「ラミネーターラインがシグナルタワー化!? 工場の新たな顔となった積層信号灯の驚きの効果とは?」

みなさまおはようございます。

 

まぶちでございます。

 

ラミネーターの困りごと

トマト工業は量産の仕事が極めて少ないのですが、ラミネーターについては連続何十枚、何百枚と加工する必要があります。

 

ラミネーターの前後で、後ろの人がトラブルでもたついているのに、前工程でどんどん流してしまう・・・

 

ということがありました。

あるいは、後ろが余裕があるのに、前が全然だしてこない。

ということがありました。

 

”もっとはやくもっとはやく”
 

”ああーーーっつトラブった。とめてとめて❢❢”

 

というようなことで声を出しています。

傍から見たら、ただ騒いでるように見えるわけなんですが、工場って切削加工中なんて音が聞こえないわけなんですよ。

 
 

というわけでシグナルタワーを設置することにしました。

自作シグナルタワー

 

安心の日本製、パトライトがいいことはわかってるんですが、
プロ用のバットを小学生が振り回すようなものなので、とりあえずこれを購入しました。

 

で、説明分にブザーと書いてあるんですが、、、、

信号線が足りません・・・・・




聞くと・・・・

 

ああ、あれね。そう、メーカーに聞いたら入ってないアルね。
ズズズーッツ。いま拉麺食べてるから。じゃ。切るね。

ガチャ。ツー・ツー・ツー

 

というような内容。

ホント、最近のAMAZONはイチローの打率くらい不良品が混じってますよね。

 

仕方がないのでブザーなし。

 

問題はスイッチをどう取り付けるか。

 

スイッチボックスの製作

スイッチボックスを自作することにしました。

3Dプリンタで製図しました。

当日よるにプリンタを動かしておきます。


プリンタでの製造に5時間以上かかります。

配線口もつけております。

 

 

翌日出来上がってきました。

 

ちなみに、トマト工業では、CADソフトを全員に貸し出しており、
かつだれでも自由に3Dプリンタを使えるようにしています。


地元の人でも使うことができます。

そのため自宅の便利グッズなどもどんどん作れるようにしています。

これによって製図スキルをバク上げしようという意図があります。

 

これはプログラミングで学んだのですが、オープンソースという考え方があります。

情報を皆がもちより、開示することで、情報展開を早くする。

ということです。

 

スイッチボックスの結線

スイッチボックスの結線を行います。

結線図

結線図はこのような感じです。

  

ポータブルバッテリーは、AC交流100V出力なので、ACアダプターで24VのDC直流に直します。

ポータブルバッテリの電源100VをACアダプタでDC24Vに変換。

 

この電源ですべて駆動します。消費電力は各灯2Wなので、6W、1日2時間とすると4ヶ月もつ計算になります。

すごいな。キャンプ用ポータブルバッテリ。

 

スイッチはAMAZONで800円くらいのものをチョイス。

ごちゃついた配線を押し込み・・・

 

スイッチボックスが完成❢❢

 



ラミラインに入ります。

仮結線をして通電してみます。

ポチっ。

 

 

 

 

着いたー—❢❢

 

というわけで、これを本配線していきます。

 

と、その前に、シグナルタワーがなぜか、配線口がなくぐらついてしまいます。


どういう設計ジャイ❢❢

 

 

グラインダで切り欠きをいれておきました。

 

樹脂が安っぽいので、100円均一ってほどの高級感なので、ビスどめは危険ですね。

すぐクラックが入りそう。

固定方式は工夫が必要そうです。

 

スイッチはこんな感じ。

まさかのタイラップ止め。
もうすこしスマートにやりたいです。




前後にシグナルタワーがつき、意思疎通が見た目で判断できるようになりました❢❢❢

 

シグナルタワーはシーケンサーに繋いでやる必要があると感じてましたが、全く独立させ、こうして自分でもできるというのがとても嬉しく思います。

 

スイッチの3Dデータは無料で配布できますので、ぜひお問い合わせください。


※第二種電気工事士の工事です。電源はポータブルバッテリーの配線を使用しています。

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