白川町野原城跡へ行こう!古城探検第44弾その3
通常ですと国道側に出て行きますが、
自転車ですので、旧道、裏道を通ります。
飛騨川の飛水峡が見えてきました。
”飛山濃水”という言葉がありますが、
この美濃と飛騨の国境点がこの白川になります。
昔の人はもっと細い道を歩いてこの道中を旅していたのでしょうか。
いつもは喧嘩ばかりしている二人ですが、こうした場面では協力してなかよくなります。
兄の写真を中心に取ろうとする弟。
秋の空はまっさらで乾燥した空気がときに肌寒いほどです。
中央反対側の山に 飛 水 峡 という看板が見えます。
旧道の方は、ワイドビュー飛騨の通り道です。
その距離このくらい。
とても迫力があります。
前方から音がします。
”ドドドドドドドドド”
細い渓谷を国道と旧道、そして鉄道がわけあっています。
グォオオオオ・・・・
すさまじい音を上げながら高速で電車が行き交います。
子供達も大興奮。
木漏れ日のなかをさっそうと駆け抜けます。
このようなワインディングロードを過ぎていきます。
同じような道に見えますが、それぞれ表情が違うので、全く飽きることがありません。
何千年、何万年の時をかけ、硬い岩盤を削りだした飛騨川の勇壮な景色です。
両側の山々は紅葉という名の冬支度をしているようです。
恐る恐るしたを向くと
”ひぇえええええ”
みんなで声を上げます。
この橋を
わたって国道側へ。
しばらくは国道側の車線をさけて歩道を借りて走ります。
カメラマンがモードダイヤルをいじってセピア色に。
ダムがあれば白川の町はもうすごそこ。
このむこうに白川の町があるはず。
上麻生の町からすでに10km以上ペダルを回し続けています。
ダム湖となった絶景ですが、セピア色に。
国道は一切裏道がなく、
歩道もないので、子供を先頭にして、後ろから見守りながら走ります。
ここは危ないなぁ・・・
なるべく車のジャマにならないよう、端っこを通ります。
白川の高校生なんかは、どうやって美濃加茂なんかに通ってるんでしょうか?
白川の町に着きました。
前方の鉄橋が目印でございます。
山々、そして山。
これが白川であります。
雲一つない絶景のなか、ついに白川に到達。
片道約40kmの登りをクリア。
長男がよく頑張りました。
専属カメラマンは”シゴトをやり遂げて、気持ちよさそうに寝ています。”
下の看板、ツチノコのキャラがいますが、この奥の東白川村こそ、ツチノコの里と呼ばれている地域です。
パン、ピザ、うどん、デザートって、僕らが大好きなものばっかりですね!!
ただ、車で20分はキツい。
ここまでこればあと少し。
ペダルを回す足にも力が入ります。
後ろに座ってハムストリングスを使うよう意識します。
トンネルをくぐるとそこは白川の町。
昔の旅人もこの町で宿泊していたのでしょう。
下呂への通り道、そして飛騨への街道ということもあり発展したのでしょうか?
白川でいつも立ち寄るパン屋さんにいくと、お店の人が外にでてきて話をします。
”関から来た”
というと
”えええーーーっつ!”
とびっくり。
もともと11月3日、文化の日に開催される産業祭と野原城を攻略する予定で来たのですが、なんと今年は11月1日(日)に開催されたとのこと。
当然がらんどうであります。
多少気落ちするものの、時間が押していることもあり、しょうがないね。
と納得するほかありません。
美味しいパンがたくさんあります。
がんばれーつと声をかけてもらって、出発進行。
ちょっとまえまでお気に入りのスーパーナイトウというお店があったのですが、現在はVドラッグになってます。
少しさみしいですね。
Vドラッグと
正面のdailyでお買い物。
さっきのパン屋さんで買ったパンと
お茶を飲みます。
先日のロングライドイベントから左足のハムストリングス(足裏の筋肉)に強いハリがありました。
いままでモモの前側大腿四頭筋にハリはありましたが、
サドルの後ろ側に座り、股関節の上下運動でペダルを回す意識をつけるようにしているので、その効果かもしれません。
ロードバイクで使う筋肉はモモの裏側=ハムストリングスと大臀筋(おしりの筋肉)がベターということをバイシクルクラブ誌で学んでいます。
そういった意味では
筋肉痛なのに少し嬉しいです。
副次効果として
後ろ側に座ることで前傾姿勢が深くなり、
空気抵抗が減少できそうです。
となると今度はそれを支える体幹が重要になってくるなぁ・・・
この調子でいこう。
学校方面を望む。
中学校前の信号から国道側を望みます。
ここに商店街があります。
この新田農機商会さんが入り口の商店街となります。
商店街は川を挟んで反対側と県道側、そしてこの通りと3本あります。
町の規模としては上麻生よりやや小さいといった感じでしょうか。
やはりこの辺りでは金山が一番大きい町になりそうです。
さらにその奥は飛騨の国となり、
金山⇒下呂⇒萩原⇒小坂と続いていきます。
小坂には噴火で有名な3,000m級の御嶽山があります。
狭い平地に密集して家が立っています。
東白川村方面です。
前方には東白川、加子母村と続いていきます。
もうすぐそこは、東濃ですね。
これが市街地を流れる白川です。
白川町は、白川の他に黒川、赤川などの地名があります。
結局ナニ川やの?
というツッコミができそうでとても
おもしろいですね。
大変広い範囲を持ち、
佐見、切井、黒川、三川などの各集落の集合体と言えそうです。
そういった意味では同じ地域の金山町とは少し市街地の成り立ちがちがうのかな。
とも感じ取れます。
信号を渡って、2つめの商店街に入ります。
こちらは白川町役場があるとおりです。
文化の日、祝日ですので、軒先に日の丸の旗がたっています。
今では珍しい光景ですね。
役場がここにあります。
すこし温泉街のような感じもあります。
商店街には結構たくさん店が残っています。
つづきます。