石徹白大杉に会いに行く。秋の郡上北上ライド

さてみなさま

こんにちは

元気でしょうか?

今週はいよいよセキサイ秋の和良ライド

通行止めが各所にあるのでルート精査をしております。
もしかするとルート変更になる可能性もありますが、

クレームはJAROの方におねがいします。


さて今回はみなさまお待ちかね

”樹齢シリーズ”

でございます。
(誰がまってたんだバカッ❢❢❢)

以前からながいこと計画しており実行できなかった石徹白大杉ライドでございます。

ホントはセキサイライドとして組んでも良かったんですが、道が(特に石徹白ー大杉間)不明だったので今回ソロライドをいたしました。

夏に行ったときは石徹白ー大杉間が通行止めになっており通行できませんでした。

さて、石徹白までは関市から90kmあります。

◎なぜ石徹白にいくのか?


なぜ毎回毎回石徹白にいくのか?自分でもよくわかりませんが、多分【別世界】だからだと思うんですよね。

石徹白のホームページにもこうあります。

峠の先の桃源郷

町から車で 30 分。
つづら折れの峠道を越えると、ポッカリと開けた明るい里があらわれます。
紅葉に彩られる秋、深い雪に閉ざされた冬を過ぎると、美しい春が輝きます。
夏はクーラーいらず、さわやかな風が吹き抜ける別天地です。

悠久の歴史、深い文化

日本三霊山の一つ、白山の入り口として栄えた石徹白。
巨木に囲まれた白山中居神社や石徹白大杉(国の天然記念物に指定)など、
全国的にその名が知られます。
そして、この地には、自然の恵みに感謝する心が根づいています。

都会の暮らしのなかで忘れてしまったなにかをとりもどすため。
つまりはそういうことなんです。
(お前もドイナカに住んでるだろバカッ❢❢❢


◎朝が早い

サイクリストは朝が早い。
有名な松尾芭蕉の俳句ではありますが、
(575どこいったバカッ❢)
朝の5時きっかりに家をでていきます。

それにしても暗い・・・・真っ暗。

朝家をでてライトをつけるも前日の雨なのか路面はウエット

美濃まで10km
ここからいつものコースをたどって美並まで20km
郡上八幡まで40km
郡上大和まで50km
郡上白鳥まで60km
です。

実は前日お祝いで”スタミナ太郎”に行ってまいりましたので、
体にはグリコーゲンが満パン状態。

なんと郡上白鳥まで無補給で進みました。

郡上大和から徐々にパワーがおちだしたので、すくなくとも50kmくらいなら無補給で走れることがわかりました。

白鳥から先石徹白までは満足な補給ポイントがありません。

白鳥でおにぎり、お菓子などを購入して次に備えます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
補給の重要性
食べた食材がエネルギーに変わるまでは30分程度かかるといわれています。
したがって、エネルギーがでないと感じたときにはすでに遅いことがあります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

◎拠点白鳥◎

拠点としての白鳥ここの重要性は現代にも根付いています。
我々サイクリストの間にだけでしょうが。

この白鳥、福井からの玄関口という意味合いがあると思いますが、
かつて石徹白は福井の大野郡に所属していたこともあり、福井県なんですよ。

大日ヶ岳山系にある桧峠が石徹白との境になります。
また九頭竜川は九頭竜に注いでおり、地政上も福井県なんですよね。

というわけで相当の気合を入れる必要があります。
そのために旅の拠点白鳥でのしっかりとした補給が必要なんです。

◎秘境へ

石徹白人口はおよそ270名、集落には満足に補給ができるスポットがありません。

標高1000mの桧峠を超えて、旧福井県境に入り、標高700mの高原にある石徹白集落に入ります。
ここから白山中居神社を超え、再度標高1000mの石徹白大杉までヒルクライムをする。という驚愕のコースなのでございます。


白鳥でおにぎりを用意しましたが、秒速で食べてしまいました。

まずは白山長滝(はくさんながたき)まで進みます。

ここから長良川鉄道北端の北濃駅(ほくのう)に到達。

ここから高鷲、白川郷方面ではなく、石徹白方面に進路を取ります。

すると、眼前に壁が見えてきます。

これが有名な石徹白の壁でございます。

壁面にはつづら折れのような道が張り付いておりまるで漫画の世界

しかしこの峠こそが、我々のような現世に暮らす人々と石徹白を隔てる壁になるわけです。

白鳥は標高400ですが、桧峠は標高990m、およそ600mを登る計算になりますね。

ここまで70km
すでに脚が終わってるっぽい感じだったんですが、なんとかかんとか登っっていきます。
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眼前にみえていたつづらおれが見えてきます。

