東濃の名山笠置山攻略ライド・後編

さて、みなさまこんにちは。


○引っ越しと便利屋さん○

日曜は物置の移設に便利屋さんを頼んでたんですが、

まさかの

連絡不通・・・・・

により、別の便利屋さんを手配し、

無事物置の移設が完了しましたよ。


ありがとうございます。
(なんのブログだ❢❢❢)

というわけで今週日曜は便利屋さんの手配等で身動きが取れず。

週末日曜は

オギ列車が郡上に行くということで参加したかったのですが、
結局出走できず・・・
残念でしたねぇ・・・


さて、笠置山ライドの続き…

○東濃山岳ライド○

さて、八百津高原、久田見村から福地村へ向かい、

そこから恵那市、中野方村へ入っていきます。

飯地高原は通行止めでしたので、中野方へ。


福地からダウンヒルで。

s-640kasagiyama1.jpg 
この中野方の坂折棚田でございます。

正面には笠置山が見えてますね。

現時点の標高はおよそ500mくらいでしょうか。


十分高原地帯ですね。

s-640kasagiyama2.jpgs-640kasagiyama3.jpg

稲穂が金色に輝き、
風に揺らめいています。

金色の稲穂のかぶる笠置山

俳句もでますよね。

さて、この絶景ポイントにはCAFEがあります。

そのCAFEのオープンテラス席に座ってアイスコーヒーを注文しましたよ。

そこでアイスコーヒーを飲んでると、三人組さんがやってきました。


話かけると

”セキサイですか!?”

言われて

”しってるんですか!?”

いうと


”マボさんですね❢❢❢”

言われましたよ。

まぁ少し、そう少しばかり大げさに言えば

”いっつもブログ楽しみにしてます❢

もう日曜の

【世界の果てまでイッテQ!】くらい❢


もうロードバイク界の手越祐也じゃないですか。”

とのこと。
(どんだけ誇張してんだ❢❢❢バカッ❢❢❢)


さて、チームの中には
イチさんの知り合いの方も見えましたよね。

s-640tanadakcafe.jpg

旅というのはこうして常にいろんな人と会えるので楽しいです。


さっそくこれから向かう予定の蛭川峠の情報を収集いたします。

コースでは笠置山の北端を通る蛭川峠を抜け、東白川から家に戻ってくるというルートを想定しています。


その蛭川峠、曰くそこそこキツイとのこと。

中津川側がもっとキツイとのこと。

さて、そろそろ行こうかなと思い、

ふと

”笠置山ってどうなんですかね!?”

きくと


なんと

”今登ってきましたよ・・・”

ということで


”めちゃめちゃオススメです。坂好きにはたまらないですよ❢❢❢標高300から1,000まで、
標高差700m❢❢❢”

”ブログ!期待してますよ❢”

ということです。



しかしこの僕も、前回の根の上高原の疲労が1週間ぬけなかったわけじゃないですか。

ここでまた好奇心に駆られていったら前回と同じだと思うんですよね。

一体何を学んできたんだって話なんですよ。


言いましたよ。



”分かりました・・・がんばります・・・”
(えっバカなの?)

ということで、なぜかヒルクライムに・・・


麓が300mで頂上が1,000mということ。

標高差およそ700m
A級山岳
片知渓谷クラス❢❢❢
(無事に家に帰れるんだろうか…)


望郷の森というところを目指して進みます。

人っ子一人いない・・・・


さぞかし乗鞍のようにたくさんの登山客や、ヒルクライマーたちで賑わっているのかと思いましたよ・・・

人っ子一人いない・・・・


溢れ出る根の上臭・・・・




それにしてももうこの頃には前半の脳筋インターバル

の強度が高すぎて脚が残ってませんでした。

入はゆるゆると。

それほど勾配はありません・・・・

しかし中盤をすぎると
10%程度の坂が・・・・


とにかくヒィヒィいいながら、
最初こそ200w超がでるものの、
すぐにパワーが下がり中盤以降は150w程度。
脚が残ってないですね。

○ヒルクライムとは?○

何を好き好んで林道を走るんだと思われそうですが、

Qちゃんがあのマラソンを喜んで走るように。

我々もなんだかんだで林道大好きなんですよねぇ・・・

森の中を唯一人で走るのは端から見たらおかしい人ですが、

考える時間があってたのしいですねぇ・・・。

景色がどんどん変わっていきます。

さらに

標高がどんどん上がっていくので、涼しい涼しい❢❢❢

標高1000mは伊達ではありません。


東濃の秋へと続く笠置山

俳句も出ますよね。俳句も。
(文化人気取りかっ❢❢❢)

