【純正と互換バッテリーの違いとは?】マキタ純正バッテリーと互換バッテリーの真の違いとは?実際に分解してみたよ。

さてみなさまこんにちは。

まぶちでございますよ。

 

 

トマト工業では、むかし電動工具がバラバラに保管されていました。

 

 

そのため数年前から少しづつこれの整理を行っていきました。

 

規格の統一化をはかる

 

現場にあった規格は、

コメリ(ホームセンター)、RYOBI、マキタ18v,マキタ10.8v,マキタ14.4v、カインズ、よくわからない中華ゴミ電動工具

 

などが散在し、それぞれバッテリー、充電器だけでもそれだけあった計算になります。

 

それでこれを改善で1本化しようということで、マキタの18vに1本化していきました。

 

問題が起こる。

現場からするととても評判が良い改善で、

どこにいっても共通バッテリーがあるので、使うことができます。

 

たとえば、現場のハンディクリーナーもインパクトドライバーも、ロボット掃除機もすべてが同じ規格なので、

バッテリーの柄回しができるようになりました。

 

バッテリー問題

 

しかしあるとき現場から

“社長、バッテリーで動かないものが多数でてきてます。”

 

という報告がありました。

 

その報告の中で、

“社長が買ってきた

よくわからないメーカーのものだけ、

途中で動きません。”

 

 

という報告が上がってきたので、急遽これを非公式に分解し

そしてなぞを明かそうということになりました。

 

さて、この右がAmazonにて堂々と売られている1860B 6,000mah品です。

マキタ純正は、1830Bで、3,000mahです。末尾のBは残量インジケータ付きということです。

 

マキタ純正は13,090円、対して、6,000mahもある互換品は、充電器つきでも5,999円と

1/3の値段です。

 

であれば、みんなこっち買ってしまいますよね。

 

で、結論申しますと、

これらはゴミです。

 

産業廃棄物なので買わないことをおすすめいたします。

 

 

 

 

以下産廃と呼称させていただこうと思います。

 

目次

実際にマキタの社員さんに来ていただき、

実地で職質しました。

※聴き倒すことのトマト工業用語

 

以下9つの違いがあります。

 

①基盤保護

②温度管理

③電圧管理

④端子保護

⑤セルの違い

⑥空冷方式

⑦電池管理

⑧メモリ

⑨電池偽装

 

 

 

 

実際に分解してみたのが以下になります。

①基盤保護

 

拡大するとこうです。

※右側は私が基盤交換したもので純正とは少しことなります。ご了承ください。

 

以下、列挙すると、

左の互換品はあきらかに基盤がシンプルなのがわかります。右の純正のほうはICやチップ抵抗が並んでいます。

また上には透明樹脂でコーティングしてあります。

 

なぜか、たとえば我々、カーボンを工場で加工するのですが、カーボンは電気を通します。

もし仮に、カーボンの粉がこのむき出しの基盤に体積してしまったら、ショート(短絡)してしまいます。

 

本来であれば、電流が制限してあるのに、大電流が意図せずながれてしまうのをショートといいます。

 

もし自然の細長い川に、濁流がながれたら川を壊してしまいますよね。

回路の場合、基盤が破壊されるということになります。

 

では、この大きな基盤が何を制御しているのかと申しますと、

 

 

②温度管理

温度センサー、温度センサーがついております。

これがもし温度が高くなったら、カットして充電をとめてしまいます。

 

この部分が温度センサーであり、ここがセルの温度を見ています。

 

一方で産業廃棄物は温度センサーなどという無駄なコストは削減してあります。

 

③電圧監視

電圧が高くなりすぎると、充電をカットします。

逆に今度は放電量が多すぎて電圧が下がってくると、ソフト側で

稼働を中止します。

カラカラになるまで使いすぎるのがバッテリーは良くないのですが、産業廃棄物の方は、

例えばLEDライトなどはカラカラになるまで点灯しつづけてしまいます。

 

産業廃棄物は電圧管理などという無駄なコストは削減してあります。

素晴らしいコスト意識ですね。

我が政府にも見習ってもらいたいもんです。実に。

 

④端子保護

マキタの方は、スポット溶接のところに絶縁シートが貼ってあるのですが、産業廃棄物の方は

見事にむき出しです。

 

産業廃棄物は絶縁保護などという無駄なコストは削減してあります。

安全性という言葉は中華製品の辞書にはないのです。

 

⑤セルの違い

マキタの方いわく、もっとも違うのは、セルの中身だ。とのことです。

中身はこのような18650電池のような乾電池の大きいやつが入ってます。

これの品質が全くことなり、マキタの方は大放電(大電流を流しても大丈夫なセル)を使用している。

とのことです。

 

私が新品で買った18650電池セル単品は、最初から電圧が違ってたことがありますが、

多分、どっかからぬきとってきたセルにパウチをかぶせただけだった可能性があります。

新品電池などという無駄なコストは削減してあります。

 

まだまだあります。

 

⑤空冷方式

実は、充電中ファーーーーーッツと音がしますよね。

 

これはこの空気口からエアーを入れて電池を冷やしているのです。

その空冷方式は、純正ではまんべんなく全エリアにいきわたるようになっています。

 

しかしながら産廃の方は、

 

この空気口のところに強烈に空気があたるだけで、

 

全体を冷やすなどという無駄なコストは

 

しっかり削減しているのです。

 

 

ハげてる部分だけにリアップ塗ればいいんです。

(何の話だ❢❢)

 

⑥充電管理

基盤上の4つの端子がそれぞれのセルに対し電圧をみながら、充電していきます。

10本のセルを4つの部分で電圧をみながら部分部分で充電をかけています。

 

産廃の方は、当然一つの電池として見てます。

 

これ、各セルでばらつきが出るというか、出やすいのですが、仮に上の状態であったとしても

全体でしか見ていないので、この左端のセルがすでにいっぱいなのに

さらに充電をしようとしてしまうことがかんがえられます。

池袋朝一の電車なんです。

 

入らないのに駅員が押してくるんです。

 

 

朝から疲弊しますよね。

(何の話だ❢❢)

 

 

⑦メモリ

さらにさらに、マキタのバッテリーは、基盤内にフラッシュメモリを搭載しており、(多分フラッシュメモリ)

現場でどのような使われ方をしたのかを正確に記憶しております。

 

マキタのサービスに連絡すると、このバッテリーが何度、何回充電したかをきちんとログをとってくれています。

 

中華、もちろんありません。そんなもの。

 

⑧容量偽装

 

さらに産廃が凄まじいのは、6ahと書いておきながら、2ahしかなかったりすることがざらにあるのです。

 

わたし、Galaxyの中古スマホつかってますが、買ったときからバッテリーがへたってるので、

これを中華バッテリーに交換するたび、不良品をつかまされています。

ほとんどのケースで、容量を大幅に偽装してます。

 

“商品に5,000mah書いてあるやん!!ありゃうそかね❢”

 

“嘘いってないアルよ❢❢❢”

 

“じゃあなんで、5,000mahてかいてあるん???”

 

 

“容量はたしかに1000しかないかもしれないアル。

 

だけど、

商品名が

5000MAH

という名前なんアルよ❢❢”

 

 

“クッソまぎらわしいわ❢❢バカッ❢❢”

 

 

というわけで、中華バッテリーがいかに危険であるかが確認できたかと思います。

 

Amazonバッテリー関係はすべてレビュー操作してますので、要チェックしてみてください。

 

家で

サプライズ花火をしたい方、

あるいは何らかの理由で

家を燃やしたい方はぜひお買い求めください。

 

 

ではまたねーーーー❢❢

 

 

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