクロスですし、つまりは自然の木材を表に使うという機会が減っているのです。

よくする話に提灯の話があります。

江戸時代に提灯を作っており、そこでシェア一位を取ったとして

現在存続しているだろうか?(いやしていないはず・・)

ということです。

これは改革の重要性を説いた話であり、

自分が得意とするものでも社会のニーズが変わって来れば

こちらも変わらざるを得ないということ。

ということです。いち早く提灯から電灯に切り替えることこそ重要というワケです。

もちろん提灯メーカーでたくさん作っている会社さんはあるとおもいます。これは例であり、大きなシェアの維持というはなしを想定しています。


というわけで化粧板(けしょうばん)という製法、

つまり基材に対しシートを貼ることで一枚のきれいな板になるような、

そんな素材の製作を実体験で学んでほしいと思います。

一枚の無地の白い板から木目がきれいなマウスパッドをつくってみようじゃないか。
とそういうわけです。



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