さて、頂上付近のキャンプ場につくと

天が開けてきます。

s-640yaotu004.jpg 
およそ40分くらいでしょうか。

ひたすら登り続けました。


先程のCAFEできいた物見岩に向かいます。

現時点での標高なんと1093m

s-640yaotu003.jpg s-640yaotu03.jpg 

頂上の奇岩群が中津川方面にむかって突き出しています。


南方には大きな大きな入道雲が空にむかって伸びあがっています。


s-640yaotu001.jpg

s-640kasagiyama3.jpg
こちらは麓からの写真。

坂折棚田から見る笠木山。
この正面の大山の頂上にいるわけです。

右からゆるい傾斜で左に上ってますが、
物見岩駐車場がこの右の頂上のようです。

s-640yaotu08.jpg 

乗鞍岳方面、

左手奥には御嶽山がみえるはずです。


乗鞍岳では、セキサイのオカリンさんが乗鞍登ってるのが見えましたよ。
(嘘つけ❢❢❢)
yaotu002.jpg 
朝方早くこれば雲も少なくて御嶽や乗鞍が見えるかもしれませんね。

恵那峡ランドや中津川の町、恵那の町が一望できます。

さて、脚に若干の震えがあります。



どのくらいかと申しますと

”カナやんが彼氏と会えないときぐらいの震え”
といえばわかりやすいですかね。
(わかりづらいわ❢❢❢)

更にまずいことに

右の大腿四頭筋に震えが出てきてます。

はっきり言ってレースとオギ練以来はじめての。

そろそろ帰ろうかと思いましたよ。

したらですね、間の悪いことに看板があるわけなんです。

看板が。

コヤツに毎回エライ目に合わされてるわけじゃないですか。
s-640yaotu03.jpg 
この写真を見てください。

笠置山山頂まで400m
とあります。

s-640kasagiyama3.jpg
現在笠置山の右の頂上にいるわけですが、
ここから歩いて左のピークが真の頂上になるわけです。


当然道はありません。
しかし


やばい・・・

これはやばい・・・・

行きたくなってきた
(まず病院行って来い❢❢❢)

しかしですね、前回根の上高原では、さんざん山登りさせられ、帰りにはショートカットしようとして中山道を歩かされてきたわけじゃないですか、

現代に蘇った、やじきた道中じゃあないですか。

で、前回帰ってきたらクリートがダメになったわけなんですよね。

どう考えても割に合わない。

そういうときはまず


マイ修造にきくわけなんですよね。

マイ修造に。




matuoka.gif (だから遭難するわ❢❢❢)

というわけでね、意を決して行きましたよ。



s-640yaotu01.jpg

こんな道(笑)

もうね、クリートの事は考えない。

他にも

料理とか

洗濯とか

掃除とか

家事とか


余分なもんを全部や、


全部取り払った所に勝利はあるんや❢❢❢
midousuji1.jpg 

僕は勝利する男。まぶちあつしくんや❢❢❢


donnpan.jpg 

思った以上にゴツゴツしてて秒速で後悔・・・・

根の上ほどのヌルエッティーはないですが、すべりまくりますねぇ・・・

s-640yaotu1.jpg

ただひたすらこんな道。


途中ハイキングの方とお会いして、

”がんばってー”

