②標高3026mへの挑戦!自転車と徒歩で挑んだ夏の乗鞍岳大冒険
さてみなさまどうもこんにちは
まぶちでございますよ。
乗鞍畳平:標高2702m
乗鞍畳平2700mまでなんとか到着しました。
気温はなんと15度。
1000mで6度違うというデータからすると、一般の場所より、18度程度違う計算になります。
だいたい1ヶ月で6度、月初と月末で変わるとすれば、3ヶ月前と推察されます。
つまり3月くらいの陽気。
ちょうどよい涼しい風が吹いています。
畳平バスセンターから降りていくと、巨大なお花畑がみえます。
まだまだ咲き誇ってはいないものの、たくさんのお花がさいています。
木道がついており、歩けるようになっています。
花が横から吹き付けてくる雲の風に煽られて踊っているようです。
一旦このお盆の内部のようなところに入って、さらに歩いていきます。
やがて、外輪に到達し、そこからいくつかの火山口にできた、信じられない色の池を見ながら歩いていきます。
外国の方がみえたので喋りかけるとドイツから来たとのこと。
東京、成田からここまできたのですが、
前日には、木曽の馬籠に行ってきた。とのこと。
満面の笑みで教えてくれました。
わかりますわかります。
(お前木曽大好きだもんな❢)
本来であれば山頂剣ヶ峰まで行きたかったが、1時間かかるので諦めた。とのこと。
バスの時間等あるんでしょうかね。
富士見岳に登ってかえってくるよう。
手をふってお別れ。
しばらく歩いていくと、
乗鞍大雪渓ではたくさんのスキーヤーがスキーを楽しんでいました。
そこからしばらくいくと、山頂直下の売店がみえてきます。
肩の小屋:標高約2800m
剣ヶ峰直下なので、たくさんの方がここで休んでいました。
直下にベンチがあり、絶好の山頂ビューになっています。
ここからはいよいよ本格的な登山。
登山用のポールをもってくるのを忘れたことに気づきました。
しかし、まぁ登れなくないので、元気に勇んでいきます。
何度も登っているはずが、どうにも体が重い。
首の根っこが痛くなってきました。
あるいは、高山病的なものかもしれません。
眼下に巨大な池がみえてきました。
雪解け水をたっぷりとたたえて、碧く輝いています。
青というのは自然界にあまりない色で、貴重とされていたようです。
ここが今回の登山のもっともきついエリアかもしれません。
約200mにわたって急登がつづきます。
個人的には、木曽駒ヶ岳の急登のほうがきつかったですが。
蚕玉岳:標高2879m
やがて蚕玉岳に到着。
このころには息も切れ切れになってました。
畳平で購入したコラーゲンタオルが大活躍。
剣ヶ峰山頂:標高3026m
ついに剣ヶ峰山頂。向こうには御嶽山がみえてますが、雲に隠れています。
山頂では毎回全く違った表情をみせてくれますね。
売店の方いわく、それほど混んでないよう。
理由は、乗鞍エコーラインがまだオープンになっていないようで、
7月オープンを迎えると最盛期に入るようです。
もやしレベルの脚が下りではきつい。
でも、たくさんの絶景を眺めながら帰ることができ、本当に幸せな気分になります。
森林限界よりももっと上は、溶岩帯になっており、これはこれでまた別世界です。
畳平バスセンターにもどってきました。
凄まじいカロリーを消費しているので、チョコ玉を食べながら、ここまできました。
動けなくなってしまいますのでね。
下山
突如雲につつまれ、吹雪いてきたので、そうそうに下山することに。
躊躇すれば、えげつない事になりかねません。
スイス人の兄弟がいたので、
This is ジャパニーズスナック❢❢
(ジャパニーズ変質者❢❢)
といって余ったお菓子を渡すととてもうれしそうにしていました。
曰く、スイスランドからきたとのこと。
日本には10日間滞在し、東京、大阪、京都、広島そして沖縄までいくとのこと。
日本は最高だよ。
と彼もまた教えてくれました。
おかしいな、メディアでは日本終わったと言ってるのに。
ここに来てくれてありがとう。といって手を降ってお別れ。
外国人観光客も確実に増えてきているように思います。
名残惜しいですが、下山します。
今回も無事に行ってこれたことに、大感謝です。
リムブレーキなので、下りが怖い怖い。
平湯峠:標高1,800m
さて、奥飛騨温泉郷にいる両親と合流するために、平湯の森に向かうことに。
平湯峠を超えていけば近道ということがわかり、そちらをチョイス。
というか、このあたりのトンネルは超えたくないので・・・
結論、平湯峠は、人っ子一人いませんでした。
ガレ道なので、パンクに注意しつつ、県道に合流。
途中で平湯のオオネズコという巨樹があるとのこと。
ここに行ってから平湯の森にて合流することに。
平湯の大ネズコ
私はネズコというのを鬼滅の刃以外知らないのですが、
巨樹ということで楽しみにしつつ、平湯キャンプ場まで。
バンガローの側道を通っていくと、いきなりの直登!!
またかよ・・・・
若干食傷気味になるも、登っていきます。
多分150m以上登ったと思いますが、削平地が現れ、その巨樹が姿を表しました。
巨大な木がうねるように天に向かって伸びています。
来てよかったなぁ・・・・
お礼を行ってお別れ。
崩れるように下山すると、自転車にまたがり、平湯の森まで。
平湯の森
乗鞍スカイラインヒルクライムの敗戦後、みんなで立ち寄ったのを思い出しました。
温泉の色が普通の温泉とは全く違い、硫黄の匂いが立ち込めています。
さすがに良い湯とよばれるだけあるなぁ・・・と感じつつ入ることができました。
さっぱりすると、売店でソフトクリームを購入し、父母とまったりしてきました。
というわけで、広大な自然や、火山による温泉など、奥飛騨は自然アドベンチャーの宝庫といえると思います。
ぜひ遊びにいって、たくさんお金を地元に使って貰えればと思います。
無事にもどってこれたことに感謝です。
次はどんなアドベンチャーが待っているのでしょうか。
ではまたねー!