ケイカル5ミリ切削品
毎日いろんな切削加工が入ってきます。
今回の切削加工は特殊でした。
この材料。
単純な加工に見えますが、
厚さは5ミリで切削の円形の端はなんと5ミリしかありません。
通常ルータービットは高速回転しながら板を削っていきます。
回転方向に強い圧力がかかるため、その圧力によっては材料が吹き飛んだり、カケがでたりと材料が薄く、軽く、脆くなればなるほど扱いがむずかしいです。
5ミリのケイカル板の5ミリ巾というのはたとえればちょっと硬いクッキーのような物です。
ここに15,000回転のルータービットが横移動しながら当たるわけで、単純なように見えて加工がむずかしいです。
木のように粘りが無く、エッジを出すのが非常にむずかしいです。
今回は簡単な”ヒント”を言ったのみで坂井が自分で考えて加工しました。
CAD,CAMの製図から加工準備、加工まで一貫して加工しています。
エッジも綺麗に出て上手く切削出来たようです。
メンバーの成長がとても楽しみな毎日です!!