声をかけてもらいました。

元気百倍ですよね。


朦朧とする意識のなか、突如としてそれは現れました。

s-640yaotu2.jpg

笠置山の頂点に位置する奥社。

神々しいまでの光を浴びています。

s-640yaotu3.jpg s-640yaotu4.jpg 

ながめつつ笠木の山と名づけしは これも笠置くしるしなりけり。


という歌を読まれたんですねぇ・・・

東濃の北には笠置山、

南には恵那山と

霊峰に囲まれた東濃って素敵ですね。

関市もね、

モネの池とか有名ですがね、


あれは、板取川の名物なんですよ。
板取派の。


我々津保川派も対抗してね、

モネの池に。

出してきてんですよ。


出して。


チョネの池。


誰も来ないですがね。ワハハ。
s-640yaotu6.jpg 

ここが頂上かとおもったらさらにこんな看板が…
マジカ・・・・・・・

向かいの看板には山頂まで150m、展望台まで400mとか書いてあるし・・・

普通の道ならまだマシなんですが、今回山道じゃないですか。

ここからは身の危険を感じるわけなんですよね。

北面は傾斜がきつく転落したらただでは済みそうにありません。

下手すると命を落す事になります。


こういうときは

心の中の

まい修造に聞くわけです。
matuoka.gif

結論は出ましたね。




東濃の 山端に朽ちゆく 我が身かな

とりあえず辞世の句を読んで
(ホントバカなの?)

突撃ーーー❢❢❢

あっさりつきましたよ。今度は

s-640yaotu7.jpg 

岩盤に這いつくばって登りましたよ…


ここは残念ながら眺望は開けず・・・・

しかしまごうことなき
標高1128mのいただきです。

すでに普段使わない筋肉を酷使してきて脚がやばいことになってます。


クリートについたヘドロを東屋のタンク水で洗い落とし



さて、ここからは転げ落ちるようにして自転車の場所まで帰ってきました。

案の定左のクリートがはまらない・・・・

ダメになったかな(笑)


しかし

自転車にまたがるとホッとしますね。


天空の心地よい風をあびながら

ダウンヒルをしていると、頂上付近で会った二人のハイカーさんに。

曰く頂上岩のすぐ下に、洞窟があり、

ヒカリゴケなる神秘的な世界が広がっているようです。

ヒカリゴケ!?

なにそのレアポケモンみたいなの❢

携帯の画像を見せてもらいましたが、


まるでエメラルドのように輝いていましたよ…

一生の不覚・・・・・


あんなに頑張ったのに・・・・
annnanirensyuusitanoni.jpg 


しかし引き返す気力と大腿四頭筋はもうありません。

次回はセキサイメンバーときたいなぁ・・・・

さすがに蛭川峠を超えて東白川へ抜ける勇気も脚もありませんでした。


○帰路へ○

ここからは気を取り直して中野方⇒潮南へ。

潮見村と南戸村が合わさって潮南なんですねぇ・・・

遠く名古屋や名古屋湾がみえることから潮見村。


さて、その潮南ではいつもの五平餅を食べて一気に帰ってきましたよ・・・

s-640yaotu15.jpg 

距離:120km

獲得標高:2300m

距離の割には脚もガクガクでしたよね


岐阜県の東濃も神秘的なスポットがたくさんありますねぇ・・・

東濃ばんざーい

tikyuu.jpg 


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東濃の名山笠置山攻略ライド・後編”へ4件のコメント

  1. katsu より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    笠置山行ったんですね(^ ^)
    ヒルクライムは楽しそうですが、登山は泣きそうです(泣)

    根ノ上に続いてなんで、これからはバックパックに登山シューズ入れてライドして下さいね( ̄▽ ̄)

  2. ヒサシ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    笠置山行ったのですね。おまけに頂上まで歩くとは。自転車乗りはみんな岩場で引き返すのですがバケモノですね・・
    このブログは上りの苦手な自分には励みになってます。写真の絶景見る為に遅くても頑張れますから。
    毎回ブログ楽しみにしてますよ〜

  3. マボ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ヒルクライム登って”展望台”とあるとどうしても行きたくなってしまうんですよねぇ・・・

    笠置山は700mなんで相当きつかったですが、楽しかったです。

    登山シューズ(笑)入りますよね・・・

  4. マボ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ヒサシさん先日はありがとうございました!
    お会いしなければ秘境に出会えなかったですね。
    きつかったですがとても楽しかったです!
    登山は余計でしたが・・・(笑)

    ぜひぜひまたお会いしましょうね❢❢❢

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