ケイカル5ミリ切削品

毎日いろんな切削加工が入ってきます。

今回の切削加工は特殊でした。

何が特殊かといいますと
az-641P1010670.jpg

この材料。

単純な加工に見えますが、
厚さは5ミリで切削の円形の端はなんと5ミリしかありません。

通常ルータービットは高速回転しながら板を削っていきます。
回転方向に強い圧力がかかるため、その圧力によっては材料が吹き飛んだり、カケがでたりと材料が薄く、軽く、脆くなればなるほど扱いがむずかしいです。

5ミリのケイカル板の5ミリ巾というのはたとえればちょっと硬いクッキーのような物です。
ここに15,000回転のルータービットが横移動しながら当たるわけで、単純なように見えて加工がむずかしいです。
木のように粘りが無く、エッジを出すのが非常にむずかしいです。

今回は簡単な”ヒント”を言ったのみで坂井が自分で考えて加工しました。

CAD,CAMの製図から加工準備、加工まで一貫して加工しています。

エッジも綺麗に出て上手く切削出来たようです。

メンバーの成長がとても楽しみな毎日です!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

前の記事

新生トマト工業

次の記事

連休明け