ド田舎ロケット13

○伊吹山ヒルクライム


伊吹山ヒルクライム行ってきました。
自分なりのベストをという話が出たのですが、自分なりのベストがだせたのではないかと思います。

レースが終わってバク食いをしましたよね。
新緑の季節に入るので、次のレースまでは追い込まず
楽しんで距離を踏んでいきたいと思います。



さて、シャワールーム

古いシャワー
※既存シャワールーム。あまり清潔でなく密閉空間でカビが生えやすい。

○床の開発

 床の開発は難行を極めました。


ここで既存の仮設型シャワールームの問題点を把握しておきましょう。

既存シャワーの問題点
1.水はけがわるく、下がいつもベチョベチョ
2.材質がFRPの一体整形であり冬に冷たい
3.内壁にカビがびっしりと付着している。
4.風の通気口がほとんどない。
5.暗い
6.狭い

この世の不快な現象のほとんどをあつめたかのようなシャワーでしたが、
この比較対象があったことが橋本くんの開発に光をあてることになりました。

反面教師がいることで、より改善すべき点が強調されたのです。

・内壁に壁がびっしりついている。

どんだけカビついとるんや、
カビの展示場か❢❢❢

というツッコミがでるほどの青カビ、赤カビ、黒カビの宝庫でした。


写真にのせると、JAROからクレームが来そうなので、自主規制します。


これは複合的な要因があろうかと思います。

・内壁の構造的問題
内壁は耐水合板にポリエステル樹脂が塗布されている通称ポリ合板
このポリエステル樹脂は素材によって汚れが付着しやすい素材と言えるかもしれません。
塗膜強度は鉛筆硬度で2H
ちなみに家具木工で使われるメラミン化粧板は6H
です。

2Hというのは爪の強度、メラミンはショッピングセンターの机の天板くらいの強度です。

2Hの強度のため傷が付きやすく、表層を顕微鏡でみると、微細な凹凸が存在しています。そしてここに汚れが付着します。

この内壁は、トマト工業でラミネートする特殊樹脂シートにて対応することにしました。

通常のPVCとことなり電子線強化型オレフィンシートです。

また水はけをよくすることにより、室内に湿気をたまらなくすること。
それによりカビ、細菌の発生を抑える事を目指しました。

エンボス仕様。


この内壁シートですが、微細なエンボス仕様になっております。
このエンボス仕様によって汚れがつきづらい仕様になっております。

ご飯のしゃもじの凹凸形状をイメージしてもらうとわかると思います。

素材による汚れのつきづらさ
・EBコートによる汚れの付着性
・凹凸エンボス形状による汚れの付着性
について改善しました。

4.風の通気口がほとんどない。

既存は樹脂製のガラリという通風口がついておりますが、
商品は通風用のサッシをつけてあります。

こちらは橋本くんの提案で通常の引違い戸ではなく、横すべり出し窓を選択しました。

この提案は、最初聞いたときコストアップを懸念したのですが、
使ってみて初めて良さがわかりました。

とにかく通風量がすごいのです。

メリットは通常の引き違い戸が全体面積の約4割しか通風できないのに対し、
全面解除状態で約9割の通風を実現できます。

室内の湿気をすばやく外と同じにする。
これは大事な要素の一つだと思います。

サッシサイズはあまり大きくすると、壁体の剛性が落ちてしまいます。
またコストアップになります。
しかしこのサッシ形状を工夫することでこのあたりが改善できるのです。

5.暗い
これは問題が大きいです。
暗いというのは、構造的な問題です。
既存シャワーは開口部がないので光を取り入れられていない密閉空間であること。

が原因として大きいです。

であるなら、反対要素として開口部を大きく取り光を取り入れよう。
という発想に繋がりました。
古いシャワー
6.狭い

これも大事な要素の一つだと思います。

会社で使用していたシャワーは、780×1600、高さ2000mmというサイズです。

床寸法が1.25㎡

我々が作ろうとしているのは、
床寸法が2㎡

サイズにしておよそ1.6倍

高さを入れた屋内寸法は
2.5㎥

我々が作ろうとしているのは、
5.0㎥

2倍の空間をもたせようという設計です。

でおよそ2倍になろうとしています。


ここを改善するのは、
当初あった、開放感、快適性というおおきなニーズに合致しています。

6月の橋本くんの日報

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【本日の学び気付き】

今日は、あまり体調がよくなくいい結果が出せなかったと思います。

今日で屋根の切り出しは終わり、残るは4つの壁になりました。
ドア壁・窓壁・左壁・後ろ壁となっていますが、優先度が高い順に
作ってゆきたいと考えています。
なので、①ドア壁②窓壁③左壁④後ろ壁になると思います。

屋根に関しては、思った以上にでかく少し不安ですが
組み立ててみないとわからないところがあります。

明日には、床勾配が完成していて、屋根と床にFRPを周りにコーティング
できたらと思っています。
6月23日にはセキビズの方や中間モニタリングがあるので、なんとかそこまでには簡易的なものが完成できてればいいなと思っています。

【今日の成果】
・屋根の切り出し完成

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日報をうけてのフィードバックです。

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お疲れ様です。

個人的には今日はほとんど時間が取れませんでした。

しかしサイズ通りに屋根が上がってきましたね。
写真に添付しました。

想定よりも重くて大きいイメージでした。

後は勾配床が出来れば床が完成しますね。

一番大きな山場は超えたのであとは、壁に入っていきますが、
設計が重要になってきます。

次々と形になってきてますね。

現物合わせで一発で合格するかどうかが難しいところですが、
とても楽しみで仕方ありません。

◎優先順位づけ◎
一般的には、どうもやり やすい方から。

というようになりがちですが、自ら優先順位を付けて行けるというのは素晴らしいですね。
方向性も良いと思います。

◎23日に向けて◎
頭の中のイメージをフル活用して頑張っていきましょう。

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