片知渓谷に跳ね返されてきたよ2016初夏

 

皆様こんにちは。登りが苦手な方のクライマーことまぶちでございます。

前回の続き。

さて、当日朝の天気予報は驚愕の曇り。

⇒前回の復習。

そして片知渓谷へ

日曜は家の硬い守りを速攻で抜け出し、一人片知渓谷へ。

鉄壁のカテナチオをぬけ出す動き。

往年のロベルト・バッジョをほうふつとさせましたね。我ながら。

当日は午前中特に天気が悪い模様で、

午前中しか時間が取れそうにありません。

しかしまぁ僕も

関の石原良純

通称
いしはらわるずみ
石原悪純

とまでよばれてる男なわけじゃないですか。

前日飲み会でも天気図を読む。

という話が出てましたのでね。

朝早くから
雲の動き、
等高線、
雲の大きさ、
風の流れ、

すべてを頭に叩き込みましたよ。

我ながら
完璧。

石原レーダーによれば、本日片知渓谷で雨がふる確率0.005%

という計算式が成り立ちますよね。

完璧なプランにより、

GOが出ましたよね。
美濃の片知渓谷入り口までは約15km

スーパーコンピュータ並の緻密かつ、完璧な計算により天気を予想し、片知渓谷に挑戦します。

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美濃北中御用達のYAMASAKUさんでおにぎりやらアイスを購入。

エネルギー補充を。

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ここのおにぎり好きなんですよねー

遠い昔、子の子(ねのこ)という店で食べたおにぎりに似ているようなきがするんですよねー。

ここに来ると必ず購入するおにぎり。

そういうことってないですかね???

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ボトル2本差し。

合計1.15リットル。

朝練はこんどから5本差し、計4リットルで行こうと思ってますが、

今回はヒルクライムのため少なめにしときました。
(汗かきすぎだろ!病院行って来い!!)

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序盤はこのような弱傾斜。

もう平坦ですね。四捨五入で。

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あれ、おかしいな。

山頂、雲かかってんスけど・・・

ていうか、あれのぼるん・・・・
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片知の集落です。


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若干雲行きが怪しくなってきましたが、自分天気予報では降水確率0.005%、

まぁ確実にふりませんな。 

そのくらい自信がある。
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この神社から頂上の郡上の看板までのタイムを図るよう。

しかし、この直後からえげつない斜度が続きます。

というかちょっとぱらついて来たな。

これは雨?

いや、これは雨じゃない……雨じゃない…

☂☂☂☂☂ ザーザーザーッツ❢❢

☂☂☂☂☂ ザーザーザーッツ❢❢

☂☂☂☂☂ ザーザーザーッツ❢❢

☂☂☂☂☂ ザーザーザーッツ❢❢

☂☂☂☂☂ ザーザーザーッツ❢❢

☂☂☂☂☂ ザーザーザーッツ❢❢

☂☂☂☂☂ ザーザーザーッツ❢❢



いや、やばいでコレ。

というわけで

しっかりとふられましたよね。

もう滝行帰りかってくらいべっちょべちょ。

もう神社超えたら直後ですよ。直後。

ちょっとした事件みたいになってますがね。

”くそっつ良純めっ❢❢❢”


まぁ気にせず登り始めますが、

神社からつづら折りまでの区間の傾斜が非常にやばい。

ここで完全に心拍がドッグドックいいだしてしまったので、

ここでとうとう脚をついてしまいました。

まだ1kmも来てないのに・・・

なんという精神力の弱さ。

一人トレーニングだとすぐこれなんですよね。

指標の心拍計を持ってきてなかったので、どうやら上げすぎたもよう。

ドッグドックいうのは僕の場合、心拍値で175拍以上93%を超えた時です。

タバタMAX値。

いままでのどんな坂よりもきつい。

斜度はわかりませんが、相当な勾配

やがてつづら折りになると、

”えっここ平坦?”

と錯覚するほどの斜度。

それほど序盤の激坂区間がキツイんですよ。

普通の九十九折が天国に見えます…

この時点で3回は脚をついていますね。

大体自転車乗りの割に体重が67kmもあるので、体重もおもすぎるんでしょうね。

その割にパワーもないので。 

といっても67kgで体脂肪率14%台なんでどこにそんなに筋肉ついてんだって話ですよ。

脳筋なんでしょうかね。

まったく紛らわしい。

・・・・・・・

ジャロに電話しとこ。

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路面はベタベタ。

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頂上もどこかわからず、途中で引き返そうとも…

標高863mの地点から更に上にのぼっています。

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瓢ヶ岳とありますが、両側に1,000m超級の山々がひかえています。

すでにおっさんの鼓動は高鳴ってますよね。

カナやんが好きな人とデートしてるくらいの脈動。

動悸が止まらない。

そういえばカナやんの歌にもありますね。

歌います…

かっこ良くて、爽やかで…笑顔が素敵で・・・♪

全部当てはまらんやん…

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しっかしすっごいとこに林道作ったんですねー!!

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雲海といいますが、とうとう雲の上にやってきたようです。

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白鳥方面の白山

飛騨の乗鞍岳

根尾の能郷白山

飛騨の北アルプス

西濃の伊吹山

ここから見えるんでしょうか?

視界は濃霧で遮られており何もわかりません。

というか、寒い。

とにかく寒い。

6月というのに相当寒いです。

11時くらいなんすけど・・・
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いったい標高どのくらいなんでしょうか?

多分1,000mに近いくらいだと思います。

3差路を過ぎてさらにどんどん上に。

ここまで40分。

いったいどこまで行くんだ❢?

