ド田舎ロケット2
2.開発の経緯
インターン事業として
商品開発
というとどんなイメージがありますでしょうか。
個人的にはとても華やかなイメージがあります。
カルビーや日清食品が毎年のようにきらびやかな商品をコンビニやスーパーで出しております。
華やかな商品開発。
しかしあれは圧倒的大手企業の勝ち組商品群であります。
圧倒的な資金と、営業の売り場確保力、専属のデザイナーとマーケティング広報チームによるバックアップ。
そのきらびやかな商品開発の影にひっそりと商品を開発し続けては、
特売のカゴに放り込まれている商品があります。
見ると無名のメーカーであったり、奇抜な商品であったり。
我々が存在するカテゴリはここです。
あらゆる資源が不足している中小企業は、
大企業のようにB29が爆弾を投下するかのような広告戦略など
うちようすもありません。
これが中小企業の開発の現場の様子なのです。
大企業的な観点で言えば
商品開発はひまわりのような、パンジーのようなそれでしょう。
しかし一方我々はいわば陽の当たらない方の、シダ植物的なそんな現場の様子なのです。
(言いすぎだろバカッ❢❢❢)
経営革新と称して各地の中小企業が商品を開発してきました。
しかし世に出るものというのはそのなかの何%でしょうか。
実際に事業化できているもの。というのはおよそ10%くらいのイメージで
実情と大差はないはずです。
ピッチャーの打率よりも低い。
商品開発にあたり我々、田舎の中小企業に足りないもの。
それはほぼすべてといっても良いです。
田舎の中小企業つまり
ローカルベンチャーとでもいいましょうか。
足りないものは、
資金、設備、そして人材。
貴重な三資源を、ピッチャーの打率よりも低い新規事業に費やすこと。
これは大きなリスクを伴うものです。
しかしながら攻めていかなければならない時代に入っております。
私も前職の上司によく言われておりました。
”まぶちくん、現状維持は衰退やでな。
よく覚えといて❢❢❢ガハガハガハハっ”
津市大門のスナックで
上司が横の研ナオコ似のママさんといちゃつきながら楽しそうに話します。
上司が横の研ナオコ似のママさんといちゃつきながら楽しそうに話します。
全くせっかくの名言が台無しだな。
そう思います。
しかし
孫氏曰く、よく勝つものは努めて敵に喰む。
たしか、こんな言葉があったと思います。
戦争をするなら敵の土地で行いなさい。
と言う事です。
我々は現状維持で良しとしてはいないか。そう思います。
自分には60代になってもこの心の成長エンジンが激しく回転し続けられる確信はどこにもありません。
しかし中小企業なら
やらなければならないときがある。
そう思ったときがすなわち時機なのです。