標高900m地点

実は頂上はここからさらにだいぶあります。

圧倒的な峠感が素晴らしい。



なんとか桧峠標高990mに到着するとここをピークに降りていきます。

標高700mまで下ると石徹白の集落が見えてきます。


秘境というと、どこか狭く狭隘な谷をイメージしがちですが、意外に天が広いことに驚かされます。

標高1000mを超える山々が目線の高さに並んでいる少し浮遊感のある場所ですね。


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完全に伸び上がった状態でこの集落に付きます。

集落の中央を通って白山中居神社に向かいます。

途中で御札が張ってありここから”神域”ということでピンっと空気が張り詰めます。

正面の森には樹齢1000年を超える浄安杉があります。

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天然記念物に指定されている白山中居神社の社叢です。

いぜんここの手前にある直売所があったことを記憶しており、そこでおにぎり2個、
草餅2個、煮玉子3個を購入

全部を食してから石徹白大杉ヒルクライムに向かいます。

以前来たときは車で来ました。

かなり登った記憶があるのですが、神社から7kmと記載があります。

ヒルクライム7kmというのは心がおれかけるきょりですが、ここで引き返すわけにはいかない。少しの緊張と期待感が。

しかし北上するに従いどんどんと暗くなってきます。
しまいには雨がぱらついてきます。

◎雨と樹齢

屋久島もそうなんですが、雨というものが石徹白の大杉に代表される
こうした高樹齢の大木群を支えている可能性がありますね。

北から来る風がこの白山山系で大雨を年中降らせ続ける。
これがこの地の恵みの源泉なのかもしれません・・・

麓から走ること20分程度でようやく、ようやく石徹白の大杉駐車場に付きました。
駐車場には車が何台か。

ここから銚子ヶ峰、別山、白山とのぼるのでしょうか・・・

ここからは登山、歩くこと350m先に石徹白の大杉が鎮座しています。

白山への登山口の入り口にあるわけですね・・・・

◎石徹白大杉へ

登山口には杖があります。
それを片手に片手にはカメラをもって土砂降りの中を進みます。

雨が超絶スゴイことになってきてました。
ちなみに麓の天気予報は降水確率10%でございます。

石段が20%くらいの傾斜なんですが、スベルスベル・・・・

spd-sl(靴の規格)と石段は

カイヤと川崎麻世くらいの相性ですから、

とんでもなく滑るんですよね。

標高差50mくらいですかね。

なんとかいただきにつくと、大杉が変わらない姿で鎮座していました。

なぜか大木の周りは紅葉してました・・・・すぎなのになぜ?

樹勢はすでに寿命を迎えているようです。
樹皮は真っ白になり、わずかな葉々がようやく生きている証をしめしています。

手を合わせてお礼をするとまた土砂降りの中を戻ります。

ここから自転車でガレ林道を慎重に降りていきます。


◎石徹白MAGOEMON

直売所で、どっかお店はないんですか?
聞いたんですが、どこにもないよう。

ただ”マゴエモン”という名前のカフェがあるよう。

この不思議な名前のカフェに行こうと思いましたが、
”でかけてます。”
の文字で断念・・・・

またここに来ることになるだろうなぁ・・・・
不思議な予感とともに石徹白を離れます。

桧峠では外国の方々が写真を取ってました。

◎郡上へ

そのまま白鳥、大和ときて郡上八幡へ

八幡ではアクションカメラでルートを撮影
をしました。

そのまま家に帰ってきましたよ。

合計走行時間9時間30分
距離185km
獲得標高2000m
セキサイ強度257SSK(平坦換算)











石徹白大杉に会いに行く。秋の郡上北上ライド”へ2件のコメント

  1. katsu より:

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    石徹白って四方八方を山々で囲まれてて、不思議な感じがしますよね⁈
    現代的な音もなくて、神域ってこんな感じなのかぁ?っと思いました。
    また、行きたくなりましたよ(^ ^)

  2. マボ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    かくいうワタシも、KATSUさんのブログを見ていきたくなったんですがね・・・・

    なんとなく他とは違った雰囲気というか、特別な場所という感覚を受けます。
    それがなんなのかはわかりませんがとてもスッキリした気分になりますよね❢

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