当然上に行けば行くほど…

寒くなりますよね・・・

乾いてればいいんですよ。乾いてれば。

こちとらビッショビショじゃないですか。

半袖短パンでビッショビショ。

猛烈な風と高度による体感温度で体が冷えてきてます。
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天空の山々を望みます。

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ついたーっつ。

なんの感動もないゴール。

感想は?

と聞かれれば

音速で

”寒かったです!!”

と答えざるを得ない。

そんな状況。

土砂降りのナカ、半袖短パンでここを登るのだけはやめましょうね。

ここが頂上でしょうか。

中美濃林道とあります。

車はたまに軽トラが行き交うのみ。

自転車に至っては1代もありません。

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景色が良いなーっつ❢❢

やっほーっ❢❢

やっほーっ❢❢

風呂狭いぞーっ❢❢

ストレス発散できますよ。

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木の下は断崖絶壁です。

写真では1/3も伝わらないので、ぜひ登って確かめていただきたい。

この寒さを・・・

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この景色。

雲より高い位置にいます。

下から湿気った風が吹いてくるので恐ろしく寒い。

身の危険を感じ、そうそうに下ることに。

路面がウエットで怖い。

たまに登ってくる軽トラの

”こいつ頭大丈夫!?”

の視線が痛い。

とにかく痛い。

下手くそな歯医者くらい。

有名な童謡を歌います。


行きはヒィヒィ♪帰りも寒い…♪

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”まぶち帰りましたっ❢❢”

あの山の頂上あたりでしょうか。

しかし晴れた日にもう一度チャレンジしたい。

そう想いました。

さて、帰り美濃市街あたりにはいるとピーカン天気になってまいりましたよ。

何なんでしょうかね。

しかし楽しかったーっつ!!


坂の途中で脚がパンパンになるわ、

呼吸がやばくなるわ、

動悸が止まらなくなるわ、

寒さで命の危険をかんじるわでしたが、

そのドキドキこそ最高のアドベンチャー。

往復55Kmと結構距離も稼げました。

ジェットコースターみたいなもんですな。

さて、帰ってからいろいろ調べると、

美濃瓢(ふくべ)ヒルクライム大会というのが一昨年までありました。

ここのリザルトがヒルクライマーの参考値に成るのではないでしょうか?

トップが27分台


スタート地点が板橋集会場という籠神社のほんの少し下の位置。

ゴールは途中開けた3差路につきます。どうやらここがイベントのゴールのよう。

私はと言いますと
足着きまくって三叉路まで40分。(記憶です。)

郡上看板まで49分30秒程度。

まったくお話になりませんな。

籠神社というところから計りましたが、実際のレースはそのちょっと手前の

板橋集会所付近ということで、そこからはかると自分の実力がわかると思います。

板橋集会場⇒三叉路ゴール。

25分以上神クラス

27分以上エリート戦士

30分以上上級戦士

35分以上中級戦士

40分以上普通戦士

45分以上ゴリラ。

といった感じでしょうか。

※勝手にランキング。

足着きまくったんで

多分普通に登ったら45分位かかりそう。郡上看板まで55分といったところでしょうか。

まぁ僕の場合45分くらいなのでジャスト・ゴリラでしたね。

というか足着きまくったんで全く参考になりませんが。

 

さて、帰ってから

速攻で締めのタバタインターバルを。

先週結局1タバタしかやってないのですが、今週は幸先良いスタート。

脚が若干ふらつきましたが、

そのあとシャワーを浴びて

子供の面倒をみます。

1週間まともに会話もできてないので・・・

子供乗せクロスバイクで出陣!
(バカナノ?)

関市の満月堂にソフトクリームを食べに。

関市街ぐるっと1周約10km

帰ってきてから、1時間ほど休憩を入れ、

湯の花温泉に行ってきましたよ!

ハムを伸ばしたり、大殿筋マッサージしたりとなかなか大変なんですよ。

なんと前日会ったM口さんと会い、いろいろ教えてもらいました。

びっくりしましたねー!!

自転車のこといろいろ教えてもらいました。

湯の花温泉では漫画コーナーやインターネットコーナーがありましたが、

兄弟げんかをひたすら止める役目で一日が終わりましたよ。

なんと濃い一日だったでしょうか。


片知渓谷に跳ね返されてきたよ2016初夏”へ6件のコメント

  1. M口 より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    どうやら大変な目に遭われたようですね~(+_+)
    来週はウインドブレーカー持っていこうかな。
    片知は長いんで、急いで登ると序盤の急坂でスタミナ削られて後半必ずバテますね。
    序盤は鼻歌交じりで景色を楽しみながら登るくらいが案外いいかもしれませんよ~(^^)/

    私は無類の風呂好きですので、あちこちの温泉に顔を出します。こないだ鈴鹿の帰りに皆で行った南濃温泉 水晶の湯なんか最高でしたよ~!(^^)

  2. マボ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    なるほどなるほど、1kmでバテてしまったんですね。

    確かに神社に上る前の緩い上りで相当脚と心拍を使ってしまっていた気がします。

    であの激坂だったので、心が折れてしまいました。これがあと7km続くの・・・・ということで。

    序盤は景色を楽しみながら登ることにしたいとおもいます。

    みんなと登るとまたやってしまいそうな気がします・・・

    しかし、ジャグジーに入っているM口三見た時はびっくりしましたねー!!

    ライドの後の温泉最高ですよね❢❢

  3. ユウ より:

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    仇は取ってくる
    ビアンキで

  4. マボ より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ビアンキですか???

    片知渓谷半端ないっす…❢❢

    神社からのすぐがやばいっす。

  5. ユウ より:

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    MTBコンポなんで
    軽いんですわ
    インナーローなら脚使わないはず

  6. マボ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    凄いですね!!ギア比はどのくらいなんでしょうかね。

    フロント3枚でしょうか?

    最初の激坂が相当ヤバイです。

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