また壊れたんか----い❢❢
また壊れました。
この1ヶ月で修理が3回というおどろきの結果に。
なんでじゃーーーーっつ。
なんでまいかいこわれるとやーーーーっつ。
どうもこんにちは、
国際資材特殊輸送課のまぶちでございます。
(そんな部署ないだろ❢❢)
修理また修理
さて、トマト工業の切削の主力機械は、MC585、MC597です。
ちなみに全機種に品番がついており、MC≒マシニングセンタ
597の5は第5世代、9尺、7ATC(ツール数)
という識別番号になっております。
つまり世代が第5世代機ということであり、主力がまだ第5世代にとどまっているということです。
識別番号をふることにより、より新世代の機械を使うようにとの意図があります。
こちらの機械ガントリー型NCマシニングセンタで、これに自社CADCAMをあわせて運用しております。
この機械、幅が1300mm、奥行きが3100mmもある特注機でいわゆる10尺とよばれる建材でも最も長いパネルを加工できる機械です。
機械は刃物ホルダについている刃物を自動で取りに行き、使い終わったらちゃんと戻してくれます。
使い終わったらちゃんと戻すて・・・
私より優秀やん・・・
先日、この戻すところの位置がずれてしまい、激しく衝突、鉄骨のHバーがひん曲がってしまう事故が起こりました。
H鋼が見事にひん曲がってます。
ちなみに部品代で数十万円です。
高っつ❢❢ただのH鋼やん・・・・・
※どうも精度をだすために表面等にフライスをかけてるので高くなるようです。
納期を聞くとなんと4週間
全治4週間でございます。
人間で例えると半月板損傷・靭帯断裂みたいなもんです。
原因を深ぼると、
機械がレールからはみ出さないようにする安全装置、リミットスイッチというものがあります。
このリミットスイッチがよく壊れるんですが、
壊れたやつを
どうも逆向きにつけてしまったのが原因のようです。
頭を悩ませていた所
木工業界の商社さんは非常に優秀なので、鉄工所に持ち込んで熱をかけて叩き出し直してくれるようです。
部品は新しく作らなくても良いものの、
それでも費用はだいぶかかるので、毎回の出費は本当に痛いです。
なぜおとがめがないのか?
ちなみに現場で作業したメンバーには一切お咎めなしです。
その代わり、間違えないようなマニュアルを本来つくっておくべき管理者の社員に対しては、
LisAが【炎】を歌うときのマイクとの距離で
マニュアル・マニュアル・マニュアル・マニュアル・・・
リンダリンダくらいマニュアルを連呼しときました。
機械屋さんに聞くと、触って機械が壊れた場合
ある会社だと、
自腹
といった会社もあるようで、びっくりしました。
担当者や作業する人もそれでは
もう触りたくない。
となってしまうようです。
率直に申しますと、経営者の気持ちもわからないではないですが、
問題なのは、現場での創意工夫です。
今回も、リミットを付け替える作業担当は、自分で直してやろう❢❢と意気込んだはずで、
その意思はむしろとても良かったと思います。
この芽をつんでしまうことが果たしてただしいのでしょうか。
しかし我々は、どんどん触ってね。と言っている以上、そのあたりの費用感については全く問題視しないようにしています。
問題は
次回以降いかに間違えないようにするか。
が最も大事だと思っているのです。
そのため現場から、リミットスイッチの識別カラーシールを貼る改善案がでたり、
マニュアルの整備をしたりとその後が忙しいようです。
このレールについたモヤみたいなものは、ケイ酸カルシウム板とオイルと湿気が混じり合ったもので
うの花
と呼ばれております。
(そんないいもんちゃうわ!!)
これがリニアガイド、ボールネジ、ラックアンドピニオンギア、ベアリングなどの摺動部品を壊してしまう原因になります。
さて、機械を故障させて、もし自腹をしてしまえば短期的に会社は良いのかもしれません。
しかしその後絶対にスタッフは機械を触ることもなくなるでしょう。
もし機械を壊しても、真因をさがしてマニュアルを整備し、次絶対間違えない方法を見つけるのであれば
それは今回費用がかかったとしてもそれは次につながっていくと思います。
だから作業者にはおとがめがなく、マニュアル作成の方に注意がいくのです。
痛みを乗り越えて、少しづつ成長していきたいものです。
ではまた❢❢